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人間の能力に限界を決めるのは『脳』だった!

2018.4.6

人間の能力って?
勉強?スポーツ?仕事?
人間がそれぞれ備えている能力に、個人差はそれほどないようです。
能力に差はないけれど、センスや物事の考え方に差があり、自分の限界_02は脳が決めているのだとか。
もう、無理だ…
こういった思考回路が自分の限界を決めているのであって、あなたの能力はまだ限界を迎えてはいませんよ。

人間の能力に限界ってあるの?あるのは「限界」ではなく「常識」

自分の限界を知っていますか?
その限界は本当にあなたの限界ですか?

自分の限界は、自分がそこまでしかできていないから、その位置に設定されているだけで、本当はどの位置にあるのか、誰も知りうることができないのではないのでしょうか?

あなたの限界は、あくまでもあなたが決めている限界。
あなたの限界、本当はどの位なのでしょうか?

一般的に言われている限界は、あくまでも「常識的に考えると」と言うことが、ベースに作られています。

その「常識」は常に変動します。
世の中が変われば常識も変わります。

いつまでも、自分の都合のいい「常識」を盾に自分の「限界」をつくり、言い訳しているつもりですか?

あなたの「限界」は、甘えと弱さと都合の良い常識によって作られたものでしかありません。

人間の能力の限界は「脳」が決めます!

身体能力は「脳の指令」によって、制御されています。
力を限界まで出し切った人間はどうなるか知っていますか?
答えは「動けなくなる」です。

動けなくなるまで、力を出し切ってしまっては、生活に支障をきたしてしまいますよね。
日常生活で限界の力を出す必要はありませんが、アスリートなら、自分の限界に、記録の限界に挑戦し続けなければならないと思います。

よく聞く「火事場のクソ力」ですが、普段は意識して制御している力を、有事の時に発揮する力のことをさしています。
私たちは生活の中で、持っている筋力の半分も使って生活していないことを知っていましたか?
なにか非常事態が起こった時には、その使っていない力を出すことができるということですね。

人間の能力に限界を感じたら、あとは運を天に任せるのみ…

人間の能力や体力、才能に限界を感じた時、あとは運を天に任せるしかないのかもしれません。

自分の力や能力を最大限に発揮しなくても、物事がうまくゆくこともありますし、どんなに力や能力を尽くしても、物事がことごとく失敗していく時もあります。

世に名が出ている成功者から話を聞くと「あの時天が味方してくれた」や「もうダメだと思った時に、助けの手が伸びてきて」などと言う話を聞きませんか?

商才に長けた人物であっても、運命の流れに翻弄される時もあります。
自分の能力の限界以上に頑張っても、結果が伴わない時には、運を天命に任せるということになるのでしょうか?

人間の能力に限界はないと言っても、人間のすることには限界はあります。

人間の能力の限界までやり切った後、結果が必ずしもついてくるとは限りません。
だからこそ、能力の限界までやりきる必要があるのです。

能力に個人差はないんですって!

人間の能力には、個人差はそれほどないと、言われています。
子供が、同じスポーツを始めると、ぐんぐん伸びること、なかなかできるようにならない子の差を、感じることはありませんか?
でも、それは進み具合が早いか遅いかの違いであって、行きつく先、言わゆるゴール地点にたどり着いた時には、あまり大差がないのです。

それでは、同じスポーツを始めても、片方はオリンピック選手に、片方は地方大会出場どまりと言う差が出るのだと思いますか?
それは、能力の問題ではなく、その分野においてセンスがあるのかないのかが、大きくかかわってきます。
また、育った環境が適していたのか、続けることに対して金銭的に問題がなかったか、努力するところが違っていなかったか、身体的な優位点があったかどうか、などによるものです。

どんなスポーツでも、続ければ誰だってオリンピック選手になれるわけではありません。
ですが、オリンピック選手でも、オリンピックに行けなかった選手でも、限界点は一緒なのです。

人間の能力に限界はなくても、脳の処理スピードに限界がある

人間の脳とは面白いものです。
人が何か新しいことを始めようとする時に、人間の脳は、今までの情報や経験をさかのぼり、様々な思考を展開して色々な考えや答えを導き出そうとします。
こういった脳の考え方や、思考回路に置いて、物事の限界を決めるのです。
脳が処理する情報量は一定量決まっていますので、この考え方に限界があるのであって、人間の能力には限界はないと考えられています。

とある研究では、脳の情報伝達が「速い」人は賢く、脳の情報伝達が「遅い」人は、賢いとは言えないという研究結果が出されました。

脳が、情報を処理する時に、ものすごく膨大なエネルギーを要すると、言われています。
そのため、そのエネルギーを一定量保つ力と、処理スピードをあげる伝達処理能力が、多ければ多いほど、賢さの象徴となるようです。

ですが、人工的に脳に電流を流したり、脳に栄養を送り込んだとしても、私たちは賢くなるわけではありません。

脳に限界があって、能力には限界はないのですね。

子供が、勉強やスポーツで悩んでいる時に「もっともっとできるんだよ。できないと決めて練習(勉強)してない?」と声を掛けてあげましょう。

みんなできるんだから、時間がかかってもあなたにもできるのよ。と、励ましてあげましょう!

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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