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名前は一生付き合っていくもの。子供の名づけで後悔しないために

2018.5.6

子供の名前を考えてい折る時は一種の「ハイ」のようになっており普通に感覚が失われがちになっていませんか?

人とかぶらないように、ちょっと奇抜なものを考えてみたり、意味は知らないけど絶対この漢字や響きを使いたいからと無理な名づけをしたり・・・。

そのせいか今はキラキラネームと言われる悲惨な名前を親につけられたり。親自体が後悔しているケースも少なくありません。

どうしても問題がある場合は改名することも可能ではあるようです。子供の名づけ方と改名について紹介します。

名前を正しく聞き取ってもらえない?子供の名前に後悔した瞬間

名前を読めないと言われるほかに名づけで後悔したのは、聞き取りにくい読みにした事です。

小さい赤ちゃんの頃は、買い物や公園へ出かけると高齢者や知人に「可愛ねえ、いまどれくらい?」なんてよく聞かれました。そして名前を聞かれ、答えると大抵聞き取りにくいようで間違われてしまいます。

そんなことが本当に多いので、かなり早い段階から名づけに失敗したなという自覚はありました。

また響きが奇抜なので、どういう漢字なの?と聞かれその都度説明するやり取りにも疲弊しますし。

病院やバースデーケーキを電話で予約する時にも必ず聞き返されますね。
もっと聞き取りやすい名前にするべきであったと後悔しています。
この分だと、子供も一生同じように名前を聞き返され説明するという苦労を重ねていかなければいけないのだなと心が痛みます。

名前は一生子供に付きまとう。キラキラネームで後悔しない?

まず、そこまで個性的な名前にする必要はありません。
個性を出そうとすればするほど、聞き取りにくい名前になることは間違いありません。

また名前の響きにこだわるあまり、まったく関係のない漢字を当て字にしている場合もあります。
この場合は間違われて当然でしょう。

このような名前は親としては満足しているかもしれません。
人とは違ういい名前を付けることができたと。

ですが子供はどうでしょう。漢字の意味を知りその漢字とは全く違う読みになっていることに戸惑い、自分の名前をずっと間違われ訂正しながら生きていかなければならないのです。キャラクターの名前なんて自分だったら恥ずかしすぎます。

キラキラネームと言われる名前の子供はきっと思うでしょう、もっとわかりやすくて間違われない普通の名前が良かったなあと。
子供も自身も名前のせいで苦労し後悔する人生を送ることになってしまうのかもしれません。

海外でもある!子供の名前の付け方を後悔した体験談

キラキラネームは日本だけにとどまらず、世界中にも例があります。
自分たちでつけた名前だけれど、名前負けしてしまったと感じる事やイメージとは全く逆に成長してしまったなど・・・名づけに後悔している親も多い様子。

インドではある夫婦が子供に”アニル”という名前を付けました。インドに住んでいれば問題なかったのですが、その夫婦は仕事の関係でアメリカへ移住することになりました。

するとそのアニルという名前は英語の肛門という言葉にそっくりだったことから子供がいじめの対象になってしまい、可愛そうな思いをさせることになってしまったそう。

まさか移住するとは思っていなかったので想定外の不幸でもあったようです。

またこれは日本でもあることですが人気で定番の名前をつけたらクラス何人も同じ名前がいた・・・などももう少し違った名前にすればよかったかもと後悔しているようです。

子供の名前に後悔…後から改名することは?

改名はできます。ですが気軽で安易に改名する事を認められるわけではありません。
改名する際に当然手続きが必要になります。

まず、自分で改名したいと思った時に申請できる年齢は15歳以降が対象です。
15歳に満たない場合は親が申請することになります。

そして改名には2通りあり、「読み」を変える事と「漢字」を変えるという方法があります。

この場合「読み」を変える方が簡単に改名できることでしょう。

申請手続きは住民表を置いている役所で行ないます。
「読みの変更手続き」を行うだけで、名前の読みを変えることができます。

キラキラネームは無理な当て字を使われ、奇抜な読みになっていることが多いので読みやすい名前に変えるという目的で読みだけを変えるなら比較的簡単に変更する事ができるでしょう。

ですが漢字そのものを変更したい場合は戸籍登録を変えなければいけないため、手続きが複雑になります。

また改名には家庭裁判所の許可が必要になり、「正当な事由」に当てはまる場合にのみ解明を認められることになっています。

ただ気に入らないからとか、恥ずかしいといった理由ではおそらく認められないでしょう。

名前を変える正当な理由がない場合は通名を使い続ける?

裁判所に正当な事由として認められなかった場合はどうしたら良いのでしょう?

「長年通称名を名乗り、社会的に通用している場合」、これは正当な事由として認められている項目です。

ですから、通称名を名乗り続け実績を作っていく事も一つの方法でしょう。
この場合は通称名が社会的に通用している事を証明する必要があります。

例えば顧客名簿や郵便物などを通称名を使用し日付の入った消印のある郵便物などを保管しておくと良いでしょう。

親が名付けた名前というのは一生子供に付きまとうものです。
冷静になり世間で通用する名前であるかどうかをしっかりと考える必要があります。
名前を考える時は、強い思い入れがあり「これで決まり!」と思うかもしれませんが時間をおいて冷静に子供が大人になった時を想定しするべきです。
客観的に名前を見つめなおし、様々な年代の第三者に一度どう思うかを聞いてみると良いでしょう。

そこに批判的な意見がある場合にはもう一度その名前を見つめなおして下さい。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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