夜になっても気温が下がらない熱帯夜の対処法
2018.6.16
夜になっても気温が下がらない熱帯夜。
東京の夏は外国人から見てもずいぶん過酷なようです。
そんな寝苦しい熱帯夜を乗り切るための対象法や夜になっても部屋の温度が下がらない理由、夏の暑さで体調を崩さないための対応策などをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
エアコンを使わない方法も紹介していますが、暑いときは我慢せずにエアコンを賢く利用しましょうね。
この記事の目次
夜になっても気温が下がらない!東京の暑さは異常?
最近では夜になっても気温が低くならない熱帯夜が続く場合も・・・。コレには日本よりも気温が高い国からきた外国人の方もビックリなのだそう。
調査の結果を見てみると、なんと半数以上の外国人の方は自国よりも東京の夏の方が暑いと感じています。
ではナゼ暑く感じるのでしょうか?それには湿度が関係していました。カラッとした暑さよりも湿度がありジメジメした暑さの方が、体感的に暑く感じるようです。
またコンクリートに囲まれて照り返しが強いのも、暑さを感じる理由の一つに上げられています。
確かに土の上よりも、コンクリートの地面の方が下からも熱が放たれて、暑さを感じます。
そして何よりもこの100年で東京の平均気温は3度も上昇しているんです。暑いと感じるのではなく、実際に暑くなっているのです。
このような日本の夏の暑さに、外国人の方もエアコンを使わずにはいられないよう。自国ではエアコンを使っていなかったのに、日本に来て初めてエアコンを使用したという方も少なくないようです。
夜になっても気温が下がらない!寝苦しい夜の対処法
ぐっすりと眠って疲れを取りたいのに、暑くて眠れない!そんな夜が続きます。
実は年間を通して夏が一番、睡眠時間が少なくなっているそうです。
そんな寝苦しい夜はどうやって乗り切ればよいのか?やはりエアコンをつけていると言う方が多数です。
しかし寝ている間にエアコンをつけっぱなしにするのは良くないのでは?という意見も。
確かに朝までつけっぱなしだと体が冷えすぎてしまいますよね。そこでオススメなのが最初の4時間だけエアコンをつけて眠る方法です。
コレなら寝苦しくて眠れないという問題が解決できますし、またもっとも深い眠りに入れる時間と重なります。
しっかりと深い眠りにつくことが出来ると、体や脳の疲れも取れスッキリと目覚めることが出来ますよ。
最近寝苦しくて体の疲れが取れないという方は、ぜひお試しを!そのときに注意をしてほしいのは温度を下げすぎないこと。
体調やその日の気温にもよりますが、26度くらいを目安にしてみてください。もちろんそれでも少し低く感じるようなら、もう少し温度を上げて自分の眠りやすい温度を探してみてくださいね。
夜になって気温が下がっても部屋の温度が下がらない理由
近年「夜間熱中症」という言葉を耳にするようになりました。熱中症は太陽が出ている間に起こるものだと思っていましたが、夜にも注意が必要なようです。
この夜間熱中症が起こりやすいのは、木造の住宅よりもコンクリートで作られたマンションの方だと言います。
その理由は昼間に強い日差しを受けたコンクリートは、その熱を吸収します。日が落ちてもその熱はこもってしまい、徐々に外側から内側、室内へと移動をしてしまうからなんです。
夜になって室内の温度が外の温度よりも高いという場合には、窓を開けて換気を促したり、またエアコンを使わないなどの無理をしないほうがいいでしょう。
また寝るときにはエアコンを切ってしまう方もいらっしゃいますが、寝苦しかったり、大量の汗をかいて起きてしまったときなどは、脱水症状が起こらないように水分補給をしたり、何時間かだけでもエアコンをいれて室内の温度を調節したほう良いでしょう。
起きたときのこまめに水分補給が出来るように、枕元に水のペットボトルなどを用意しておいて見ては!?
夜の暑さから身を守る!エアコンなしでもできる方法
我が家は地域柄、夏にも東京ほど温度が上がらないためにエアコンがついていません。普段は扇風機や窓を開けることで乗り切れるのですが、ごくたまに乗り切れないほどの熱帯夜が襲ってくることがあります。
こんなときは扇風機を回しても、窓を開けても全然効果がありません。横に寝ている子供を見ると汗をどっぷりとかいて眠っています。
子供だからか、暑いからといって起きもせず水分補給もせずにぐっすりです。親としては夜間熱中症にでもなるのではないかと心配!
そこでこんな暑い日に登場するのが凍り枕や保冷剤。
氷枕を厚めのタオルでくるみ頭を冷やします。また大きな血管が通っているわきの下や太ももの付け根などには保冷剤を挟みます。
保冷剤はケーキ屋さんなどでもらうものを使用し、こちらもタオルなどに包んで使っています。
温度が高い寝苦しい夜だけではなく、熱が高いときにも使えますよ。
夏の暑さで体調を崩さないための対応策
暑い夏が来ると食欲がなくなります。またのど越しのよい冷たいものばかりを好んで食べたり飲んだり。
しかし夏の間中、そんな生活をしていると胃腸の働きが弱くなってしまいます。また食事もビタミンをしっかりと含んだメニューを考えましょう。
豚肉はビタミンB1が豊富に含まれていますので、夏にもぜひ摂取したい食材の一つです。どうしても食欲がないというときなどは調理方法に工夫をして見ましょう。
冷しゃぶにして、野菜をたっぷり豚肉に巻いて食べたり、つけだれを工夫することで栄養バランスのとれた食事にすることが出来ますよ。
たかが夏バテ、されど夏バテ!甘く見ていると涼しくなっても体調が優れずに、やる気がでない不調な毎日を送る羽目になるかもしれません!食事や体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいね。
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