言葉の意味からニュアンスそして解決策まで

言葉の意味からニュアンスそして解決策まで│イミペディア

社会に適応できない・・・あなたが活躍できる場はきっとある!

2018.3.31

社会に適応できないことから社会で孤立してしまう人もいます。無理をしてその環境にいると、心身に異常をきたし様々な症状があらわれ日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。

社会に適応できないとどんな障害を引き起こしてしまうのでしょか?

症状よりもそれに至った「経過」を知ることが大切です。

社会に適応できないとどんな障害を引き起こしてしまうのか

社会環境においてうまく適応することができないことから、心身に様々な症状があらわれ生活に支障をきたしてしまうことを「適応障害」と言います。
誰でも多かれ少なかれ、新しい環境に慣れるには苦労しますし、社会環境に適応するために様々な工夫や選択ををしながら過ごしていくものです。
しかしそれに上手く対応できないでいると、不登校や休職、家庭では別居や離婚と言う形であらわれてしまいます。

学説によれば、いろいろなストレス反応は、心理社会的ストレスと個人的素質とのバランスの中で生じるものであり、外界からの刺激に適応するためにも必要な反応だと言われています。
しかし過剰な期間の長いストレスや、ストレスに敏感になっている時期にこのバランスが崩れてしまうと、心身に症状があらわれ様々な障害をきたすようになります。

個人要因が大きな役割を果たしている適応障害ですが、心理社会的ストレスがなければ、この状態は引き起こされないというのが基本的な概念となっています。

社会に適応できない現代社会の闇とは?

何となく親が進めるままに進学し、学生時代も特にやりたいこともなく、就職先も無難だからという理由で決めてしまっていませんか?何となく流されるまま過ごしてきた人が、ある日突然今の自分の置かれている状況に疑問が湧き、それをキッカケに「うつ」状態になってしまうことも珍しくありません。

誰かに相談したとしても、大抵は「みんな疑問を持ちながらもお金が必要だから頑張って働いているんだよ。飯が食えなきゃしょうがないだろ?働かざる者食うべからずっていうだろ?」と返されてしまうこともあります。

そうするとますます「なぜそんな思いまでして働かないといけないのか、生きていく理由になるのか」と疑問が湧いてきてしまいます。ほとんどの人は、納得がいかないくても答えはないなと理解し、疑問をただ飲み込んでしまいます。

飲み込んで消化できないまま疑問を封じ込めて過ごしていると、ある日突然、朝起きられない、目が覚めても身支度ができない自分に焦るのです。

本来なら若い時期にゆっくり立ちどまり、考えるような時間を持つべきなのですが、今の現代社会はそのような時間を持ちにくい状況になっています。
効率ばかり考える現代社会で、いい意味での「遊び」がないと、うつを生み出す社会になってしまうのではないでしょうか。

社会に適応できないのに症状を放っておくとどうなるのか

一日中気分が落ち込み何をしても楽しめない、不眠、食欲もないなどの症状がある場合は「うつ病」かもしれません。
うつ病になってしまうと、脳の働きが鈍くなり、物事を否定的にとらえ、自分はダメな人間なんだと感じてしまいます。精神的ストレスや身体的ストレスが重なることで、脳の機能障害が起きるのです。
うつ病になると、普段は乗り越えられるストレスもよりつらく感じてしまいます。

薬物治療と心理療法を合わせて治療するのが効果的だと言われていますが、一番は、うつ病に早い段階で気付き適切な治療を受けることです。
治療が早ければ早いほど回復も早いといわれていますので、専門機関に早めに相談し休養を取ることも大切です。無理は禁物です。

社会不安障害という病気もあります。
この病気は、必要以上に不安を感じやすく、他人からの評価、人の視線に不安や強い苦痛を感じてしまいます。
人前で話すのは恥ずかしいと誰しも感じてしまうものです。
しかし、社会不安障害になると、失敗したらどうしよう、馬鹿にされるのではないかと必要以上に感じてしまい、過呼吸や動悸のような症状があらわれます。そうするうちに日常生活にも支障をきたしてしまうのです。

この病気の多くは、思春期前から成人早期にかけて発症します。性格の問題と放っておかれると慢性的になり、そこから「うつ病」などの精神疾患を引き起こしてしまう原因にもなります。精神療法や薬物療法で症状が治まることが多いので、無理をせず病院へ行き適切な治療を受けましょう。

社会に適応できない適応障害、大事なのは症状よりもそれに至った経過

症状そのものに目を向けがちですが、大事なのは症状の経過です。
どんな症状が出ているのかといった性質よりも、その症状の経過や環境によってどう変わってしまうのかが重要になります。

適応障害の症状は個人差もあり、症状も多岐に渡ります。症状だけで適応障害だと判断することはできないのです。

適応障害で重視したいのが「今置かれている環境」になりますので、その問題となっている環境から離れれば比較的症状は改善すると思われます。
環境の変化によってそれに適応できず症状が出現するのであれば、その環境から離れるのが一番なのです。

環境に適応できないストレスによって生じるのが適応障害の典型なので、症状の経過をたどることで適応障害かどうかの有力な判断材料になり、症状を引き起こしてしまう環境変化がなければ、適応障害にもならずに済んだだろうと推測することもできるのです。

社会に適応できないからと言って諦めるのはもったいない!

学校生活でなかなか友達の輪に上手く入れない、人の目が気なって何も行動できないなど、人間関係で悩んでしまうことも多いでしょう。就活時にも困ります。面接で上手く受け答えが出来ないため、書類選考は通っても面接で落ちてずっと就職先が決まらないといったケースもあります。
社会に出ても人間関係につまづき、職場に上手く馴染めず辛い思いを過ごしてしまうこともあります。

社会に適応できない人を「社会不適合者」と呼びますが、これらは本当に社会不適合者になってしまうのでしょうか。

人には個性があり、協調性がある人もいればない人もいますし、コミュニケーション能力が高い人もいれば難しい人もいます。つらい状況でも立ち向かえる人もいれば、すぐに挫折してしまう人もいるでしょう。社会にはいろんな人がいて当然なのです。
上手く社会に適応できない人全てを「社会不適合者」と呼ぶのはいささか疑問です。

チームが苦手なら個人で活動できる場を見つけることも大切ですし、人と無理に協調しなくても生きていけるのです。インターネットの普及によって個人で活躍できる場も増えているのです。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

意味ペディア編集部

意味ペディアは、言葉の意味だけでなくニュアンスや解決策など、知りたい言葉を個人的見解も含めて解説するメディアです。調べ物の参考程度にお読みいただくことをおすすめします。

WEB SITE : https://imi-pedia.com/

 - 知識・雑学