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数字が苦手で仕事にも支障が・・・苦手意識を克服する方法とは

2018.6.22

数字が苦手と感じていて、仕事にも支障をきたしている・・・という方もいるかもしれません。

徹底的に数字に関わらないという方法もありますが、数字の捉え方を変えれば少しずつ数字が好きになっていくかもしれません!

実際に、最初は数字が苦手だったけれど、経理の仕事に手応えを感じているという人だっています。

数字に対する苦手意識を克服することで、仕事も捗るかもしれませんよ・・・!

数字が苦手でも、簡単に仕事をするための方法とは

●出来るだけ数字には関わらないようにする

数字に関わりそうだと思う仕事は、徹底的に避けるようにしてください。見積書や請求書の処理などは、もちろん引き受けてはいけません。簡単な作業と思われるお金の確認や人数把握の作業からも、上手に逃げてください。誰かが「時間が無いし先にやっちゃおうか」と言い出すまでは、お腹が痛いフリをしてトイレに隠れておきましょう。

●さりげなく人に任せる

飲み会の席などでも、割り勘にする為に計算したりすることがありますよね。もし自分の目の前に伝票を置かれてしまったら・・・その時は、頼りになりそうな人に「○○円だって!」なんて言いながらサッと伝票を渡しましょう。

もしその人がなかなか計算してくれなさそうだったら、「あれ~?携帯・・・どこかな?誰か携帯出せる人いる?」なんて聞いたら、誰かが計算してくれるかも。

こんな風にして、仕事の場でも計算が必要な状況になった時には「電卓がどこかに行ってしまって・・・○○っていくらになるでしょう?」と大きな声で言えば、誰か計算してくれますよ。

数字が苦手な人はいない!?考え方を変えれば仕事も捗るかも

自分は数字が苦手と思っている方も多いことかと思います。

「私は文系で、数字アレルギーが・・・」
「数学のテストの点数はいつも悪かったから、数字も嫌い」

といった意見も。

でも、数字が嫌いな人なんていないんですよ!

えっ?と思うかもしれませんが・・・

例えば「3.14」という数字を見たときに、これを円周率だと思うと確かに嫌な気持ちになるかもしれません。

でも、この数字をホワイトデーだと思ってみたらいかがですか?少しワクワクした、甘い気分にはなりませんか?

少しでもそう思うのであれば、あなたは数字が嫌いでは無いと言えます。きっと、数字から想像する世界観が苦手なだけなのです。

例えば小さい頃に九九を覚えるのが大変な記憶だったり、数学の先生の退屈すぎる授業を思い出したり・・・。

例えば「好きな数字は何ですか?」と聞いた時に、「7です。7月生まれなので。」といったように返事が返ってきます。「数字が嫌いなので、好きな数字は答えられません。」という人はいないのです。

数字に苦手意識があったけれど、経理の仕事に手応えを感じている人も!

就職活動をしているときに、経理だけは絶対に嫌だと思っていました。そしてベンチャー企業の事務職として入社したのですが、経理の補助の仕事も任されるようになりました。

元々数字に対して苦手意識があったので経理は無理!と決め付けていたのですが・・・
やってみると、意外に楽しかったのです。

数字といっても、実際の計算などはソフトがやってくれるわけで、数字を入力するのはパズルをはめこむような感覚だと思うようになりました。だから作業自体は辛いと思うことも無かったですし、それよりも会社のお金の流れがよくわかるようになって面白いと感じたのです。

会社もちょうど業績を伸ばしている時だったので、それが目に見えているのも楽しかったです。そして簿記の資格も取得することが出来たのです!

しかし、現在はこの会社を退職して、他の仕事をしています。もちろん経理が嫌になったというわけではなく、20代のうちにやりたいことには挑戦しよう!と思ったからです。

その後は雑貨店でアルバイトをし、現在は大企業の経理に挑戦しようとしているところです。

数字が苦手な人と得意な人・・・具体的にはどういう意味?

数字が苦手、得意、強い、弱い・・・なんて言いますが、具体的にはどういうことを言うのでしょうか?計算が早い人?正確な数値を出せる人?

数字に強い人というのは、数字の意味を理解して、そして数字を使って考えられる人のことを言います。

例えばデータを見てそれが何を表しているのかを理解したり、何かを伝えたいときにそれを数字にして表すことが出来るような人のことです。言い換えれば、数字と言語を置き換えられる人のことを言います。

「Aの利益が前年に比べて、50%減少」というデータを見た際、あなたはどう思うでしょう?「経営が上手くいってないんだな」で終わるのか、その理由をきちんと調べて「先行投資を行っているため、来年には利益が伸びる可能性がある」と考えるのか・・・。

表面的な数字だけに左右されずに、そこから意味を考えて行動できるかどうか。これが数字に強いか弱いかの決め手になるのです。

数字が苦手を克服!数字の捉え方を変えよう

数字とは、言葉なのです。これだけでは意味がわからないかもしれませんので、ここで例題です。

例えば、あなたの1ヶ月のお給料を言葉で表すとどうなりますか?

「1ヶ月の給料は、基本給と残業代の合計です。」

簡単に言えばこんな感じになるかもしれませんね。

もちろん、1ヶ月のお給料の金額は数字になります。しかし、その数字も日ごろ私たちが使っている言葉で表すことが可能なのです。

数字をこんな風な捉え方をすることで、仕事をする上の計算も段々と言葉の組み合わせという感覚になってくるでしょう。

頭で暗算できるようになりたいと思う方も多いかもしれませんが、いくら暗算が上手くなったって仕事人としての成果はあまり出ないかと思います。

それよりも、言葉の組み合わせにおける計算方法を考えて、必要なところは電卓でササッと計算できれば十分なのです。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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