夫の親との同居生活を解消する方法や同居生活を上手くやる方法
2018.4.5
義理の親との同居をどうにかして解消したいと思っている嫁は多いのではないでしょうか?
一度始めた同居生活を解消する方法や同居話が持ち上がった時の断り方を調べました。
一度同居を始めるとなかなか解消するのは難しいかもしれません。そんな時に、上手く同居生活をするにはどうしたらいいかもまとめてみました。
この記事の目次
義母が反対しているけど親との同居を解消するにはどうしたらいい?
「お姑さんがご主人(息子)と離れて暮らすのが嫌だと感じている場合は、近所への引っ越しを提案してはいかがでしょうか?義理家から近い所でも親との同居を解消するだけで、気分が違うと思います。近いからちょくちょく会いに来るなど、別居の希望条件を譲歩するのも手だと思います。」
「うちの義理親は熟年離婚し、姑が行くところがなくて同居することになりました。しかし、同居しても家事も育児も口だけ出して協力してくれないので、夫が怒ったため同居を解消することになりました。同居解消の理由が仲たがいなので、今は交流がありません。私は気楽になったけど、夫や子供は少し気の毒です。」
「同居をして2年ほどで新居を立てることになって同居を解消しました。新居でも同居をしなかったのは、精神的な疲れが原因です。同居を解消するには夫の理解と協力が必要です。旦那様が同居を解消したいと思っているなら、後は行動するだけです。」
義理の親と同居を解消せずに続けるコツは?
義理の親との同居生活を良好なものに出来るかどうかは夫に掛かっています。
結婚というのは、親から独立して自分の家庭を作ることです。ですから、夫が両親から経済的にも精神的にも自立出来ていることが大切です。
将来的に親と同居するにしても、結婚後しばらくは二人で住んで経済的にも家事もすべて二人で生活してみるのがおすすめです。その方が、成長することも出来るし、二人の絆が強くなると思います。
義理の親よりも妻の事を大切にして尊重出来る夫であることも義理の親との同居には必要な条件のひとつです。
また、義理の親との同居は気を使うし意外と息抜き出来る場所がありません。そこで、同居当初からよく自分の実家に帰る事を習慣化するのもおすすめです。
同居当初は遠慮があって実家に帰ったり遊びに行ったりしづらいでしょう。しかし、慣れて来る頃には「あまり外出しない嫁」が当たり前になってしまって、実家にも帰りづらくなってしまいます。
親の手伝いや親が寂しがっているなど理由は何でもいいですが、定期的に実家に帰ることが習慣化していれば義理の親も「よく実家に帰る嫁」が当たり前になってきます。
もしも、親との同居に伴い家を新築や改築して可能ならキッチン・バストイレを別にして、ガスと水道のメーターも別にすることが出来れば、大きなトラブルを避ける事は出来るでしょう。
義理親との同居話が持ち上がっても解消するには?
義理の親から同居の提案があった場合、断りたくても嫁の立場としては断りにくいですよね。そこで、断る時は相手の立場を考えて、相手を思いやった理由で断りましょう。
同居をすると言っても、親が同居をしたいと思った理由は人それぞれ違います。まずは、同居の提案をしてきた理由を聞き出しましょう。理由が建前の時もあるので、本当の理由がないかも慎重に伺います。
そして、同居話をなかったことにするには、同居しなくても親が同居したがっている理由をカバーできる工夫を提案して話し合うことが大切です。
自分達だけの都合で同居話を拒否すると、今後の嫁姑問題に発展したり、トラブルになる可能性が高いでしょう。
また、金銭面を理由にするのも良いでしょう。例えば、今あなたの家が持ち家なら、同居するには部屋数が足りないから改築するか建て替えが必要になるなどを理由にするのです。
ただし、金銭面を理由にするときにも言い方次第では自分たちの都合のいいように断っているように聞こえてしまうので、思いやりのある言葉を使うようにしましょう。
金銭面が理由でも「義理親には迷惑を掛けたくない」などという言葉を付け加えるだけで、印象が変わるはずです。
将来的に同居すると口約束したけど、その口約束は有効?
親と同居したくない人は同居を阻止しましょう。もしかしたら、「結婚後しばらくしたら同居するって約束したじゃない!」と姑に言われて、気にするかもしれませんが気にしなくて大丈夫です。
実際、そういう口約束を結婚前にしていたとしても、もう何年何十年と経っているなら「気が変わった」「結婚当初と今では事情が違う」などの理由で反故して良いでしょう。
同居を断るには旦那が同居に反対させるのが最善の策です。旦那に「義理親と同居したら絶対トラブルになる」と思わせることで、問題事を避けたい男性は同居を回避したいと思うようになります。
そうするには、「お義母さんのことが嫌い。同居したら絶対喧嘩になるし無理」と言うことをはっきりと旦那に伝える事です。もしも夫に説得されても「一度嫌いだと言ってしまったから余計に無理」だと伝えましょう。
人間は二者択一の問題を出されると弱い生き物です。夫を説得できなかった場合は「あなたにとって私とお義母さん、どっちが大切?」と言ってみましょう。
夫は「そういう問題じゃない」と逃げるかもしれませんが、この論法に持ち込んでしまえばもうこっちのものです。なぜなら、「お前に決まってる」と言われれば「じゃあ同居断ってくれるよね」と言えます。違う回答をされても、怒って同居拒否に話を持って行きやすくなります。
親との同居を解消するには夫の意識改革が重要
親と同居していても、二世帯住宅だとしても、自分たちと親は別の世帯だという考え方が出来るかどうかは重要です。
夫の親と同居に対して、夫と妻とでは同居に対する温度差があることがほとんどです。夫にとっては自分の親なのでそうなってしまうのも致し方ありません。
もしも、夫が長男だったら余計に「長男は跡取り」という価値観を小さなころから植え付けられている場合もあります。
また、同居や二世帯住宅にたいして、夫が金銭面で「家賃がもったいない」「親と住めば援助が受けられる」と思っているなら、夫は完全に親離れ出来ていないでしょう。個々の世帯であるという自覚が足りない証です。
例え同じ屋根の下で暮らすとしても、親は親の世帯、子は子の世帯があるのだと言う事を理解しなければなりません。
親との同居を解消するために夫と話し合いを重ねることになりますが、その結果同居解消に踏み切る場合は夫から親へ話してもらいます。
その時に、「妻がこう言ってるから」と逃げる旦那もいますが、夫が自分の意見として親に伝える必要があります。断る方は相手を傷つけるかもしれないという罪悪感を感じるかもしれませんが、断るときに誰も傷付かない方法なんてないと思うことが大切です。
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