バレエで足が変形してしまう!?対策方法や注意点
2018.3.5
バレエをすると足の形が変形してしまう?!足の指にタコができてしまったときの対処方法とは?
足のトラブルを避けるためにはどんなことをしたらいいのでしょうか?とくに気をつけたいのは?
気になるバレエの足のケアついて紹介します。
この記事の目次
バレエで足が変形してしまうのはしかたない?
バレエをしていると、足にタコやまめができたり爪割れをしてしまうことがあります。バレエを長くやっていれば、足の指の関節にタコができます。どうして、このようになるかというと爪先立ちをしたときに全体重が足の指の関節にかかるからです。
指・爪への負担が大きいからこそ、美しいダンスを見ることができると言えるのかもしれません。バレリーナの見えない足の指は、傷だらけなのです。
練習によってできるまめやタコ、水ぶくれはそのあとに冷やしたり休めることが対処方法となります。
爪割れには、ペディキュアをするといいでしょう。ペディキュアを塗ることによって爪を保護できます。また、バレエのトレーンニングで変色してしまった爪の色を隠すことができます。ペディキュアを塗り爪を保護するのも大切ですが、爪の長さにも気をつけなくてはいけません。長すぎても短すぎてもよくないので、ほどよい長さを保つことが大切です。爪切りではなく、やすりを使い長さを整えましょう。
バレエをすると足の爪が変形しやすい?ケアが重要
とくに、気をつけたいのが爪の長さです。切りすぎてしまうと痛くて立てません。逆に長いとはがれてしまうおそれがあります。
このようにきちんとケアをしていても、足の先は体の全体重がかかる場所なので爪がダメになってしまう人も多くいます。また、爪が小さくなってしまう人がほとんどです。
ペディキュアで爪を保護して、強化させるといいでしょう。
足にマメがあるときには、皮膚科で診てもらいお薬をだしてもらうのもおすすめです。水ぶくれはなるべくつぶさないようにしてください。ワセリンを塗っておくと予防や防止できます。
普段にはく靴は、1~2センチ程度のヒール靴がおすすめです。このぐらいの高さであれば、アキレス腱を適度に緩ませてくれます。高いヒールやウェッジウッド、ピンヒールなどは捻挫しやすいので気をつけましょう。
ストラップがついている、ヒールが太めでしっかり支えてくれるものがいいかもしれませんね。
足にタコやまめができ、あたって痛いときには靴は楽なものをはくといいいでしょう。
バレエで足が変形して外反母趾になるのを防ぐには?
足先の指を使い長時間踊るバレリーナですが、ジャンプの衝撃がすべて足先に集中します。外反母趾に悩む人が多くいるのもうなずけますね。
外反母趾のケアにはどんなものがあるのでしょうか?
まずは、筋トレ。足指の筋力を鍛えることで5本の指に均等に体重をかけ支える事ができるようになります。足指でタオルをたぐり寄せる運動や壁に足裏をつけ指の力で壁を押すというような足指を使った運動をするといいでしょう。
輪ゴムを使ったストレッチもおすすめです。輪ゴム2〜3本を束ねて両足の親指にかけます。外側に引っ張る、緩めるのを何度も繰り返しやりましょう。
親指と人差し指の間にはさむ外反母趾専用のグッズを使うのも効果的です。自宅でケアをして外反母趾となるのを防止したり予防することは大切ですが、症状が進行しているようなら専門医に診てもらいましょう。
治療を受けることが一番の防止や予防となるかもしれません。
足のトラブルを予防するのはパウダー!バレエシューズは清潔に
ダンサーにとって大切な足ですが、菌がつかないようにバレエシューズを清潔にすることが大切です。はいたあとは、きちんと乾かしましょう。足の指の間もパウダーをたたくといいでしょう。
バレエシューズは、ソールに革を使用しています。このため、水洗いはできません。硬く絞った布などでていねいに拭きましょう。それから陰干しをします。保管は通気性のあるメッシュ素材などの袋を使うといいでしょう。
布製のものであれば、洗う事ができます。手洗いをしたら、ネットに入れて脱水しましょう。きちんと乾かすのをお忘れなく。
バレエシューズ同様、足のケアもしっかりしましょう。足に傷があるときには、ゴシゴシと洗ったり強い洗浄料を使うのはやめましょう。
スクラブの入っているものを使う時には粒子の細い、優しい洗い心地のものを選びましょう。顔を洗うときのように、たっぷりの泡で洗ってください。指と指の間は菌が繁殖しやすいので、しっかり丁寧に洗ってください。疲れをとるには湯船に入るといいですよ。
足の爪が変形してしまう巻き爪とは?はやめに病院へ
バレエをしている人におきると大変なのが「巻き爪」です。バレエをやっている人だけに起こるわけではありません。足の爪が爪の端の肉に食い込むように伸びてしまう巻き爪になってしまうと痛みから踊ることも難しいかもしれません。
巻き爪になってしまったら、爪が食い込み始めた時点で上手く爪を切ることが大切です。肉に食い込んでいく爪の角を残さないように切りましょう。普段は、つま先を締め付けるような靴を履かないようにしましょう。
巻き爪が悪化すると、手術が必要となる場合となることもあるのではやめに病院に行きましょう。
足にトラブルがあるときには、状況に合わせて冷やしたり消毒をしてください。普段から清潔にすることも忘れてはいけません。また、しっかり休むことも必要です。バレエの舞台が近い時期などはとくに、足のケアをじゅうぶんにしましょう。
バレエシューズを履いて、足が痛いときにはシリコントウパッドやジェルパッドを使うといでしょう。衝撃を吸収してつま先を守ってくれます。
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