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子猫が離乳食を食べない時の原因とケース別の対処方法

2018.3.16

そろそろ子猫が離乳食を食べても良い時期なのに全然食べない場合があります。

ミルクは一生懸命飲むのに離乳食を食べないのにはどんな理由があるのでしょうか?

子猫が離乳食を食べない理由や対処方法について調べてみました。

生後1ヶ月の子猫が離乳食を食べないけど大丈夫?

「生後1ヶ月だと離乳するかしないか微妙な時期です。子猫がまだ離乳食を受け付けないなら無理に食べさせる必要はないと思いますよ。
他に兄弟猫がいるなら他の子猫の様子をみて離乳食を食べるようになったり、食べ負けないようにすることもありますが、1匹で育てているなら離乳食が食べ物という認識が出来ていない可能性もあります。」

「離乳食を食べなくてもミルクを飲んでいるなら、今はまだそのままミルクを与えてればいいと思います。そのうち歯が生えてくるとミルクを飲もうとしてゴムを噛んで破ってしまう時が来ます。
母猫が育てている場合、子猫の歯が生えてくると痛くて授乳を嫌がったりして段々乳離れするようになってきます。人の手で育てている場合も、哺乳瓶のゴムを破るまでミルクでも良いと思います。」

子猫が離乳食を食べない理由別の対処方法

・味が好きじゃない

猫は意外と味にうるさい生き物です。こだわりが強い猫は、好きじゃないと思ったら一切食べなかったり見向きもしないこともあります。

味が好きじゃない時の対処方法としては、猫の味の好みを見つけましょう。離乳食でも色々な種類があり、食材などもそれぞれ違います。

肉好きな猫や魚好きな猫など、味の好みがあるため、主成分の違うものをあげると食べるようになるかもしれません。

・警戒している

猫が食事をする所を見ていると、まずはニオイを嗅いで食べられるものかどうか判断しているのが分かると思います。子猫でもこの習性はあるため、ミルクから離乳食に切り替えたばかりだと食べられるか分からずに警戒しているのかもしれません。

警戒して食べない子猫の場合は、離乳食にミルクを混ぜるようにしましょう。今までと同じミルクには警戒しないと思いますし、まだミルクが飲みたい子猫もいます。

警戒心の強い子猫には、ミルクの中に離乳食を混ぜるくらいのミルク多めの比率にしてあげると受け入れやすくなるでしょう。

慣れてきたら、少しずつミルクと離乳食の比率を変えていき、最終的には離乳食だけにします。

粉ミルクの場合は、離乳食に粉ミルクを少しふりかけてあげるだけで食べてくれる場合も多いです。

子猫が離乳食を食べない時に出来る工夫とは?

子猫が離乳食を食べない時は、ミルクに混ぜてペースト状の離乳食を飼い主の指先に少し取ります。その指を子猫の口元へ近づけてみてください。においを嗅いでなめるようなら、離乳食を器にいれてあげます。

離乳食を付けた指を子猫の口元に近づけてもそっぽ向いてしまう場合は、口に軽くチョンと離乳食を付けてみてください。口元に何かつけば舐めるため、これで離乳食の味を覚えて、食べ物だと理解してくれるかもしれません。

また、ミルクと混ぜた離乳食は少し暖めてあげると食べる場合があります。子猫は冷たい物はびっくりして食べない場合がありますが、暖めるだけて食いつきが良くなることもあります。

なお、離乳食を開始したらミルクをやめてしまう場合がありますが、子猫が離乳食を充分に食べられていない可能性もあります。離乳食開始とともにミルク断ちせず、ちゃんと体重が増加して排便もあるかなど観察しながらミルクをやめるかどうか判断しましょう。

ミルクと混ぜた離乳食を食べてくれるようになったら、1日に必要な量を3~4回に分けて与えます。そこに1日1~2回ミルクを足してあげるのがおすすめです。

離乳食に慣れてきたら、ミルクと混ぜなくても離乳食に粉ミルクを振りかけるだけで食べてくれるようになります。お水を置いておけば水を飲むようになってきます。

離乳食に切り替え始めた時に注意する事とは?

子猫は生後3週目まではミルクだけで育てます。3週目を過ぎると、ミルクだけでは栄養が足りなくなり始めるので離乳食の開始です。離乳食は生後3週間くらいから6週間くらいまでの間に与えます。

最初は、ミルクと離乳食を同時に与えていきますが、離乳食を始めた時に注意したい事があります。今までミルクしか飲んでいない子猫は胃腸がまだ丈夫ではないため、いきなり離乳食の量を沢山与えてしまうと、消化しきれず下痢をします。

子猫が下痢をすると脱水症状を起こしてしまい、危険があるため最初は少しの量から始めます。

離乳食を与えた後は必ずトイレ後の排泄物を確認します。下痢をしていなければ、少しずつ離乳食の量を増やしていきます。

ミルクから離乳食への移行は約2週間程時間をかけて徐々に行ってください。

離乳食に移行していくと、ミルクの量が減って水分不足になってしまいやすくなります。そのため、水皿を用意してミルクの代わりに水分補給できるようにしましょう。

離乳食を食べないのは体調不良が原因かも!?

・鼻づまり

猫風邪にかかっていて、鼻詰まりや鼻汁が酷い時は離乳食を食べなくなることも良くあります。猫はニオイによって食欲が刺激されるケースもおおいですが、猫風邪で鼻がつまっているとニオイが分からないため、食欲が落ちてしまいます。

動物病院で治療を受けたら、離乳食を人肌に温めてください。人肌に温められると香りが強くなるため、ニオイを感じやすくなります。

少量を取って、子猫の上あごに塗ってあげると食食を刺激するかもしれません。一口食べれば、食欲が刺激されて食べてくれるようになる場合もあります。自分から進んで食べない場合でも上あごに塗った離乳食を嫌がらずに飲み込むことが出来るなら、少量ずつ上あごに塗って食べさせます。

・下痢や吐き気

下痢や吐き気があるときは、無理に離乳食を食べさせようとせずすぐに動物病院で治療を受けて、離乳食の与え方について医師の指示を仰ぎましょう。

すぐに病院に行けない場合は、人肌に温めたミルクや水を少量ずつ与えます。それでも吐いてしまう場合は無理にせず、出来るだけ早く受診しましょう。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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