デニム生地やジーンズの色落ちを防ぐ洗濯のコツ!
2018.3.7
デニムは他の洗濯物と一緒に洗うと色落ちして色移りする事がありますよね。
私も真っ白なTシャツと一緒に洗ってしまい、薄水色になってしまったことがあります。
デニムも色落ちさせずに、なるべく買った当時の風合いを保ちたいですよね。
洗濯のちょっとしたコツで色落ちをしにくくさせることは出来るようです。
デニム生地の洗濯のコツをまとめてみました。
この記事の目次
デニム生地の色落ちさせない!洗濯前の事前準備方法とは?
まずデニムを洗う前の基本として、洗濯する前にデニムを裏返しておきましょう。
なぜ裏返すのかと言うと、表のままにしておくと洗濯している最中に擦れたりして色落ちしてしまう可能性があるからです。
少しでも色落ちを防ぐために、まずは必ず裏返すことを徹底しましょう。
そしてそのまま洗濯機に放り込んではいけませんよ!
デニムの汚れがほとんどない場合には軽くたたんでちょうど良い大きさの洗濯ネットに入れて洗います。
汚れがかなり気になる場合には、洗濯中に水の流れが入り込みやすいように、きれいにたたまずにそのままバサッと乱雑にネットに入れた方が汚れが落ちやすくなります。
ご自分のデニムの汚れ具合を見て判断してくださいね。
洗濯洗剤はNG!デニム生地の色落ちを防ぐ!
お気に入りのデニムを洗う時に、色落ちが気になってなかなか洗う事を躊躇することもあると思います。
デニムはちょっとした工夫で色落ちを防ぐことができます。
その方法には家庭にある「お酢」と「塩」を使います!この方法でデニムを洗うと10回洗濯したものと比べてみると明らかに色落ちしていないことが分かるのです。
準備するものは「お酢 大さじ1」と「塩 大さじ1」です。
これを洗濯槽の中に投入していつも通りに洗濯機を動かせばOKです。
なぜ酢と塩で色落ちが防げるのか疑問に思いますよね?
デニムの色というのはインディゴという油分が豊富に含まれている染料で染められています。
普段、洋服の選択の時に使う洗剤はアルカリ性になっています。このアルカリ性は油分を良く落としてくれる効果があるため、デニムが色落ちしてしまうのです。
ここでお酢の登場です。酸性のお酢を使う事で中性となりインディゴの色落ちを防いでくれる、塩は染料の色を布に定着させる効果があるために、デニムの洗濯にはお酢と塩で洗う方が相性が良い方法なのです。
デニム生地の色落ちを防ぐなら洗剤選びも重要!
大切なデニムの色落ちを防ぎたいなら、洗濯時も慎重になる必要があります。
先ほどもお話したように、他の洋服を洗う時と同じようなアルカリ性の洗剤を使って洗ってしまうと色落ちしてしまう事でしょう。
そこで、デニムを洗う時には「無添加液体洗濯石けん」がお勧めです。
無添加の洗濯石鹸というものは、香料や着色剤などの化学物質が入っておらず水と質の良い液体の石鹸だけでできているものです。
デニムの他に生地を傷めたくない衣類などにも使えるものです。
しっかりとすすぐことで生地に石鹸の成分が残ることもないので、敏感な肌にもやさしい石鹸です。
無添加で肌にもやさしい石鹸ですが、合成洗剤に比べると洗浄力は落ちてしまいます。
しかしデニムの色落ちを防ぐ効果には適しているので、色落ちさせたくない人は無添加液体洗濯石鹸で洗う事をお勧めします。
デニムの柔軟剤は必要?干し方のコツとは
デニムの色落ちを防ぐ方法として「お酢と塩」を使う方法と「無添加液体洗濯石鹸」を使う方法の2つをご紹介しました。
では柔軟剤についてはどうなんでしょうね。疑問に感じている人も多いと思います。
柔軟剤は、履き心地を変える程度の効果なので使っても使わなくてもどちらでもいいのです。
パリッとした硬い履き心地が好みなら柔軟剤は入れない方が良いです。その逆で柔らかくしたいなら柔軟剤を入れて洗いましょう。
ご自分の好みに合わせて判断してください。
洗濯コースは通常運転で問題ありません。
デニムの洗濯頻度は履いたら毎回洗う人もいれば、汚れたり数回履いてから洗う人など考え方も人それぞれです。
ただ洗う回数が多ければそれなりに傷むことは仕方のないことです。
デニムを洗う時に裏返しましたよね?干す時も、まだそのまま裏返しの状態にしておきます。
風通しの良い日影に干します。直射日光の方が健康的で早く乾きそうな気がします具あ日が強すぎて色落ちの原因になる可能性もあるので避けましょう。
干す時にはデニムの中にも風が通るようハンガーなどを利用し筒の形に広がる様に形を整え、工夫して干しましょうね。
色落ちしたジーンズにも趣があって良い!
ここまで色落ちを防ぐためのお話をしてきましたが、逆の話をしますね。
うちの旦那はデニムが大好きで数本持っています。
洗濯は私に任せるのを不安がり、自分で洗っています。
旦那の話によるとまっさらなデニムを買ってきて自分好みに色落ちさせたりダメージ加工する事が味が出て良いのだと力説していました。
色落ちを防ぐのではなくあえて色落ちさせたいのだそうです。
何度か洗ったり、こすったりヒゲを作るんだと言ってデニムを脱いだままの形のまま放置してることもあります。
デニムに詳しくない私はヒゲって何?と思いました。
ヒゲはデニムのファスナーのあたりに入る横線の事だそうで、そのヒゲと色落ちが上手い具合に行くのがカッコ良いのだそうです。
旦那のデニム愛はまだまだ続きそうですが自分で洗濯してくれるのですからお好きにどうぞって感じです。
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