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子供が発熱!運動会に参加させるかどうかの判断基準とは

2018.3.13

子供が運動会の前日や当日に熱を出した場合、参加させても大丈夫なのか判断に迷いますよね。

練習も頑張ってきたみたいだし、1年に1回の行事だし・・・思い出に残してあげたい気持ちはわかりますが、何よりもお子さんの体調を第一優先に考えてあげてくださいね。

子供が運動会で発熱した場合の判断基準をご紹介します。

子供が運動会前日に熱を出した!当日は休ませた方が良い?

●38℃以上の熱があって、咳や鼻水などの症状もひどい

そういった場合は、まずはその日のうちに病院へ連れて行って診てもらいましょう。お医者さんに判断してもらうことになるのですが、前日の段階で風邪症状がひどく出ている場合には当日運動会に参加することで更に悪化してしまう危険性があります。

こういった場合は、残念ですが当日はお休みさせた方が良いでしょう。

●前日は38℃以上の熱があったが、当日下がった

前日に熱を出して病院へ行き、薬を飲んで休ませたら当日には熱も下がって、症状も軽くなっている・・・。こういった場合は、当日運動会に参加させるかどうか一番悩むことでしょう。出来る事なら当日朝一でお医者さんに確認してみて、大丈夫ということであれば参加させましょう。

この日の為に練習をしてきて、当日に熱が出るなんて・・・と残念な気持ちにもなりますが、一番大切なのは子供の体です。熱があるのに参加させるというのは無しですよ!

思い出も大切ですが、体調が優れない場合にはゆっくりと休ませてあげましょう。

子供や自分が運動会当日に熱を出した場合、みんなはどうしてる?

●子供の体調が悪い時は、普通みなさん休ませますよね?しかも運動会となれば一日中外に出ているので、余計に体調が悪くなってしまう可能性があります。

ちなみに私自身が体調不良だった時には、子供が出る時だけ見に行くようにしました。親子で食べるお昼のお弁当の時間は、夫に任せて私は家で寝てましたよ。

●うちの子は熱性痙攣を起こしてしまうことがあるので、熱が出た場合には絶対にお休みさせます。

私自身が具合悪い場合については、這ってでも行きますね。主人は仕事で忙しくて、毎年運動会に参加出来ずにいます。そんな中で私もいないとなると、子供に寂しい思いをさせてしまうからです。でも、もし39℃も熱があったとすれば・・・厳しいかもしれませんね。

●前日に上の子が熱を出して、一応当日には下がっていました。でも運動会には下の子が出ることもあり、辛くなったら帰ろうということで参加させました。

頑張っているようでしたが、お弁当を食べた頃にはさすがに限界だったようで、午後には帰りました。当日も高熱が出ていたら休ませましたが、熱も下がっていましたし1年に1回の行事なので参加させたのです。

運動会の練習が嫌で、子供が熱を出すことも・・・

発表会や運動会などで緊張してしまう子というのは、練習の時点から体調が悪くなることがありますので、注意して見ておかなくてはいけません。

家で練習することで緊張が和らぐ子もいれば、家では思い出したくないという子だっています。子供から練習の話を聞いてみて、その様子から子供の特性を見極めましょう。

失敗を恥ずかしいと思っている子や完璧主義の子は、家で練習することで緊張しなくなる場合もあります。先生に使用する曲などを教えてもらって、家の中でも聞かせると良いかもしれません。

一緒に歌ったり、練習を見てあげたりしながら「すごい!上手だね!」とポジティブな事を言ってあげてください。

逆に、環境の変化に弱いタイプの子というのは家でも発表会や運動会の話をしようとせず、練習が嫌で泣き出してしまう子もいます。微熱が出たりなど、体調にまで変化がある場合には無理させない方が良いでしょう。

翌日は行く事を約束して、1日家でゆっくり休ませてあげるのも一つの方法かもしれません。

子供は運動会の練習の疲れで風邪を引くもの?

子供の「疲れ」とは何なのでしょうか?子供は運動会の練習の疲れによって風邪を引くのでしょうか?

そもそも疲れとは、休みたくても休めない、眠たくても眠れない・・・そういったことが原因となり疲れが起こります。誰にでも起こるものですが、休養や睡眠をとることで回復していくものなのです。そういった疲れがしっかりと取れず、蓄積してしまうことを「疲労(本当の疲れ)」と言います。

遊びに行って疲れてしまうこともありますが、これは本来の疲れとは少し違うと言えます。疲労は肉体だけでなく、精神的なものの影響も強いということなのです。

では次に、疲労によって風邪を引くのでしょうか?いいえ、引きません。そもそも風邪というのは、ウィルスや細菌が体内に入って起こるものです。つまり、疲れたからといって風邪になることはありません。

しかし、間接的に関係していると言えます。というのも、疲れている時というのは免疫力が落ちています。そんな時に風邪のウィルスや細菌が入りやすくなってしまうのです。つまり、疲労が直接風邪になることはなくても、疲労が原因で風邪を引きやすくなることはあるということです。

子供の知恵熱は、頭を使い過ぎたからでは無かった・・・!?

たくさん勉強した、頭を働かせた・・・そんな時に出る熱を「知恵熱」と思っている方も多いのでは?しかし実際は、6ヶ月頃から知恵がついてくる頃に出る熱のことを知恵熱というのです。これも、ウィルスや細菌が原因の熱なのです。

赤ちゃんは、生後半年は母親からもらった免疫があるので、ウィルスや細菌に感染することもありません。しかし、半年を過ぎるとその免疫も切れてくるのです。

小さいうちというのは免疫が十分ではありません。初めて出会うウィルスや細菌が多く、大人では簡単にやっつけられるようなものでも子供は抵抗できないのです。

そして、そこに疲れが加わることで免疫力が落ちてしまい、ウィルスや細菌に感染します。そういった時に、鼻水や咳などの風邪症状が無くても突然高熱が出ることがあるのです。

しかしこのような発熱は影響力が弱いものが多いため、一日で熱が下がることが多いです。しっかりと休ませてあげれば問題ないでしょう。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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