大学レポートの評価基準とは?ポイントやコツについて
2018.4.18
大学で提出を求められるレポートですが、どんな書き方をしたら高評価となるのでしょうか?
評価が下がるポイントとは?逆に評価が上がるポイントはどこ?とくに注意が必要なのはこの部分!
レポートの評価が高くなるポイントやコツを紹介します。
この記事の目次
大学のレポート評価はルールを守って作成しよう!
大学で身につけなければいけないスキルとしてレポート作成があります。大学を卒業するためのように思えるレポート作成ですが社会に出てからも役に立つものとなります。
単に文章を書くことが、レポート作成ではありません。レポート作成では、自分で情報や資料を収集する、それらを評価して取捨選択する、要点を適切にまとめる、わかりやすく伝えるなどいくつもの工程があります。形式的なルールや指示を正しく理解しつつこのような工程をふまえたうえでレポートは作られます。
では、レポートで高い評価を得るためにどうしたらいいのでしょうか?
まずは適切なテーマを選ぶことが大切です。そのテーマについてどの程度の分量や内容が求められているかの判断もしなくてはいけません。字数が1000文字以内であれば、800文字以上は必要となります。1000文字程度であれば、900文字から1100文字が目安となります。
また、形式的なルールや,指示を守り作ることが大切です。
大学のレポートで評価されるのは自分の言葉や自分らしさ
評価の高いレポートは、必ずしも完璧ではありません。自分の言葉で語ろうとしているものや伝えたいという気持ちがわかるものは評価が高いと言えるでしょう。レポートの作成によって自分のものとなっているものは評価に繋がります。
逆を言えば、自分の言葉ではない、コピペのようにどこかからもってきた、ほとんど真似ているようなものは評価の低いレポートとなります。難しい言葉や専門用語は、一見よくできているようにも見えます。しかし、レポートは、相手に伝わりやすくする作業も作成のひとつとなります。普段使わないような言葉や用語であれば本当に本人が作ったものなのか疑ってしまうのもわかります。
レポートを採点する人を感心させるようなものであれば優評価となります。次にいい評価となるのがほどよく論理的な展開ができているもの、無難なレポート、個性の感じられないレポート、感想文のようなもの、論拠が示されていないものどは可となるそうです。
高評価を狙うのであれば、レポートを読む人に向けてどうしたら伝わるかや自分らしさを出すといいようです。高評価とならなくともいいのであれば、とにかくまずは提出することいいでしょう。
大学のレポートの評価はこのようになっています!
大学のレポート作成は、三つの視点を取り入れて作りましょう。
それは、言及・論理・個性となります。
言及は、きちんと調べられているかとなります。論理は、テーマにそっているかや話のつながり、くみたてが重要となります。個性は、他の人とは違った問題提起や結論があるかとなります。このときの自己で評価もできるといいでしょう。
加点や減点の原則としては、加点されるのは言及 < 論理 < 個性となり、減点となるのは言及 > 論理 > 個性となります。
言及の基本は、社会常識とも言えます。できていることが当たり前となるので加点は低いですが、できていなければ減点が大きくなるのが特徴です。個性については、表現できていなくとも減点されることは少なく個性的であれば加点が大きいと言えます。
加点となるのは、よい問いがある事や着眼点、テーマにそった課題にとりくんでいる、考え方がひとつではなく結論を出しているのがポイントです。
減点となるのは、自分のコメントがない、現実的ではなさすぎる、偏った意見や考え方です。
レポート評価の前にテーマについてよく考えてみよう!
レポートを書くときに、大切なのは何を聞かれているのか理解している事となります。大学の先生いわく、レポートで点が取れない人はここができていないのだそうです。
先生が聞いていることではないにものについて答えていることが多いそうです。そのズレた部分は、どんなによくできていても点数にはつながりません。
レポート作成は、自分のためですが誰が読むのかを考えて作成しましょう。先生は何のためにこの問題を出したのでしょうか?どんなことを考えて欲しいと思ってレポートを作成させるのでしょうか?
問いの意味は、もしかしたら簡単にわかるものではないのかもしれません。その問いについて考えることがレポート作成の意味という場合もあるでしょう。先生の好みのレポートを作成するには、授業を受けることが一番です。問題の意味を理解するのはもちろんのこと、以前に提出されたレポートを見ることも参考になるでしょう。
どんなレポートであれば評価が高いのかチェックしてみてください。
レポートで個性を出すならインパクト!しかし言及がブレてはダメ!
A評価をとった学生のレポートは、テーマについて自分なりのチャレンジをしているのが読み取れたそうです。
レポートの作成は、作成することが目標になってしまうと小まとまりになってしまったり当たり前のものになってしまうことが多いようです。意識して、このように作ってはいないけれど作ってみたら加点となるところがないレポートができてしまったと言えます。
論述内容のインパクトが強ければ、A評価となるものがギリギリB評価となっている人も多くいるようです。
間違っていたり、不適切な内容な内容でなければ減点されることはありませんが目立った点がなければ加点もないのがレポート評価です。
レポート作成で個性を出すのは難しいことです。テーマに対して、どのように感じたかや考えることができるのか素直に出すのもひとつの方法だと思います。
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