言葉の意味からニュアンスそして解決策まで

言葉の意味からニュアンスそして解決策まで│イミペディア

お通夜やお葬式に参列するときの子供の服装について

2018.4.16

お通夜やお葬式に参列するとき、子供の場合はどんな服を着せたらいいのでしょうか?

年齢によっても変わりますよね。また、子供がまだ小さい場合は必ずしもお通夜やお葬式に参列することがいいとは限らないようです。

お通夜やお葬式においてのマナーについてまとめてみました。

お通夜やお葬式に子供を連れて行く?

小学校入学前までの子供であるなら、預けられる場所がある場合連れて行かないというのも選択肢のひとつではないでしょうか?

葬儀が大切な人とのお別れする最後の時間です。多くの人にとってもあなたにとっても大切な時間となります。

そんな中で子供が叫んだり、走り回っているのを周りの人はどう思うでしょうか?

連れて行かなければならないときは、子供が騒ぐ前に帰ることも必要なのかもしれません。

落ち着いてから、挨拶に行くでもいいでしょう。子供だから騒いで当然ではありません。しかし、お通夜やお葬式だからといってみんなが行儀よく過ごせるわけでもないのです。
親族ではない場合は葬儀への参列を辞退する、もしくは代わりに参列してもらうのもいいかもしれません。

お通夜やお葬式に子供を連れて行くときはきちんと確認することが大切

故人が祖父母や叔父、叔母に当たる場合は子供が小さくても参列することになると思います。

この祖父母や叔父、叔母ではない場合は子どもと一緒に参列することが失礼にあたるのか、それとも子供と一緒に参列しないことが失礼となるのかは難しいところですが参列する場合は最低限のマナーを守ることを心掛けましょう。参列しない場合は、その旨をきちんと伝えましょう。

一般的に、子供から見て故人が祖父母や叔父、叔母に当たる場合は参列となるようです。
聞けるのであれば、喪家に子供も参加しても良いかを確認しましょう。話がわかる年齢であれば、子供に事前に説明しておくことも大切です。

そのときには、これから行く場所はどのようなところなのかや亡くなった人と子供との関係などを話しておきましょう。

子供が騒いだりぐずったりした場合は中座することも考えておき、そのような時には周りの参列者に軽く謝罪(お辞儀)をして退室してください。

途中で中座することは失礼にはあたらないので休憩室などで待機しましょう。

お通夜やお葬式の子供の服装について

お通夜の子供の基本的な服装は、制服がある場合には制服となり制服が無い場合には黒や紺、グレー系統の無地のものを着用しましょう。

制服は正礼服となるので、靴下が白、リボンが赤であってもかまいません。

柄がある場合でも、ワンポイント程度のものが好ましいです。アニマル柄はNGなので注意してください。また、革、フリース、ナイロンのような素材はできれば避けましょう。

男の子であれば、ブレザーとズボン、白いシャツなど、女の子は、ブレザーとスカート。ワンピース、白いブラウス、黒、紺、グレーなどのものを着用するといいでしょう。

靴は、基本的には黒が望ましいですがない場合は学生らしい白、紺、黒のスニーカーなどでも大丈夫です。赤や黄色のような派手な色は避けるようにしてください。

乳幼児の場合は、白または黒っぽいものを選びましょう。新生児服や乳児用は白い服でもいいですが、あるのであればグレーや紺色などのようなモノトーン色が好ましいです。ない場合は、薄い水色や、ベージュもいいかと思います。

子供だからといって、カジュアルな服装や派手な色彩の服は避けましょう。

コートを着ている場合は、会場の入り口前で脱ぐのがマナーとなっています。葬儀が自宅で行われる場合は、玄関前で脱ぐようにしましょう。

通夜や葬式で子供の服装以外で気をつけたい髪型について

子供の場合、とくに女の子は髪型にも気をつけなくてはいけません。服装がきちんとしていても髪型や靴がその場にあっていなければ悪い印象を与えてしまいます。

前髪が長すぎたり、寝ぐせなどボサボサの頭になっていないか注意しましょう。子供の髪型についても、大人のマナーと変わりません。

髪を結う場合は、黒や紺、茶色などの目立たない色のゴムを使いましょう。目立つ飾りがついているものは避けてください。また、髪を結うときには低い位置で結ってください。黒や紺色のシュシュは使ってもいいかと思います。

二つに結ったり、三つ編みは問題ありませんが編み込みや巻き髪のような派手になるようなものは避けましょう。

ショートヘアの場合は、お辞儀をしたときに髪が邪魔になるようであればヘアピンでとめておくといいでしょう。

ヘアワックスやスプレーなどを使うときには、香りのきついものはやめましょう。

通夜や葬式に参列できないときのマナーについて

赤ちゃんや小さい子供がいる場合は、親族以外のお葬式には連れていくかどうかで迷ったときには連れていかないという決断もひとつだと思います。

赤ちゃんがいることによって、もしかしたら遺族に気を使わせてしまうかもしれません。赤ちゃんの泣き声やトイレはどうすることもできないですし、抵抗力の低い赤ちゃんを外に連れ出すのも心配ですよね。

相手への気遣いが必要なシーンでは赤ちゃんを連れて行くことを避ける事が気遣いとなるのです。

親族以外のお葬式の場合は、お通夜のみの参列でかまわないのでお焼香だけして帰る事や欠席し、弔電を送る方法をとるのもいいかもしれません。

夫婦のどちらかが、参列できるのであればお香典は夫婦連名で出しましょう。お通夜やお葬式に参列できない場合は、遠方であれば郵送で香典を渡す方法もあります。

弔電を打ち、香典を送ることや弔電を打ち、供花を贈るといいでしょう。参列することやお香典を手渡しすることが大切なのではなく故人の冥福を祈るという気持ちが伝わるような心遣いが必要となります。

また、お香典を代理人に預けたり後日うかがうなどでもいいかと思います。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

意味ペディア編集部

意味ペディアは、言葉の意味だけでなくニュアンスや解決策など、知りたい言葉を個人的見解も含めて解説するメディアです。調べ物の参考程度にお読みいただくことをおすすめします。

WEB SITE : https://imi-pedia.com/

 - 知識・雑学