イギリスの文化や習慣とは?日本との違いに驚く事ばかり
2018.6.27
イギリスは日本と同じ島国ですね!日本からは旅行や留学先として多くの人が訪れている国ですが、日本とは違った文化や習慣がたくさんあるので知らずに行くとびっくりする事ばかりになる事でしょう。
有名なのはティータイムという習慣があることですね。イギリスの人々は紅茶が大好きなのです。この他にもたくさんの文化や習慣について紹介します。
これを読めばイギリスへ行く前の下準備として十分な知識が得られることでしょう。
ぜひ参考にしてみて下さい。
この記事の目次
イギリスの文化や 習慣にはこんなものがある!
イギリスと日本と同じ島国です。
そのせいかはわかりませんが似ている点があります。
イギリスの車は右ハンドルで左側通行が原則です。
日本と同じですね。
アメリカなどでは左ハンドル、右側通行なので、国際免許証をとって旅行に出掛けて運転した時に苦労したとよく聞きます。
私も逆走しそうになった一人です。
でも、イギリスではそんな心配はありません。
安心して運転できそうです。
そして、イギリスはマナーを重んじる国です。
イギリスには「プライバシーを大切にして、相手に迷惑をかけない」というマナーがあります。
日本に似ていませんかすよね?
最近ではかなりフランクな日本文化ですが、「他人を詮索しない」とか「迷惑をかけない」などは日本でもまだ息づいてると思います。
さらに似ていると思ったのが、イギリスの人は見知らぬ人に声をかけるのは少し恥ずかしいそうです。
話すきっかけや理由を探してから、相手との距離を少しずつ縮めていく傾向があるようで、日本人に似ているかもと思いました。
ただ、違う点もあります。
人気スポーツではサッカーとテニスが外せないそうですが、伝統スポーツであるクリケットや競馬も根強い人気なんだとか。
クリケットでは試合中にティータイムがあるそうで、「紳士のスポーツ」とも呼ばれています。
一日に5、6回ほどティータイムがあるといわれるイギリスらしいスポーツですね。
イギリスの文化や習慣について。あまり傘をささないのも特徴
イギリス人の習慣としておもしろいのが、あまり傘をささないことです。
イギリスは曇りがちでよく雨も降ります。
ですが、イギリス人は多少雨が降っても傘は指さないのです。
日本とは違い土砂降りなことはほどんどなく、小雨やパラパラ雨が多いとはいえ、頻繁に雨が降るのに不思議です。
雨に慣れているからこそなのでしょうか?
ここ数年の異常気象で、イギリスでも大雨の日が増えたそうで、さすがにその時には傘を差して歩くようです。
そんな日のために、折りたたみ傘を携帯している人はいるようです。
ですが、やはり傘は煩わしいのか、小雨だと塗れながら街中を歩いてゆく姿を見かけるそうです。
イギリスの習慣とは違いますが、イギリス人男性は紳士なイメージがありませんか?
フロックコートにシルクハットのような。
当たり前ですが、現在はそのような服装の男性はほぼおりません。
日本で着物女性を見かける方が、確率的に高いです。
そして意外なことに、街中で騒いだり、ゴミを決められたところに捨てないなどの行動も見受けられます。
イメージダウンしてしまいましたか?
もちろん、皆がそうなわけではありません。
階段で重たい荷物を持っていたら声を掛けてくれる人やドアを後から来る人のために抑えてくれるなどの紳士マインドを受け継いでいる方もちゃんと居ます。
イギリスってどんな国?文化や習慣を知ろう
イギリスって実は4つの国の連合王国だって知っていましたか?
正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」というそうで、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドが連合して、イギリスを形成しているのです。
イギリスは「王国」と名前がついているように、国王を国家元首として議院内閣制で政治を行う立憲君主制の国です。
イギリス王室の評価は高いようで、ベビーブームを巻き起こすほど国民からの注目も厚いのです。
近年ではファッションなどでも話題になりますね。
イギリスの気候は高緯度のわりに比較的温暖で、年間を通しての平均温度は10度と言われています。
年間を通しての気温差が少ないため過ごしやすい気候と言えそうです。
イギリス人の人種はイングランド人、スコットランド人、アイルランド人、ウェールズ人ですが、歴史的に植民地を多く持ってきた国なので、移民をルーツをしている方も多く、アメリカと似たような多民族国家でもあります。
イギリスの言語は英語が主流ですが、コーンウォール語などの特徴的な言語を使っている地域もあります。
また、4つの国の集まりから成り立っていることもあり、ウェールズ語やスコットランド語などの違う言語も存在します。
イギリスに住む人々の性格はどんな感じ?
日本と同じような島国のイギリスの人は性格も日本人に似ているでしょうか?
先ほど、他人との距離を保ちたがることについては少し触れました。
ヨーロッパ諸国では親交的でスキンシップを求めることが比較的多いのですが、イギリスは他の方との距離を保ちたがる傾向にあります。
イギリス人は愛国心が非常に強いのも特徴です。
その為、「英語を話している=アメリカ人」と勘違いして、「アメリカ人ですか?」と聞いてしまったりすると、不機嫌になってしまうこともあるそうです。
また、イギリスでは人間性を大切にするようです。
オックスフォード大学など名高い有名校がありますが、勉学が出来れば大学に合格できるわけではありません。
勉学の他にスポーツで優秀な成績を残したり、ボランティア活動に力を入れているなど、人間性が良くなければ難関大学は合格できないそうです。
日本と同じように島国のイギリスは、独自の文化が栄えてる国です。
また、国土が極端に狭いので、輸入に頼ることの多い国だともいえます。
イギリスの文化や習慣にもなっているイベント情報
イギリスの行事には日本には無いものが沢山あります。
まずは復活祭です。
イースターと呼ばれ、最近では日本でもイベント化してきました。
本来は、3月下旬~4月にかけて行われる、イエス・キリストが復活したことを祝う大切なイベントなのです。
また、このイベントと切り離せないのがパンケーキです。
イースターの46日前から前日までの間に四旬節と呼ばれる期間があって、その前日にパンケーキデーがあります。
「パンケーキレース」が開催されたりするそうで、フライパンにパンケーキをのせてひっくり返しながら駆け回るそのレースは、幅広い世代に人気があるそうです。
そして、5月には春を祝うメーデーがあります。
5月の第1月曜日が休日になって、公園や広場にメイポールという柱を設置してその周りを踊ったり歩いたりする風習がありました。
しかし、最近ではあまりみかけないようです。
6月にはニス四大国際大会の一つ、ウィンブルドン選手権が行われます。
この大会には独特のルールがあるそうで、白いウエアを着ることを義務付けてられていることもその一つです。
観戦する際のマナーもあり、紳士淑女の国らしさを思わせます。
違反には罰則もあるそうなので、厳しいルールですね。
夏にはBBCプロムスと呼ばれる世界最大のクラシック音楽祭が開催されます。
なんと8週間に渡って行われるそうです。
立ち見席もあり、気軽にクラシックを楽しむことができるようですが、人気演奏家のチケットは長蛇の列が出来るので、覚悟が必要だそうです。
日本の行事とは違いますが、イギリスらしさが感じられる行事ですよね。
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