窓のサッシから虫が入る原因とは?虫を防ぐ方法をご紹介
2018.5.3
窓のサッシから虫が入る原因にはどんなものがあるのでしょうか?
あなたのうちの網戸の網目の大きさは大丈夫?意外にも虫が入ってくるのはこんな理由からのようです。
どのくらいで網戸は張り替えるべき?虫対策となる方法を紹介します。
この記事の目次
虫が入るのは窓のサッシから?どうして虫が入ってくるの?
どこの家の窓にも、網戸はついていると思いますが横にスライド式で開く一般の窓は開けてよいのは片方だけなのを知っていますか?
なんとなく、窓はどちらを開けてもいいと思っている人は多いのではないでしょうか。網戸をスライドで左右入れ替えればどちらの窓を開けてもいいわけではありません。
窓枠とガラス面の段差がポイントとなります。窓は、左右が重なり合う中心の枠の部分があり手前の窓がどちら側かがわかります。
窓を開けてよいのは室内から見て手前側の窓となります。手前側と同じ側に網戸をセットしてください。奥側の窓の窓枠と網戸の枠に隙間が無いことを確認しましょう。
網戸の枠の方にゴム又は毛が付いていて隙間を埋めるようになっています。年数が経つと劣化したり、潰れてしまい役割を果たしていない場合があります。窓と網戸にすき間があるようなら、ホームセンターなどでこの部分だけ換えることのできるものが売っているので交換をおすすめします。
虫が入ってしまうのは窓のサッシの目の大きさが関係している?
サッシの隙間がないのに、なんだか小さい虫が家の何に入っているような・・・。そんなときには、網戸の目が原因かもしれません。
網戸にほつれや破けがないか確認しましょう。また、網戸の目の大きさも確認してみてください。
一般的な網戸の目は1.15mm四方の18メッシュとなります。体長1mm程度のチョウバエやセンチニクバエなどは通り抜けてしまう可能性があります。
破けていたり、目が大きい場合は貼り替えるといいでしょう。
網戸は意外にも自分で簡単に張り替えることができます。用意する道具は、網戸ローラーだけ。新しい網と、押さえゴム、それを切るハサミやカッターがあれば貼り替えられます。
網戸ローラーを溝に合わせてはめこんでいくだけでOKです。この網戸の張り替えは、ホームセンターで実演を開催しているところもあるので確認してみてくださいね。季節的には5・6月に実演を開催しているそうです。
このように、一般的な網戸として使われているポリプロピレンのものは5〜10年で張り替えるものとなっているので使っている年数も気にしてみてはいかがでしょうか?
窓のサッシが緩んでいると虫が入りやすい!?
網戸から入ってくる虫というと、コバエのような小さい虫のイメージがありますがカメムシのような虫も楽々と入ってきてしまうこともあるんです。
カメムシの体は平べったく、2mmの隙間があれば侵入してきます。サイズによっては1mmでも入ってくるので要注意です。
窓のサッシ部分が劣化したりすき間があると、ここからカメムシが入ってくることも・・・。
窓はきちんと閉めていても。網戸はピッチリ閉めないこと多くはありませんか?また、虫の侵入経路として洗濯物にくっついていたり鉢植えの植物、外壁の隙間、エアコンのドレンホースなども確認してみましょう。
虫のこない環境を作るのも大切です。蚊やコバエが発生しやすいのは、水のあるところです。鉢植えに水をやりすぎない事やベランダに水たまりができないようにしたりすることで虫の来ない環境にしましょう。
虫は、光にも寄ってくるので暗くなったら電気をつけるまえに雨戸を閉めて、光が外に漏れないようにするといいでしょう。雨戸がなければ、カーテンをしっかりと閉めましょう。
窓からの虫は網目の細かいものでシャットアウト!
「24メッシュ」以上の網戸であれば、小さな虫も入ってこれません。一般的な網戸は18メッシュ(18#)となります。目の大きさが約1.15mmとなるので、2mm~4mmの蚊であれば網戸の目から入ってくることはありません。
しかし、約1.15mmの虫は入ってきてしまいます。一般的な網戸を突破してくる小さな虫に対しては網戸の張替えをして対策しましょう。
網戸には、ネットに薬剤を練り込んでいるものやグレーネットのように黒ではないものがあります。
中には、花粉もカットしてくれる網目の細かい200メッシュもありますよ。他にも、内側がブラックで視界がクリアでありながら外側はステンレス加工により光の乱反射で中が見えにくいなどのような防犯にも役立ちそうなものもあります。
全部を張り替えるのは、難しい場合やとりあえず一部分だけ修理したいときには網戸補修シートが便利です。100均にも取り扱いがあるようです。シールのようにペタッと貼るだけなので簡単ですね。
虫を家に入れないためには?対策方法をご紹介!
虫の侵入対策としておすすめなのが、すだれやサンシェードとなります。網戸とすだれの二重構造になるため、虫の侵入をより効果的に防げます。
網戸の目が粗いものであっても、すだれやサンシェードをかぶせておくことで虫が入ってきにくくなります。
防虫成分が生地に練り込んであるものであれば、虫除けにはもってこいですね。
また、防虫剤を活用するのもいいでしょう。
スプレータイプの防虫剤を網戸やすだれに吹きかけるだけで、虫を予防することができます。吊るすタイプのものもあるので、どちらも使ってもいいかもしれません。
網戸を張り替えることなく虫対策できるのも嬉しいですね。
窓ガラスにスプレーするものもありますし、無香料タイプのものもあり雨にも強く、汚れがつきにくくなるというメリットもついてきます。
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