メンズとレディース服、シャツ、シューズの違いをご紹介

メンズとレディース服の違いと見分け方

メンズ服とレディース服を判別する場合、どういった点を見るべきなのでしょうか。

1.タグ・サイズ表記
まず、タグにはサイズ表記がされており、「Mens M」「Leadies M」などメンズかレディースかすぐにわかりやすく記載されている場合があるので判断する事ができます。

2.右前あわせか左前あわせか
もしタグ表記でもわからない場合は右前あわせか左前あわせかを確認して見ましょう。
ボタンタイプのものであれば、シャツでもポロシャツでもほとんど区別する事ができます。

右前あわせで左にボタンがついている服はレディース、左前あわせで右にボタンがついていればメンズという風に見分ける事ができるのです。

しかしこれは一例で例外もあるので要注意が必要です。

3.ブランド
それでもわからないという場合はブランドで確認してみましょう。
ブランドタグがあれば、メンズ服を展開をしているブランドか、レディース服を展開しているブランドか確認できるので確実です。

メンズとレディースのシャツの違いとは

上記でも述べたように、ボタンタイプの服は、右前あわせか左前あわせかメンズとレディースでつくりが違います。

では、なぜ男女で逆のつくりをしているのか、理由をお伝えしましょう。
13世紀、１４世紀のヨーロッパ宮廷では、上流階級の人間はボタンがついている洋服を着用しておりました。

その頃の習慣として、男性は自分で自分の洋服を着替え、女性は使用人に着せてもらっていました。
昔から右利きの人が多かったため、自分で着るときは、ボタンは右にあったほうが着替えやすいため、男性の服には右にボタンがついているものが多いです。

反対に女性についてですが、右利きの召使からすると、ボタンは左にあったほうが留めやすいため、女性の服には左にボタンがついているという話です。

右前あわせか左前あわせか見た目にさほど違いはないものの、いざ異性の服を着ようと思うと違和感がありますよね。

メンズとレディースシューズの違いとは

では次に、メンズとレディースのシューズの違いについてです。

男性と女性では骨格の形が違うため、シューズの大きさにも差が出てきます。
男女で25cmなど同じサイズの靴を選んでも、メンズの方がレディースシューズよりもワイズが大きく作ってあります。

ここでワイズとは何かです。
ワイズとはシューズの横幅と勘違いしている人が多いようですが、実際には周径の事をいいます。

足幅が広い場合でも甲の厚みが薄ければ足の周径は小さくなりますし、足幅が狭い場合でも甲の厚みが厚ければ足の周径は大きくなるのです。

ちゃんとした靴のメーカーであれば、同じサイズの靴でもメンズとレディースで木型を別々に作っている事でしょう。
男性の方がワイズが大きめに作っています。

そして男性の平均体重や筋力も考慮して、アウトソールの硬さも変えている場合もあります。
また、靴の先端とつま先の間の捨て寸も男女で違ったりします。

レディースの服がメンズ服よりも安い理由とは

レディース服はメンズ服に比べて安く購入する事ができますよね。
それはいったいどうしてなのでしょうか。

まず、アパレル業界の市場規模は、レディースがメンズよりも2倍以上も占めていることが大きいです。

メンズに比べてレディース服の需要は圧倒的であり、同じ服を大量に生産しても売れるので、コストが安い大量生産をする事ができるのです。
その分市場での価格も下げる事ができるので安く購入する事ができます。

そして、サイズの差も決定的な理由でしょう。

男女では骨格の作りも筋肉のつき方も違い、体格差がありますよね。
なので、レディースの規格サイズはメンズよりも小さめに作られています。

同じ生地を使った場合、一着分にかかるコストも低くすることができるので、その分価格を下げて商品を提供する事ができるのでしょう。

男性がレディース服を着るメリットと注意点とは

最近では男性がレディース服を選んで着る人が見られるようになりました。

では男性がレディース服を着るメリットとはどういったものがあるのでしょうか。

1.価格が安い
上記でも述べたように、レディース服のほうがメンズ服よりも圧倒的に価格が低いので、安価で手に入れる事がで着ます。

2.トレンド性やデザインが良い
レディースのトレンドはメンズよりも一歩先を進んでいるようです。
そのため、最新トレンドのおしゃれなデザインの服が手に入りやすいのです。

3.他の人と被りにくい
ついついメンズは似たような服が多くなりがちですので個性を出せるでしょう。

4.小柄な人はサイズ合う
メンズだとサイズが大きすぎるという小柄な人にはとてもありがたいです。

ただ、レディース服を着る際には注意点もあります。

レディースには特有のデザインがあり、男性が着てしまうと違和感が出てしまいます。
女性的な柄や配色、フリルや透けているようなデザインは避けた方がよいでしょう。