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和室に布団の敷きっぱなしはダメ?敷くポイントとカビ対策

2018.6.24

和室に布団を敷きっぱなしするのは良くないといいますが、それはどうしてなのでしょうか?

では、和室に敷いた布団がどうしてもあげられないときはどうしたらいいのでしょうか?

また、和室で布団を敷くときはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?カビを発生させないためには?

そこで、和室で布団を敷くときに気をつけたいポイントやカビを発生させないための対策などについてまとめてみました。

和室でも布団の敷きっぱなしはダメなの?布団があげられないときは?

畳は通気性が良さそうだし、敷きっぱなしでも良いような気がしますが、和室でも布団の敷きっぱなしはダメなのでしょうか?

また、収納の関係などで、布団があげられないときはどのようにすれば良いのでしょうか?

まず、割と知られた常識ですが、人間は一晩眠る間に、コップ約一杯の汗をかくと言われています。

ですので、敷きっぱなしにすると、畳にまで浸透した水分がいつまでも蒸発できずに、こもってしまい、その結果、カビの発生に繋がってしまいます。

なので、和室でも布団の敷きっぱなしはバツです。

しかし、キチンと押入れに仕舞いたくても、収納が少なくて入れることが出来ない場合があります。

そんな時は、せめて、布団を三つ折にしてたたんで部屋の隅に寄せ、畳を乾かしてあげましょう。

また、風邪や病気などで布団をたたむことが出来ない場合もあります。

その時は、布団の下にスノコを敷いてあげてください。

布団と畳の間に隙間が出来ますので、通気が良くなります。

なぜ和室で布団の敷きっぱなしは良くないのか?カビ対策には

「なぜ和室で布団の敷きっぱなしは良くないのか?」

確かに、布団を敷いたままにした方が、上げ下ろしの手間も省けますし、寝たいと思ったときに、すぐに眠ることが出来ます。

しかし、衛生面ではどうでしょう。

布団を敷いたままにしておくと、布団の湿気の逃げ場が表側にしかなく、カビの温床となってしまいます。

カビは、見た目に汚いだけではなく、匂いや、アレルギーの原因にもなりますので、いい事はひとつもありません。

そんな発生させたくないカビの対策には、大きく二つの方法があります。

・晴れた日に外に干す。

天気の良い日には、住宅街のベランダで布団を干しているお母さん達をよく見かけます。
これは布団にカビを発生させないためにとっても良い方法です。

できれば、裏側だけではなく、ある程度時間が経ったら、ひっくり返して表側も天日に当てられるとなお良いです。

・布団乾燥機を使う。

家や、マンションなどの構造だったり、周りの環境。またはお仕事をしているため、布団を外に干すことが出来ない家もあります。

そんな時は、布団乾燥機を使ってみてください。

1時間以上使用すれば、布団乾かすだけではなく、ダニ退治もできて一石二鳥です。

敷きっぱなしはNG!和室で布団を敷くときのポイント

敷きっぱなしはNGな和室での布団ですが、敷くときのポイントはあるのでしょうか。

もちろん敷きっぱなしにしないということもありますが、他にも「ホコリ対策」も忘れず行いましょう。

ベッドと違い、床の近くで寝る布団は、その分ホコリの影響も受けやすくなります。

床に落ちているホコリが、寝返りなどで舞い上がり、それを吸い込んでしまい、朝起きたらノドが痛いなんてことも考えられます。

ですので、出来れば布団をあげたときや、寝る前などに掃除機かホウキ、フローリングモップなどをかけ、さらに換気をしてみてください。

そうすると、布団周りのホコリがいなくなって快適になります。

また、布団干しをした際は、取り込む前に軽く手で払っておいたり、取り込んだ布団に掃除機をかければ、外のホコリを家の中に持ち込むことがなくなります。

和室の布団はしまうべき?布団の収納方法

「和室の布団はしまうべき?」布団の収納方法についてです。

布団は敷いたままにしておくと、裏側と畳との間に湿気がこもってしまうと言うのは、みなさんご理解いただけてると思いますが、ただ、起きてすぐにたたんで押入れにしまうのもNGなんです。

なぜなら、前述の通り、人間は一晩にコップ一杯ほどの汗をかきますが、そんな汗がしっかり染みこんだ布団を押入れにしまうと、押入れが湿気でいっぱいになってしまいます。
ですので、理想としては、起きてすぐ布団をひっくり返しておき、30分以上置いてからたたんで押入れにしまうと、湿気が少なくなります。

ただ、これはひっくり返している間は、とても行儀が悪く見えますので、どこかのお家にお邪魔した際には、ひとまず布団を三つ折にたたんでおき、頃合いを見て押入れに入れるのが良いでしょう。

フローリングはダメ!?布団の湿気対策

もうすっかり、住宅の定番にもなっているフローリングですが、一人暮らしの人なんかは、フローリングに直接布団を敷いているなんているケースも多々あるのではないでしょうか。

うすうす気付いている方もいらっしゃると思いますが、その方法はもちろんダメです。

そうは言っても、フローリングに布団を敷かざるを得ない人のために湿気対策をお教えいたします。

・すのこを敷く。

すのこを敷いてから布団を置けば、フローリングと布団の間に隙間が出来て、カビの発生を防ぐことができます。

さらに、専用の折りたためるタイプのすのこにすると、折りたたむだけで布団干しが出来るので、さらに湿気対策になります。

・バスタオルを敷く。

バスタオルや、それ専用にタオルケットを敷くという方法もあります。

一晩吸い取ってもらった湿気は、日中干しておけば乾きますので、また夜に使っても大丈夫です。

ただ、ホコリが付いたりはしますので、時々洗うことも忘れないでください。

・新聞紙を敷く。

「すのこを買うお金もないし、バスタオルを干したり洗ったりするのも面倒くさい。」という人は、新聞紙を敷くことをオススメします。

新聞紙は吸収性が高いので、布団の湿気を取るのに向いています。

ただ、その効果は一晩分だけなので、毎日取り替えなくてはなりませんし、また新聞紙のインクが布団やシーツに付く可能性も考慮して行ってください。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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