顔半分だけが下がる理由…普段の何気ない癖を見直して!
2018.3.21
鏡にうつった自分の顔に、顔の半分だけが下がっているように見えたことはありませんか?
原因として考えられるのは、普段の何気ない習慣や癖が関係していることもあります。
それが原因ならば、まず毎日の習慣を見直すことが必要です。
顔が下がる理由や歪む原因について調べてみました。
この記事の目次
鏡の自分は顔の半分だけ下がる!?その原因は?
写真や鏡に写る自分、どうして顔が下がって見えたり歪んで見えるのか不思議ですよね。
顔が歪んでしまう原因はいろいろありますが、一番多い原因としては片方の歯ばかりで噛む『噛み癖』だとも言われます。
他にも歪む原因はさまざまあります。
・頬杖をつく
・かみしめる癖がある
・足を組むことが多い
・寝る時に同じ方ばかり下にしている
・肩こりや首のコリがある
以上のことが該当する人は、今は歪みがなくても、これから歪みが出る可能性もあります。
体の歪みが顔の骨格や筋肉にも影響を与えてしまうからです。
これらのことは無意識のうちにやっているという方も多いですよね。
自分の顔がどのくらい歪んでいるのか、鏡の前でチェックしてみましょう。
まず、口角を上げて笑顔を作ります。
その時の、眉、口角の高さが左右対称になっていますか?
少しわかりにくい時には、鉛筆や割り箸などを使うとわかりやすいでしょう。
噛み癖は顔半分が下がる原因で一番多い理由
噛み癖が顔の歪みやたるみに影響すると言うお話をしましたが、これは多くの人が該当すると思います。
いつもの食事、いつも同じ方の奥歯で噛んでいませんか?
いつも片側で噛む癖があると、使っている方の筋肉は使われて引き締まっていますが、使われない方の筋肉は、筋肉を使う頻度が少ないので、たるみを起こします。
結果、左右非対称な顔になってしまうのです。
実際に、そのような生活を長く続けていると、片方の頬だけが下垂して、ほうれい線も片側だけ深くなります。
さらに進むと、口角も片方だけ下がり、口が歪んだ印象になります。
習慣になっている噛み癖が、たるみだけではなく、顔の形にまで影響してしまうのです。
また、長年の噛み癖は、歯を片方だけすり減らしてしまい、歯の高さ自体も変わってくるという人もいます。
顔が半分下がるのは習慣や癖が影響している
普段の何気ない癖や習慣が影響を与えていることが考えられます。
まずは、これらの原因を改善していきましょう。
〇噛み癖をなくし、左右バランスよく噛む
〇頬杖をつかないようにする
〇足をなるべく組まないようにする
これらは、癖と言われるものなので、普段の生活の中で意識することが必要です。
1回や2回意識しただけでは、なかなか改善は難しいものです。
しかし、1ヶ月ほど続けると、自然と身についてくると思います。
そして、自分では改善のできないものに、噛み合わせの悪さがあります。
これは自分の努力などでは変えられないものなので、歯科医院に行って相談してみましょう。
歯科医院の中には、歯の嚙み合わせなどを治療する『矯正歯科』を行っている病院もあります。
気になる方は一度相談してみることをおすすめします。
疾患が原因で顔に歪みが出ることも
【顔面神経麻痺】
顔の筋肉をコントロールする顔面神経がおこされることによって、主に顔の片方に突然麻痺がおこります。
まぶたが完全に閉じなくなったり、口角が下がったり、よだれが垂れるなどの状態を引き起こします。
脳出血や脳梗塞による半身まひや、帯状疱疹ウイルスによる神経の障害などが考えられます。
【顔面けいれん】
動脈硬化や脳腫瘍により、顔の神経に障害をきたして、けいれんがおこる状態です。
けいれんは多くの場合、顔の片側のみにおこることがほとんどで、片側顔面けいれんという呼び方もされます。
始めは、目のまわりがピクピクとけいれんし始め、その後、額や頬、あごなどへけいれんが広がります。
過労や緊張、ストレスにより悪化すると考えられています。
【中耳炎性の顔面神経麻痺】
慢性中耳炎の一種である真珠腫性中耳炎が原因で顔面神経麻痺を引き起こすこともあります。
真珠腫性中耳炎とは、中耳炎を繰り返すことによって皮膚の組織が増え、耳周辺の骨を破壊するという病気です。
その合併症として顔面神経麻痺がおこあることがあるのです。
この場合には、まず耳鼻科での治療を優先します。
真珠腫性中耳炎の場合には、手術療法での治療になります。
本来人間の顔は左右対称じゃないのが当たり前
顔の左と右、大きく違うという場合には気になりますが、本来人間の顔というのは、左右対称という人はいません。
多少はどちらかに歪んでいたりするのは気にするほどでもありません。
自分の目から見ると、左右であまり差がないように感じていても、写真を半分に切ってパソコンで加工したら、きっとすごく違和感のある顔になると思います。
また、写真に写った自分の顔がいつもと違って見えるのは、鏡で見るいつもの顔とは逆だからということが関係しているかもしれません。
鏡では少し右に歪んだ顔の方が写真に写ると、歪みは左におきています。
普段見慣れた顔で脳は認識しているので、少しでも誤差があると、脳は「いつもとは違う、変だ」と思ってしまうのです。
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