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大人が親からお金をもらうのはお小遣い?援助?その実態について

2018.4.5

大人になってから親にお金をもらったことはありますか?金欠で援助してもらうケースもあれば、親がお小遣いをくれるケースもあるでしょう。

大人になっても親からお金をもらうことについて調べてみました。

今まで貰ったお小遣いの最高額や親からお金をもらう理由、贈与に関しての注意点などをまとめました。

大人も親からお小遣いをもらう!お金をもらうのはどんな時?

大人になってからお小遣いを貰ったことのある人に、今まで貰った金額で一番大きい金額とその理由について聞いてみました。

<一人暮らしを始めた時>

・一人暮らしを始めるときに100万円貰いました。
・一人暮らしを始めた時に10万円貰い、助かりました。

一人暮らしを始めてお金で困ることが無いようにとお小遣いを渡すのは親心でしょう。一人暮らしは何かとお金がかかるため、多めにお金を渡してる親が多いそうですが、100万円はお小遣いというより資金援助では!?と思ってしまいますね。

<海外旅行に行く時>

・旅行資金として300万円貰ったことがある。
・海外旅行に行くときに父親から50万円貰った。

「せっかくだから楽しんできて」ということで旅行に行くときにお小遣いを貰ったことのある人は多いと思います。しかし、300万円なんてセレブですね。豪遊が出来そうです。

<ご褒美として>

・志望校に現役合格できたお祝いというかご褒美として20万円貰いました。そのお金で車の免許を取りました。
・弟の勉強を教えて、無事に合格したので20万円貰いました。

頑張ったことへのご褒美としてお小遣いを貰った経験がある人もいるのではないでしょうか。

なお、今まで親に貰ったお小遣いの最高金額を聞いてみたところ、一番多い回答は1万円でした。上記のように高額のお小遣いを貰っている人もいるため、平均金額は58,000円でした。

親からお金をもらう頻度やその理由は?

・親にお小遣いを貰う頻度

1位:月1回程度
2位:半年に1回
3位:2~3ヶ月に1回
4位:年に1回
5位:数年に1回
6位:週1回

・親にお小遣を貰う理由

「親の好意に甘えるもの時には必要で、それで親が喜んでくれるなら受け取る。」
「自分からお小遣いを要求している訳でなく、くれるので貰っているが、それでいいと思っている。」
「出来るだけ親に頼りたくないが、キャッシングなどをするよりはいいと思うので。」
「援助したりされたりすることで家族のつながりが生まれる」
「今貰わなくても、いずれは遺産として自分の所へ来るお金だから、そのお金をいつ貰うかの話だと思う。」

親にお小遣いを貰う理由として意外と多く見られたのは「親と離れて暮らしているため、お小遣いによって親子のつながりが生まれる」という意見でした。実際、自分の子供を援助することに喜びを感じる親も多いのは事実です。子供もそれを分かっていて、喜んでお小遣いを受け取るのも親孝行の一種と考えているようです。

親からお金をもらうには何をしたらいい?

・弟や妹の勉強を見てあげる

実家暮らしで、弟や妹が中学生や高校生の場合は、勉強を見てあげるとお小遣いを貰える可能性があります。

忙しい母に代わり、夕食の準備をして、兄弟にも食べさせ、その後に学校の宿題をみてあげたり、高校や大学入試対策を手伝うなど、コツコツ続けていきましょう。

弟や妹の勉強を見てあげて成績が上がったり、合格したりするとお小遣いを貰うことが出来るでしょう。

・長期休暇には実家に帰る

実家から出て暮らしていて、年に1~2回しか帰れない人は、親から「次のお正月は帰ってくる?」など聞かれることがあると思います。

そんな時は、親は子供の顔が見たいと思っているので、実家に帰りましょう。実家から戻るときにお小遣いを渡してくれるはずです。しかし、あまり使わず大切にとっておきましょう。

・結婚する

結婚資金、子供の教育費、マイホーム資金など、結婚すると様々なシーンでお金を援助してもらえる可能性があります。

高額な援助じゃなくても、子供の服を買ってもらったり子供にお小遣いを貰ったりと何かとお金をもらうことになるでしょう。

奥さんが気に入られると、特に援助してもらう時には話がまとまりやすいと思います。

親からお小遣いやお祝いとしてお金をもらうと贈与税がかかる?

生活費や教育費以外で、結婚祝い、出産祝い、入学祝・・・結婚して子供が出来ると親からお金をもらうこともあるでしょう。お祝い金は生活に必要な費用ではないため、基本的に贈与税の対象外となります。

「個人からの、香典・花輪・年末年始の贈答、祝いものや見舞いでの金品で法律上贈与に該当するものでも社交上必要な物で、贈与者と受贈者との関係に照らして社会通念上相当と認められるものは、贈与税を課税しない」という定めがあります。

社会通念上相当というのは、常識の範囲内であれば基本的に贈与税がかからないという事になります。基本的に・・・というのは、親子間ならいくら受け取っても非課税というわけではないからです。

贈与税には基礎控除額があり、それは年間110万円となっています。つまり、年間110万円の贈与であれば課税対象外となるということです。

親からお金をもらう時に注意すべきこと

親からお金をもらう金額が大きい=贈与額が大きい場合、その年に年間いくらもらったのか後で証明できるように書類を揃えておくのをおすすめします。

親からの高額の贈与を受ける場合は、面倒でも金銭授受の契約書を作成し、銀行振込を行ってもらいましょう。契約書と合わせて、お金が振り込まれた時の通帳コピーなどを取っておけば安全です。

年間110万円までは贈与税は非課税ですが、毎年100万円以上を定期的に10年間贈与し続けると、贈与税がかかる場合もあるので注意が必要です。

毎年同じ金額を贈与していることで、1000万円の贈与を贈与税を逃れるために10回に分けて贈与しているのではないかと判断されてしまう事があります。
つまり、「この1年間で100万円の贈与を受け取った」という解釈ではなく、「毎年100万円づつ10年間貰える権利を最初の年に受け取った」という解釈となってしまい、最初に100万円を受け取った年に1000万円分の贈与税を支払うことになる場合があります。

そのため、毎年同じ額の贈与をしたり、同じ日に振込するなど定期的に継続していると分からないようにする工夫が必要です。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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