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心臓がドキドキして恋に落ちる!恋愛のメカニズムとは

2018.2.11

人は恋_02に落ちると心臓がドキドキします。

しかし、ドキドキすることによって恋に落ちやすくなるというデータも。

人が恋に落ちると脳内から出るホルモンによってさまざまな影響があります。

恋愛をすると女性はキレイになる、その秘密をご紹介します。

恋をして心臓がドキドキ!ドキドキから始まる心理

好きな男性の前に行くと、心臓がドキドキと高鳴る、という経験は誰しも経験したことがありますよね?

これは生理的興奮状態です。
好きな男性を目の前にしたからドキドキしているのです。

これは、当然のことと言えば当然のことです。

これを逆の経路で考えてみるとどうなるのでしょうか?
『好きだからドキドキする』という普通の回路とは反対に、『ドキドキするから好きになる』というパターンです。

興味深い研究結果があります。

『つり橋効果』という言葉を聞いたことがありませんか?

一つの橋は、深い谷底にかけられたグラグラと揺れる不安定なつり橋。
もう一つは、浅い小川に掛けられた安全な橋です。

18歳~35歳の被験者の男性に橋を渡ってもらい、同じ女性に話しかけてもらいます。

そうすると、安心して渡れる橋を渡った時には、女性に対して恋愛感情を持つ人はいなかったのですが、不安定なつり橋を渡った男性は違いました。

ドキドキしながら橋を渡っていた男性は、その状況で遭遇した女性に関心を持つ人が多かったのです。

つり橋のドキドキが、恋のドキドキと脳が勘違いをした…。
脳の錯覚により、ドキドキが生まれることもあるのです。

恋で心臓がドキドキするのはホルモンの仕業

大好きな人と会ったり、考えたりするだけでも、胸がドキドキと高鳴ります。
これは、実はホルモンに仕業なのです。

人が恋をすると、脳の中でPEAというホルモン濃度が上昇して、脳が心地良いと感じます。
またそれと同時に、ドーパミンやオキシトシン、エストロゲンなどの他のホルモンも刺激して、好きな人と一緒にいたいなどと感じます。

この恋愛に欠かせないホルモンであるPEAは、精神的に不安定でドキドキした状態でこそ生まれやすいという特徴があります。

先ほどの吊り橋の実験は、まさにこれを裏付けるものですよね。

一緒にいて、不安や緊張を感じているほど恋に落ちやすいのです。
つり橋と同様に、ジェットコースターにも同じような効果があると言われます。

これは物質的なものだけではなく、彼の性格が影響していることもあります。

例えば、遊び人で女性にモテる男性と付き合ったら、彼女は彼が他の女性に取られないかと、気が気ではないでしょう。
ハラハラして彼のことが頭から離れなくなります。

恋愛は障害がある方が盛り上がる、とも言われます。
それも、きっとこの心理が影響しているのではないでしょうか。

心臓がドキドキ…それは恋をしている証拠

〇相手のことをふと考える

ふとした瞬間に相手のことを考えてしまう、それは彼が気になっている証拠です。
「今頃何してるのかなぁ」とか、「もう家に着いているのかなぁ」など思うことはありますよね。

そのような状態は、まさに恋をしたと言えるでしょう。
普通の知り合いや友達ならば、そこまで気にかけることもないはずです。
いつも考えてしまうのは、恋に落ちたからなのです。

〇いつも目で追ってしまう

好きな人のことは気になります。
同じ空間にいる場合には、ついつい目で追ってしまいますよね。
周りに気付かれないように振る舞っていても、どうしても視線が行ってしまいます。
そして、目が合うとドキッとする、完全に恋におちた証拠です。

〇他の異性が近づくと気になる

気になる男性に、他の女性が近づくと、それはもう気になります。
話している仕草や内容、自分にはまったく関係のない話でも気になってしまうのです。

そして、その女性へもやもやと感じる、それも男性に対して関心があるからです。

恋に落ちる瞬間、脳内で活発になるホルモン

恋をすると脳から出るホルモンPEAによって、さまざまな作用があります。

人を好きになると食欲が落ちるという経験をしたことはありませんか?
その人のことを考えると、顔がニヤニヤして、食事も喉を通らないということがあります。
これもPEAが大量に分泌されておこる現象の一つです。
食欲も落ちて、頭はボーっとなり、彼の事で頭がいっぱい、人が恋におちた瞬間に起こりやすいことです。

また、恋をすると女性はきれいになるという話もよく言われます。
PEAの相乗効果で生まれるオキシトシンやエストロゲンが影響しています。
エストロゲンの効果により女性らしい体つきや心理が生まれます。

恋をすると、ドキドキしたり、相手のことで頭が一杯になったり、周りからキレイになったねといわれるのは、この脳内物質の働きによるものなのです。

人を好きになった時のドキドキを大切に

『ドキドキ』の感情は、大きければ大きい程、その人のことが好きだという証です。
好きな人を目の前にすると、心臓がドキドキと勝手に早くなります。

この胸の高鳴りは、本当にその人のことが好きかどうかの判断にも使えます。

大人になると、人を好きななる条件は、純粋にその人が好きかどうかという以外にも、さまざまな要因が含まれてきます。
結婚を考えるなら、年収や地位なども含め、その人を判断する人というのもいるでしょう。

その時に考えて欲しいのは、その人が本当に『ドキドキ』する相手がどうかです。

ドキドキは、自分の本当に好きな人を探す時の一番の方法です。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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