トマトとピーマンの家庭菜園に挑戦!栽培で知っておくべき知識
2018.2.24
家庭菜園でトマトやピーマンを育ててみたいけれど、初心者でも上手に実をつけることができるのでしょうか?
調べてみると、トマトとピーマンは必要な水や栄養が違うのでプランターで栽培する場合は別々のプランターで育てるのが良いようです。
植え付けの時期や一緒に植えない方が良い野菜など、家庭菜園について調べました。
この記事の目次
トマトとピーマンの栽培、基本をの基本を知っておこう
家にお庭がない、ベランダで栽培したい人でも大丈夫!
ピーマンとトマトはプランターでも十分収穫することが可能です。
ミニトマトの栽培
・用意するもの
土・・・野菜の培養土(水はけがよいものが良いので赤玉土を混ぜておきます。
油かすの肥料ではなく完熟たい肥と書かれている肥料を選び混ぜておきましょう。)
鉢・・・大きくて深い10号程度の大きさが好ましい。
育て方・・・苗はピンピンしていて双葉がついているものを選びましょう。
苗を肥料がなじんだ土へ植え付け、水をあげ大きくなってきたら支柱で
支え脇芽を積んで成長を観察しましょう。
ピーマンの栽培方法
・用意するもの
土・・・野菜の培養土(こちらも同じように肥料を混ぜてなじませます)
鉢・・・8号から10号くらいの鉢1つに1つの苗
育て方・・・植え付けは5月頃がお勧め。収穫時期は7月から10月くらいまでで、日当たりの良い場所を選びましょう。
ししとうやトウガラシも比較的簡単に育てる事ができます。
トマトとピーマン、それぞれ一緒に栽培しない方がいいいものは?
野菜を育てる上で隣接する野菜の相性が良いものや悪いものがあるようですね。
ピーマンやトマトに限らず見ていきましょう。
まずは、豆類とセロリ。
セロリは香味野菜と呼ばれるほど香り高い匂いが特徴の野菜。
この匂いがアブラムシは苦手なようで寄ってこないそうです。
エンドウ豆やいんげんを育てる時には葉がぶつからない距離にセロリを近くに植えると良いのです。
ピーマンと枝豆。
この2種類はとても相性が良く、一緒に植えることでお互いが良く育ちます。
枝豆が土の中に窒素を留めてくれ良い状態の土にしてくれるため、ピーマンも良く育つようです。
かぼちゃとジャガイモは、カボチャが上手に育たないようです。
また、あまり他の野菜との相性が良くないのが「ネギ」です。
レタスとネギ・・・レタスの育ちが悪くなる。
大根とネギ・・・大根が割れやすくなる原因になる。
ネギと豆類・・・豆が育ちにくくなります。
トマトとピーマンの栽培のコツは水の管理!脇芽も摘んでね!
ミニトマトを上手に育てる方法!
ミニトマトを上手に育てて収穫するまでにポイントとなるのは「肥料・水」の調整です。
肥料が足りていないとせっかく花がついても実になりませんし、水をあげすぎると根腐れしてダメになってしまいます。
ミニトマトは水は控えめにして育てると甘い実になります。
大きくなるにつれ葉も生い茂るので脇芽を摘んで風通しを良くしてお手入れをします。
ピーマンの栽培方法とは?
ピーマンの苗を植え付ける時期は5月くらいの温かい時期に行うようにしてください。
もし可能なら雨に当たらない場所や雨除けをしてあげるのが良いです。
ピーマンの花は雨に弱く濡れると花がおちてしまうんです。
花がおちてしまうと実がつきませんよね。
また地植えの場合は、他の野菜との連作障害を考慮して、数年おきに植える場所を変えるようにしてください。
トマトを栽培したい。植え付けや時期や手入れなど
夏が旬のトマト。そのまま食べても美味しく、応用も聞く野菜なので家庭菜園でたくさん収穫できると嬉しいですよね。
トマトは家庭菜園初心者でも比較的簡単に栽培できる夏野菜です。
特に、プランターでもできるので手軽に栽培を楽しむことができますね。
トマトを育てる時には種からではなく苗を購入してきて育てていきましょう。
トマトの栽培で知っておきたいこと
・植え付け時期:4月~5月半ば
・収穫時期:6月~9月
・栽培場所:日当たりの良い場所
・適温:25℃~30℃
トマトを育てる方法とは?
プランターの場合は深さのある10号鉢を用意しましょう。根がかなり伸びるのでひとつの鉢に1苗を植え付けます。
鉢の底には鉢底石を敷いて水はけを良くし、土には完熟堆肥を混ぜます。
植え付けたら雨が当たらないように対策しましょう。水を控えめがコツですから雨に当たりすぎると美味しい実がつかなくなってしまいます。
大きくなってきたら脇芽を摘み、支柱で支え花から実へ、実が真っ赤になったら収穫時期です。
プランターでピーマン栽培。深めのプランターを選ぶこと
夏野菜と言えばピーマン!家庭菜園でピカピカで鮮やかな緑色のピーマンをたくさん収穫したいですよね。
ピーマンは5月くらいの温かい時期に苗を植え付けると6月から10月までの長い期間収穫を楽しむことができます。
種から育てる場合には3月の終わりころから4月の頭くらいまでの間に種まきをしましょう。種から育てるのは手間がかかり良い苗を作るのも簡単ではないので初心者の人は苗を買ってきて植え付けるのが良いです。
ピーマンをプランターで栽培する場合にも10号ほどの深さのある鉢を用意しましょう。
ピーマンの根は深くは張らないのですが湿気が苦手なため深さのあるプランターや鉢の方が好ましいです。
使う土は市販の野菜の培養土で大丈夫です。自分で土づくりから行いたい時には赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1、それに石灰を用土10ℓ当たり10gと化学肥料を用土10ℓ当たり10~30gを混ぜ合わせた物を使いましょう。
ピーマンも水はけが良いのが適しているので底の部分は風通しが良くなるように工夫してください。
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