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脳のmri検査を子供が受ける場合の注意点について解説!

2018.4.14

脳のmri検査は大人だけではなく、子供が受ける場合もあります。

mri検査で子供のどんな病気がわかるのでしょうか?子供が検査を受ける場合に気を付けることとは?

脳のmri検査を子供が受ける場合の注意点について詳しく説明します。

脳のmri検査で子供のどんな病気がわかる?

mri検査は大人にとっては特に問題はありませんが、子供にとっては約30分間もじっとしていなくてはいけないので、苦痛でしょう。そのため、鎮静剤などを使って眠ったまま検査を受ける場合もあります。

mri検査では、大きな音がします。子供にとってはびっくりするような音に感じることもあるでしょう。そのためにも、眠ったまま検査を受けた方が良いのです。

子供がmri検査を受ける機会は少ないのですが、子供の病気の中でも、脳ドッグやmri検査を受けないとわからない病気があります。

その中の一つが、特定疾患の「もやもや病」です。子供に脱力感が出ている場合、または息を吐きだす時に過呼吸が起きてる場合に疑われる病気です。

この病気はmriで画像撮影をしないと判断がつかないと言われています。しかし、「もやもや病」だとわかったとしても、原因は不明なので治療法もないのが現実です。

しかし病気の早期発見にmri検査は有効だと言えます。

脳のmri検査を受けるために子供を寝かせるのは結構大変かも?

脳のmri検査を受ける場合、先ほども言ったように「眠る」のが一番よいのですが、1回の薬だけで眠ってくれないこともあるようです。

5歳の子供の母親は、薬も飲んでお腹もいっぱいになればすぐに眠くなるだろう、と考えていたようですが、実際にはなかなか寝てくれなかったといいます。

いっぱい食べさせようと、おにぎりだけではなくサンドイッチなども用意しました。まずはおにぎりを食べさせたようですが、この時点で薬も効いてきたのかすでに目がうつろになってきたといいます。

しかし、ベッドの連れていっても寝てくれません。そのため、サンドイッチなども食べさせたようですが、一向になてくれなかったとか。

追加の薬は飲ませたくなかったようですが、看護師さんに寝かせるように言われて、追加の薬を飲ませたといいます。それでようやく眠ってくれたようです。

子供とはいえ簡単には眠ってくれない時もあるようです。

子供が頭痛を訴えたら、脳のmri検査を受けよう

子供が「頭が痛い。」と言っても、まさか脳梗塞や脳出血ではないだろう・・・そう、考えていませんか?

しかし、年齢は関係ありません。大人でも子供でもなる病気なのです。

もし、子供が頭痛を訴えたり、それに伴って吐き気があるようであれば、脳神経外科を受診しましょう。子供専用のクリニックなどへ行っても、風邪だと診断されて気づかない場合もあります。

脳神経外科で診察して、何も見つからなければ安心できます。まずは脳神経外科に行きましょう。

一般的に「脳出血」は、段階を踏んで破裂しやすくなり、破裂した結果「脳出血」となりますが、先天性の脳血管の奇形の場合もあります。そういったレアなケースの場合であっても、脳神経外科であれば専門の先生が診察してくれるので、わかります。

mri検査室に持ち込み禁止のものとは?

脳のmri検査はレントゲンと違って放射線は使用されていませんが、強力な磁気が発生しています。そのため、入室するときには注意が必要です。

まず、mri検査室の中には磁性体の持ち込みは禁止されています。万が一持ち込んでしまうと、患者さんに危害が加わる可能性があるのです。

これは検査が行われていない場合でも同様です。常に静磁場が発生しているのです。

過去にアメリカでは、酸素ボンベがmri検査室に持ち込まれ、その時期の力によって事故が起こりました。

一般的に使用されている車いすや点滴台などは磁性体です。そのため、mri検査室に入る時には、非磁性体のものに替えなくてはいけません。

その他に持ち込み禁止となっているものは、時計や電子機器、人口呼吸器などの医療機器です。ペースメーカーを使用している患者さんも残念ながら入室できません。

mri検査にはこんなメリット・デメリットがあります!

mri検査は放射線を利用していないため、妊婦さんでも受けることができます。

また脳以外にもどの部位でも検査できることがメリットの一つです。

さらに横断・縦断など、どんな断面でも画像にすることができ、断面だけではなく血管だけを画像化することも可能です。

呼吸器や消化器などの臓器の場合はCT検査が効果的と言われていますが、身体の縦断面を見るためにはmri検査の方が効果的です。中でも脳腫瘍や脳梗塞などの脳の病気の場合は効果大です。

さらに椎間板ヘルニアなどの骨や神経に異常があるような病気の場合でも、その部位を立体的に映せます。

しかし、デメリットもあります。

骨や肺を抽出しにくいので、CT検査と併用する場合が多くなります。

さらに、検査時間が30分から1時間と長く、閉鎖的な空間にいるため、閉所恐怖症の人な苦手かもしれません(病院によってはオープンタイプの機器もあります)。

ペースメーカーを使用している人は検査を受けることができないのも、デメリットの一つでしょう。金属類の持ち込みはずべて禁止されている他、磁気を使ったキャッシュカードやクレジットカードを持ち込んでしまうと、使用できなくなってしまいます。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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