数学が苦手な理由は「算数」から、始まってます。
2018.1.27
数学が苦手。
一番の理由は「わからないから」ではないのでしょうか?
数学が苦手、数学がおもしろくないと感じていると、そのままで終わってしまいます。
まずは、小学校のうちに習う基礎的な「算数」の部分を本当に理解しているのかが重要になります。
この記事の目次
数学が苦手だと感じる理由は「?
どうして数学を苦手に思うのでしょうか?
一番多い理由は「問題を解くことができないから」ではないのでしょうか?
こんな問題解ける訳ない!
そう思うような数学の問題も、どのような方法だとこの問題を解くことができるとひらめくことができれば、答えを導き出すことができるというのです。
そうは言っても、難しいですよね…
数学が得意な人が言うには「どんなに難しく感じる数学の問題も、基本的な解き方の集まり」だというのです。
これは、どのような方程式を使って解くのかを考え、当てはめていけば問題を解くことができるということのようです。
どの方程式を使うべきなのかがわからないんだよ…と、心の中で突っ込みましたが、逆に考えれば、方程式などの基本的なことをしっかりと習得していれば、数学の難しい方程式も解けてしまうということなのでしょうか?
数学に限らず、何事も基本が大事だということですね。
数学が苦手だという理由の一つに「算数」ができないということがあった!
小学校までは、算数。
中学校からは数学になります。
小学校で算数が苦手だと、中学校へ進学してからも数学に苦戦することは目に見えています。
この場合、中学校に進学して、「数学が苦手だ」と、子供が感じる前に、手を打たなければなりません。
まずは、計算問題はパーフェクトでも、文章問題で点数を取れていないなら、数学は難しく感じるかもしれません。
小学校の算数で、90点以上取ることができていても、中学校へ進学して、数学の授業をまったく理解できないという子供も少なからずいます。
文章問題を解くには、公式を覚えていることは大前提ですが、その他に、書かれていることを読み解く「読解力」なぜそうなるのかを、組み立てて考えられる「理論力」書かれている問題を想像できる「想像力」などが、必要になってきます。
ひたすら問題を解いているだけでは、中学校での数学の授業に、つまずきがみられるかもしれません。
算数のテストの点数がよいからと言って、安心していては取り返しがつかないことに、なるかもしれません。
数学に苦手意識を持ってしまう理由は「おもしろくない」から?
意味を理解すると忘れにくいのですが、忘れないというわけではありません。
ですから、丸暗記だとあっという間に忘れてしまうんですよね。
ですから、同じ問題でも、同じような問題でも「繰り返し解く」と言うことが重要になってきます。
繰り返し繰り返し作業すると、体が覚えるからです。
繰り返し繰り返し体に染み込ませたものは、たとえ忘れてしまったとしても、ゴミ箱の中から探して拾ってくることができるからです。
繰り返し繰り返し体に染み込ませず、ただ丸暗記したものはゴミ箱の中にあることすら覚えてはいないからです。
文章問題をひたすらひたすら解きましょう。
問題のクセを知ることもできますし、問題と向かい合っているうちにいつの間にか苦手意識がなくなってくると思います。
数学に向き合う姿勢を変えてみては?
数学が苦手だということは、言い換えれば「右脳」を使うのが上手だということですよね。
数字の羅列では、面白くありません。
でも、その数字を映像のようにとらえたり、公式を覚える時には眺めるようにして風景のように脳にインプットさせるイメージを持ってみてはいかがですか?
脳も筋肉と同じように、多少負荷をかけないと、能力が上がっていかないって知ってましたか?
文章問題をひたすら繰り返す時に、時間を設定してみては?
昨日より今日、今日より明日の方が、問題を解くスピードが速くなれば、きっと問題を解く処理能力が上がっている証拠と言えます。
こういった、達成感を感じることも、苦手意識のある数学の勉強の向上につながるのではないのでしょうか?
「やった!」と感じることが多ければ多いほど、脳が快感を覚えます。
こうなると、数学に対しての苦手意識が減り、数学の勉強が楽しく感じられるようになるかもしれません。
算数が身についていないと、数学はむずかしい
数学が苦手と言う子は、小学校のうちから、算数が好きではないということが多いです。
算数や数学が苦手だと言う子に、共通してみられるのは「飽きっぽい」と言うところです。
ちょっとできないと感じたら、そこで辞めてしまうのです。
そうなると、わからないままで終わってしまいます。
算数や数学は、積み重ねの学習です。
1+1ができないと10+10ができないように、つまづいたところでストップしてしまう教科です。
今、小学校6年生だとしても、もしかしたら、小学校3年生の算数でつまづいているのかもしれません。
小学校6年生のレベルに達していなければ、一年前、もう一年前とさかのぼってどの時点でつまづいているのかを探す必要があります。
掛け算の九九を覚えていないと、割り算ができませんし、分数もわからないでしょう。
そして、こういったことが身についていないと、中学校へ進学してから、数学の授業を苦手と感じ、点数がとれません。
中学校の数学が苦手だということは、高校へ進学しても数学は苦手科目だということです。
苦手なだけならよいのですが、できなければ進級できません。
小学校のうちに、算数の基礎はしっかりと身に付けさせましょう。
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