隣人の騒音被害！警察を呼ぶ前に知っておきたいこと

隣人の騒音で警察を呼ぶ前に・・・騒音ってどの程度なの？

◇騒音はどの程度が騒音？
警察を呼ぶ時、最初に気になるのは「今聞こえているこの音は騒音なのか？」ということです。単に神経質になっているだけかもしれないとそう思ってしまう方も多いでしょう。きちんと騒音の定義を知りましょう。そうすれば自信を持って通報できます。

◇騒音の定義
騒音と認めれれう音量は昼間は55デシベル以上、夜間は45デシベル以上をいうレベルの音です。これを日常生活と照らし合わせてみると「普通の人の話し声」「お風呂の排水オン」は55デシベル程度「エアコンの風の音」「木の葉が風邪になびく音」が45デシベル程度になります。

壁があるのに隣の部屋から「普通の人の話し声」位の音量の音が聞こえたらその部屋の人はとても大きな声で話していることになります。

夜にあなたが隣の部屋の人の声やスピーカーの音が気になると思えばその時点で騒音になる可能性があります。

環境省の定義によるとこの基準は「健康上に被害が出ないレベル」となっています。反対を言えば「うるさい」と思いながら生活をしていれば健康に被害が起きるという意味でもあります。

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◇騒音で警察に通報する場合
交番に行くか、110番に通報するかですが、110番に通報することをお勧めします。理由は直接交番に行き、事件でない場合、消極的な対応をされることが多いからです。110番だと義務があるので必ず出動してもらえます。

・「事故ですか？事件ですか？」
「騒音です」と答え状況の説明をします。どこから騒音か確信がある場合は、部屋の番号、確信がない場合はある程度絞り込んだ情報を伝えます。住所も聞かれます。加え騒音の種類（楽器）や今までの騒音被害について簡単に説明しましょう。

・「お名前は？」
名前を聞かれますが答えたくない場合は「匿名でお願いします」と答えましょう。しかし1度で騒音が収まらない場合、通報が数回になる場合もあるので名前を伝えていくと「先ほどの○○さんですね」と説明が省けることもあります。

・「警察と会いますか？」
こちらはどちらでもかまいません。会わなくても警察はちゃんと来てくれます。

・「では担当の警察に連絡して向かわせます」
数分後に警察が来て状況を見て対応してくれます。

隣人からの騒音被害で警察に通報してもいいの？

・隣人からの騒音被害に遭ったら警察に通報する？
騒音の場合、事件や事故のように重大性はないからと躊躇してしまうかもしれませんが、度を越えた騒音は不法行為となるので緊急性のある耐えられない騒音が発生している場合は遠慮なく通報しましょう。

騒音の通報を受けた場合警察は現場に向かい、発生させている人に注意してくれます。刑事事件に発展していない場合、警察に音を停めさせる強制力はないですが、警察が来たという事実により多くの人は音を出さないようになります。

・110番するか交番に相談するか？
警察に通報する場合は110番通報するころをお勧めします。近所の交番に相談した方が対応してくれると思いがちですが、交番に相談しても必ず現場に来てくれるわけではありません。

110番通報の場合は直接出動司令が出ますので、警察は必ず現場に向かう必要があります。騒音を確実にやめさせたい場合は110番に限ります。もし通報後警察官が到着する前に騒音が止まってしまっても心配する必要はありません。聞き込みをしますので、又騒音問題が起きた時に役に立ちます。

隣人がうるさい時に効果的なこと

◇ドアに殴り書きした紙を貼る
早朝、3時や4時に平気でベランダにある洗濯機をまわす隣の人。ガタガタうるさくてその度に目が覚めて寝れません。直接訪ね、控えることをお願いしたことがありましたが「仕事の都合であの時間でないと洗濯ができない！」と逆ギレされました。

その後洗濯機はまわり続けました。彼女を挟む形で、反対側に新しく引っ越してきた人が、彼女が朝方に洗濯機をまわすたびに彼女の部屋のドアに「洗濯機を回すな！うるさい！」と殴り書きした紙が貼られるようにになりました。このことがあって以来朝方洗濯機が回ることがなくなりました。

◇友達や近所の人のふりをして文句を言ってもらう
「子供の声、走り回る足音、子供を怒る声など日常的にうるさい隣の人。１年半くらい我慢してましたが気が付かない間にどんどんストレスがたまり、身体に異常が出るまでになりました。私は注意すると角が立つので、悩んだ末に友達に頼み「近隣に住んでいる者なんですが、いつも声が響いてきて・・。」と訪問してもらいました。その後は配慮があり静かな時間を過ごせるようになりました。

警察を呼ぶメリット、デメリットとは

◇警察を呼ぶメリット・デメリット
メリット
・すぐに騒音が収まる
・今後も騒音を出さないように注意してくれる
・逆恨みされるリスクが低い

デメリット
・警察が説得に失敗した場合反発で騒音が酷くなる場合もある

小さなマンションでは誰が通報したのかすぐにわかってしまう可能性もあります。そのようなことを考えて上で警察を呼ぶべきか判断しましょう。