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赤ちゃんが手をグーパーさせるのは意志がある証拠です!

2018.4.9

赤ちゃんは自分の手をじっと見つめる行動をしたり、手をグーパーさせたりします。

どうしてそのような行動をするのでしょうか?不思議に思うこともありますよね!

実は、赤ちゃんの成長における、脳の発達に関係があるようです。

赤ちゃんが手をグーパーするのは意志を持った証拠

赤ちゃんが3ヶ月~4ヶ月頃になると、手を握ったり開いたりという動きが自分の意志通りに出来るようになります。

この頃は掌の発達が目覚ましく、ツルツルしている、ざらざらしている、ふわふわ、カチカチなど、物を触って楽しむ時期です。
自分の欲しいものに手を出すような行動はまだできませんが、赤ちゃんにものを持たせてあげると舐めたりしゃぶったりしておもちゃにしてしばらく遊ぶようになります。

手を自分の思ったように動かせるようになるのは、自分の意志を持つようになったということになります。

それまではぼんやり天井を見つめて過ごしていた赤ちゃんも、親の動きをじっと見つめたり、抱っこしてほしいと甘えて泣くようにもなります。

人と関わることで楽しむ力が育つ時期でもあり、手遊びなどを教えてあげると、徐々に笑顔も見られるようになります。

赤ちゃんが手をグーパーさせられるようになる練習方法

赤ちゃんが手をグーパーさせられるようにする練習があります。

産まれたばかりの赤ちゃんが手をグーパーさせるのは、「反射」という動物の能力からです。

これを利用することで、赤ちゃんが自分の意志でグーパーできるようにする練習をしてみましょう。

1.赤ちゃんが握りやすいペンなどを掌にあてて握らせる
2.ものを握った手を手の甲から手首までなでてあげると、反射が起きて手を開く

これを利用することで、赤ちゃんにも自分の意志でグーパーすることを覚えさせることが出来ます。

また、赤ちゃんのお世話をするときは赤ちゃんに話しかけてあげることも大切です。

「○○ちゃん、今からミルク飲もうね!」と言って名前を呼びかけ、哺乳瓶を見せます。
そうすると、ママが今から何をしようとしているのかを考え、自分もその準備をするようになってきます。

このことを「予測力」と言い、予測力を付けるためには「名前を呼ぶ・物を見せる・行動する」を繰り返すことが大切になります。

赤ちゃんが手をグーパー!ベビーサインはご存知ですか?

ママと赤ちゃんが意志を伝え合う動作に「ベビーサイン」というものがあります。

どんな動作にするかの決まりはありませんが、ママが何かをする前に決まった行動を行うことで、徐々に赤ちゃんもその行動を行えるようになるという話があります。

「赤ちゃんに出来る訳ない!」と思うかもしれませんが、実際に出来ている親子もいるようですので、赤ちゃんとのコミュニケーションの一環として取り入れてみてはいかがでしょうか?

例えば、おっぱいの時に手をグーパーさせる、「もっと飲みたい」という時には指と指をトントンする、「もういらない」という時は手を合わせてごちそうさまのポーズをするなど、ママが赤ちゃんに動作をして見せることで、赤ちゃんもだんだんとそれを覚えてできるようになり、赤ちゃんの動作で何を言いたいのかが伝わるようにも出来ます。

興味がある方は実際に試してみてはいかがですか?

ベビーサインでママと赤ちゃんのストレスも減少?!

小さな赤ちゃんを育てていてママが思うことは「赤ちゃんが何をしてほしいか分かればなぁ」「赤ちゃんの気持ちが理解できればなぁ」ということではないでしょうか?

赤ちゃんが泣く理由が分からない時もありますし、ミルクが足りているのかもわからない時だってあります。

眠いの?おむつ?お腹が空いた?

こういったことも、赤ちゃんが伝えてくれたらわかるのに・・・と思うことってありますよね!

ベビーサインが出来るようになるのは生後6ヶ月~8ヶ月ころで、赤ちゃんがお座りできるようになるのが目安の時期です。

ベビーサインが出来るようになれば、赤ちゃんが今何をしたいのか伝えてもらえるようになります。

赤ちゃんがこれくらいの月齢になったら、遊びの一環で試してみましょう。

ベビーサインを覚えることで、赤ちゃんが何をしてもらいたいかがスムーズにママに伝わり、お互いのストレスが軽減されるというメリットもあります。

赤ちゃんが手をじっと見つめるのはハンドリガード

産まれてすぐの赤ちゃんが自分の手をじっと見つめているところを見かけたことはありませんか?
これは「ハンドリガード」と呼ばれるもので、生後2か月~3ヶ月頃から始まる行動です。

それまでは一日のほとんどを寝て過ごしていますが、月齢が進むにつれて起きている時間も長くなってきます。

そんな時、自分の手を目の前に持ってきたり、手をくわえて遊ぶなど、ハンドリガードの動きをするようになります。

このハンドリガードは生後4ヶ月頃にはおさまってくることがほとんどですが、生後4ヶ月頃から始める赤ちゃんもいるなど、個人差のある行動です。

このため、赤ちゃんがなかなかこういった動きをしなくても、ママが焦る必要はありません。
また、いつまでたってもこの行動をやめなくても大丈夫です。

赤ちゃんの成長を優しく見守ってあげましょう。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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