家族や友達が病気になった時は、こんな言葉をかけないように!
2018.2.28
家族や友達が病気に・・・あなたはどんな言葉をかけますか?
軽率な励ましの言葉はやめてくださいね!かけてはいけない言葉があるのです。その理由もお伝えします。
また、病気になった友達にお見舞いメールの参考例などもまとめてみました。
この記事の目次
家族が病気に・・・どんな言葉をかけるのがいいのでしょうか?
家族が病気になった時、どのような言葉をかけるといいのでしょうか?
言葉選びも慎重になってしまうと思います。
ではここで、注意してほしい事をお伝えします。
それは「軽率な励ましの言葉をかけない事」です。
あなたの家族が病気になって落ち込んでいると、つい励ましたくなると思います。でも、時に励ましの言葉は、病気になった家族を追い詰めてしまう事もあるのです。
「頑張って!」「早く回復するといいね」
このような言葉は前向きな言葉かもしれませんが、病気になった本人の立場になると、とてもツライ言葉なのです。
なので、「一緒に乗り越えよう」「1人で頑張らないで、家族をもっと頼ってね」と、このような表現にすると、受けとった側にイメージはとても変わってきますよ。
励ましの言葉をかける時は、自分だったらどう思うかを考えてからにしましょうね。
友達の家族が病気に・・・どんな言葉をかけるといいの?
・私の親友の母親が病気になりした。それを聞いた時、どんな言葉をかけたらいいのかとても悩みました・・・そしてあえて何も言いませんでした。
でも、親友には無理しすぎないでねとか、体調を気遣うように声をかけています。
そして、親友から母親の状況を教えてくれた時は、良くなってきたら一緒に喜んで、変化があまりないようなら、親友の体調を気遣っています。
なので、もしあなたも私と同じような立場になった時、無理に何か言わなくてもいいと思いますよ。友達が家族の話をしてきた時、聞いてあげましょう。それでいいのです。
・本当に心配して、状態を聞くのもいいと思います。気にかけてもらっているとわかれば、友達もありがたいでしょう。
家族が病気の事に触れない優しさもわかります。でも、それは無関心のようにも思います。
本当に心配して、何かできる事があればいつでもいってねと伝えると、友達も心強くてうれしいでしょう。
家族や友人が病気に・・・こんな言葉には気をつけて!
あなたの家族や友人が病気になって、お見舞いにいったとします。その時は、どんな言葉をかけますか?
先程もいいましたが「軽率な励ましの言葉をかけない事」が大事です。
励ましの言葉は、その立場に立ったことがある経験者が言うと説得力もありますが、そんな経験もないのに「あなたの気持ちはわかる」とか「大丈夫だよ」なんて言葉は、本当にお互いの事をちゃんと知った仲でなければ、簡単にかけてはいけません。
では、どんな言葉がいいのでしょうか?
それは「あなたがいないとみんな寂しがっているよ」とか「~さんもあなたに会いたいから、今度お見舞いに行きたいって言っていたよ」とこんな言葉がいいでしょう。
これは、あなたの事を忘れていませんよ、いつも意識していますという事を伝えれるからです。
病気になって入院していたら、孤独を感じやすくなるので、そんな時に忘れられていないと伝わると、とても喜ぶでしょう。そして早く復帰したいと思うようになります。
病気になった友達にお見舞いメールを送りたい!
友達が病気になって・・・そんな時、お見舞いメールを送りたいけど、どのような内容がいいのでしょうか?
参考の例文です。
件名
早く元気になってね。A子より
本文
体の具合はいかがですか?○○ちゃんのお母さんから順調と聞いたのでみんな喜んでいますよ。
今日、学校の授業のノートを毎日交代で○○ちゃんのお母さんに預ける事になりました。なにかわからない事があったら、交換日記のように帰りの便を使って聞いてください。
そして、バスケ部は、○○ちゃんの事だから退屈していると思ったので、漫画本を差し入れたいと考えています。何か読みたい本がありますか?
1日も早く元気な○○ちゃんに会える日を楽しみにしています。
焦らないで、無理もしないでお医者さんの言う事をちゃんと聞いて頑張ってください。
A子より。
いかがですか?参考にしてみて下さいね。
病気の人にはこんな言葉をかけないようにしてください!
病気になった人にこんな言葉をかけていませんか?
「なんで」「なんでそんな病気になったの」「なぜもっと体に気をつかわなかったの」
って。
こんな言葉は病気の人に、苦しみの追い打ちかけてしまいますよ。
それは非難されているように感じるからです。
人の心を動かす会話術の本には、なぜとかなんでといい言葉は、他の人に対して使うべきではないとかかれています。
この言葉を自分に対して使うなら、私は・・・です。なぜなら・・・と言うように説得力が増して強い言葉になります。これを他人に対して使うと、相手に言い訳を探させてしまって、問題点を覆い隠してしまうのです。
なのでこんな時は「どのようにして体調が悪くなったの?」「なにがあったの?」
と、このような言葉をかけてあげましょう。
声の調子にもよりますが、言葉を変えると声をかけられる側の受け取り方も違ってきますよ。
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