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仕事が遅い新人さん・・・その理由や対応方法をご紹介

2018.3.16

仕事が遅い新人_02に対して、イライラしてしまうことがありますよね。

しかし、自分は仕事が遅いと感じている新人さん自身も、どうすれば良いのかわからなくて悩んでいたりするのです。

どうして新人は仕事が遅いのでしょうか?どうすれば早くなる?

気になるあれこれを調べてみました。

新人は仕事が遅い理由は、スピードよりも確実性を求めているから!?

新入社員のうちというのは、そこまで多くの仕事を任されることがありません。しかし、だからこそ任された仕事を完璧にこなして評価してもらおうと考えるのです。スピードよりも、確実性を求めています。

確かに、完璧に仕事をこなすことは素晴らしいことです。姿勢としては正しいことですが、そのスピードに慣れてしまうと後々スピードアップをするのが難しくなってしまいます。

完璧を求める新人こそ、仕事が遅くなる傾向にあるのです。でも新人である以上、初めから完璧な仕事というのも実は求められていません。大事なのは、どのような仕事の進め方をしているかということです。

間違った仕事のやり方を続けていては、いつまで経っても仕事のスピードが上がることはありません。それどころか、同じミスを何度も繰り返します。

上司からすれば、そういった状況を防ぎたいと考えています。その為、最初は70%くらいを目標にしながら、上司とコミュニケ―ションを取って進めていけば良いと思います。

仕事の遅い新人へ指示を出す際は、わかりやすい規準を示して

仕事のスピードが速い人、遅い人、完璧にこなす人、テキトーな人・・・。職場には本当に様々な人が集まっていて、自分にとって心地の良いリズムというのは、人それぞれ異なります。上が何も言わなければ、みんな好き勝手やることでしょう。

しかし、仕事においてはあまりにもマイペースな人というのは、改善してもらわなくてはいけません。そういったこともせずに、期限には間に合わないけど丁寧に仕事をしてくれる人、仕事は速いけどミスが多い人というのを黙認し続けてはいけないのです。スピードさえ速ければ、もしくは質さえ良ければ多少のことは許されるという曖昧な状況というのは、会社に良い影響を与えません。

こういった状況を改善する為には、上司が規準を定めることも大切になってきます。そしてそれを何度も周知するのです。

もしスピードを重視する職場なのであれば「ある程度のレベルを超えていたら、その時点ですぐに提出しろ!」。質を重視するようであれば「期日に間に合わなくても多少であればなんとかなるから、とにかく他社に負けないようなものを作れ!」と言ったように、わかりやすい規準を示すことが大切なのです。

仕事が遅いと感じている新人がやるべきこと

新人のうちはわからないことだらけで、仕事のスピードも遅くて当然です。しかし、同期として入った周りの新人はもっと早く出来ている・・・そんな感じがしますよね。

もしかしたら、その新人というのは見えないところで努力しているのかもしれません。それを人に言わないだけで、実は影で頑張っている可能性はあります。

そんなあなたにも出来ることをご紹介します。

まずは、朝早く出勤するということです。他の人よりも早くに出勤する事で、それだけ早く仕事を始めることが出来ます。もちろん最初のうちは早起きするのも大変ですが、徐々に体も慣れてくるはずです。

もう一つは、優先順位を付けて仕事をするということです。周りから仕事が遅いと思われる原因として、仕上げて欲しい期限までに間に合っていないということがあげられます。その為、仕事には優先順位を付けて早めに終わらせなくてはいけない仕事から、確実にこなすようにしていってください。

そうすることで、仕事が遅いと思われることは無くなるはずです。

新人のうちは、仕事が遅い&出来ないのは当然!積み重ねが大切

ある男性は、入社して最初の一週間は「電話をとるのが新人の仕事」と先輩に言われました。しかし、なかなか電話を取ることが出来ず叱られたのです。そこで彼は、電話を取る方法を教えてもらって、積極的に電話を取るように心がけました。そうすると、気が付けば電話も怖くなくなったのです。

また、最初の半月は日報を書くのも苦手でした。というよりも、文章を書くこと自体が苦手だったのです。その為、彼は毎日上司から日報の感想を貰って改善点を教えてもらい、翌日にはその点を直すようにしていきました。そうすると、日報もスラスラ書けるようになり、文章力も上がったのです。

そんな彼は、エクセルも苦手でした。他の人よりも資料作成に時間がかかってしまい、先輩からは「仕事が遅いな」と言われたことも。悔しいと感じた彼は、自分から積極的にエクセルの仕事を引き受けるようにしたのです。わからないところは、自分で買った参考書を見ながら勉強しました。そして彼は、エクセルが得意になったのです。

仕事が辛い・・・新人のうちは壁にぶち当たるものです

新人のうちはわからないことが沢山あり、怒られることも多くて、辞めてしまいたいと考える事もあるでしょう。

でも、大切なのは続けることなのです。今仕事が遅くたって、週4回を3年も続けていれば誰だって自然と仕事が早くなるはずですよ。

最初は怒られて当然なのです。「チンタラやってるんじゃないよ!」「使えないなぁ」「同じことを何度も聞くな!」といった感じで・・・。

お客様にも「あんたじゃ話にならないから、上に代わって!」なんて言われることもしばしば。

誰でもそんなことを言われたら凹みます。でも、縁があって入った職場なのです。あまり落ち込まず、もう少し続けてみてはいかがでしょうか?

まず目標は3時間です。3時間続けてみて、ダメそうだと判断した場合には潔く辞めましょう。次は、3日を目標に続けてみて下さい。そしてその後は・・・3ヶ月ではなく、3年を目標にしてください。

3ヶ月くらいで辞められるのが会社にとって一番迷惑なのです。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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