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社長が仕事をしない会社は成長する?赤字になる?良い社長の条件

2018.2.3

「社長って一体何の仕事をしているんだろう?」こう思っている従業員もいるかもしれませんね。

社長が仕事をしないと会社は赤字にならない?それともそれがいい会社なの?

優秀な経営者や良い社長の姿についてまとめました!

社長は仕事をしないで遊んでいる?そんなことはありません!

中小企業の経営者は「社長は仕事をしないで遊んでいるのでは?」と社員に思われてしまうといった悩みを抱えている人が多いです。

「現場に出て手が汚れる仕事をしていない」「社員たちのように体を動かしていない」と思われてしまうのが原因のようです。

そもそも社員たちは「社長業」というものを理解していないことが多いです。
また、実際に社長になってみないと社長業が何かはわからないものです。

社員と一緒に働くことがないため誤解をされてしまう・・・それが社長の孤独の始まりです。

一言に「仕事」と言っても、実際に汗を流す仕事と、頭の中に汗をかく仕事があります。
デスクワークを中心に仕事を行っていると、仕事をしていないように思われるのかもしれませんが、そんな風に思われない対策を取っていかないと社長と社員の間に溝が出来てしまうことがあります。

社長であっても、自ら現場に足を運んで、社員と上手くコミュニケーションを取ること、一緒に仕事をする機会を持つということが大切なことになります。

社長が仕事をしない会社が成長する理由

社員に仕事を任せている会社の社長は「仕事をしていない」と思われるかもしれませんが、社長自身が何もせずにいるということではありません。

任せたことで良い結果が出ず、失敗する事だってあります。

最終的な責任を取るのは経営者である社長ですので、社員に仕事を任せて自分はすべてを引き受けるというのは、ある意味腹がくくれている経営者ということになります。

社長というのは、会社の中で一番仕事が出来る人であることが多いです。だから色々と口出ししたくなるかもしれませんが、それではいつまでたっても会社や社員が成長しないこともあります。

社員が色んなアイデアを出してやる気になってくれれば、社長の仕事も少し楽になりますし、会社も成長していくでしょう。

社員に仕事を任せて自分は祈るような気持ちで社員たちの力を信じている。

そういったことの連続が、会社の成長に繋がっているという会社もあります。

社員たちが生き生きしながら自分たちの力を発揮して働けるようになるために、社長が一歩引いた立場で見守っているのです。

社長が仕事をしないのは楽をしたいから?赤字経営の不安

社長が楽をしたいからという理由で仕事をしないと、会社は赤字になってしまいます。

力のない社長は、会社の経営が傾いてきても人員削減が出来ないことがあります。

「あなたが辞めれば会社の経営が良くなるから会社を辞めて欲しい」ということが言えないのです。

その人でなければできないような仕事ではないのに、無駄に人を雇って人件費を使っていると、社員たちから反感を買うことになります。

そんな時、ほかの社員のボーナスカットなど、みんなの状況が悪化してしまうと「経営が傾いているのならあの人をクビにすればいいのに」と不満が溜まり、直接社長に不満を言えない社員たちは、ターゲットの社員に対して冷たい行動をとるようになります。

でも、問題はターゲットの社員ではなく採用している人なのです。

不満を抱えた社員たちは、ターゲットの社員の存在をお荷物に感じ、その人に対して不満をぶつけてしまうようになります。

社長自らが辛い思いをしない会社は、赤字経営になってしまうこともあるでしょう。

社長の行いは会社に影響を与える!

社長の行いは業績に表れて返ってきます。

■自分の行動は返ってくる

社長が楽をして儲けようとすると、社員も仕事をせずに給料をもらおうとします。社長が朝早く出社して仕事をしているのであれば、社員もその姿を見習うようになります。

■エネルギーは返ってくる

社員を大切に出来ていない社長は、社員たちに対して「お客様を大切にしろ!」と言います。社長が自分たちのことを大切に扱っていないのに、社員がお客様を大切にするわけはありません。その結果売り上げが落ち、更に社長は声を荒げますが、根本的な解決が出来ないうちは何も問題は解決しません。

■言ったことは返ってくる

社長が社員の悪口を言えば、社員も社長の悪口を言います。社長が言った言葉と同じことを、社員たちは言うのです。

失敗を引きずらない人は経営者に向いています。会社経営をしていると投資する機会がたくさんあり、ほとんどの場合は失敗をします。損害額が数百万単位であることも・・・。

でも、失敗を引きずっているともっと間違った判断をしてしまうようになるため、損をしても引きずらないという強い精神力が必要になります。

社長のあるべき形とは

「社長出勤」という言葉を聞いたこともあるのではないでしょうか?

企業のトップである社長が社員の誰よりも早く出社するのが良い社長であると言えます

これが出来ないのは「ダメ社長」の始まりです。

大企業でたくさんの支社があるという場合は別ですが、中小企業で本社しかない会社の社長と従業員が会ったことがないという場合は大問題です。

社長は会社を守るのが使命です。

実際に成功している会社の社長の多くは、社員の誰よりも早く出社して玄関掃除を行い、一日のスケジュールを確認しています。

午後から会社に来てみたり、朝来てもすぐ帰ってしまうような社長が典型的なダメ社長です(特別な場合を除いてですが)。

社長も社員と同じように仕事をして、業績も常に一番!

こういう人こそ「社長」と言えるのではないでしょうか?

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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