旦那の転勤について行きたくない奥さん側の理由とは
2018.5.10
旦那様の転勤が決まって、旦那様はついて来てくれるものと思いきや、「転勤にはついて行きたくない」と考える女性が多いようです。
家族構成によもよりますが、ついて行きたくない_02と思う理由はさまざまあるのです。
転勤について行くか、単身赴任にするか、ここが悩みどころです。
この記事の目次
旦那の転勤について行きたくないと考えるのは私だけ?
旦那さんが転勤族の場合、奥さんが付いて行きたくと考える人は意外に多いようです。
奥さんも付いて行くのが当たり前、そう考えているのは男性だけかもしれません。
今は奥さんも仕事をしている家庭が多いですよね。
奥さまの仕事があるからついて行かない、そういう家庭も多いのです。
単身赴任をすると、会社によっても違いますが単身赴任手当などがある会社が多いでしょう。
また、帰省手当のようなものが支給される会社もあります。
単身赴任ではなく、家族一緒に暮らしていても、旦那様が帰ってくるのは平日は遅い時間という方が多く、帰宅したらご飯を食べてお風呂に入って寝るだけ、みたいな生活の旦那様も多いでしょう。
結局は単身赴任とそんなに変わらないかもと思う奥さまも多いのです。
中には、始めは旦那さんの転勤に付いてきて、1~2年住んだけど、結局土地に馴染めずにお子さんを連れて帰ったなんて方もいるそうです。
気が進まないのでしたら、始めから付いて行かないという選択も良いのではないでしょうか。
旦那の転勤について行きたくない…口にはしないことが必要
慣れない土地での生活は奥さんにとってもストレスです。
そのような時にも、「あなたが転勤だからついて来たけど、本当はこんなところ来たくなかった」というような発言は避けましょう。
これは、旦那様も反論できないような理由です。
旦那様が決めたことではなくて、会社が決めたことだからです。
また、旦那様自身が転勤のストレスやプレッシャーで、あなた以上にストレスを感じている可能性もあります。
以前は優しかった旦那様が、ストレスによってモラハラ夫になってしまうというパターンもあります。
新しい土地に来たのならば、二人で新しい土地を楽しむ、という意識が必要です。
どうせ住むならイヤイヤ住むのではなく、その土地の魅力を知って楽しく生活した方がいいですよね。
休日には、積極的に外に出て、ドライブで美味しいお店を周るのも良いですし、きれいな風景を探すのも良いでしょう。
新しい土地を楽しむというポジティブな姿勢こそが大切です。
旦那の転勤について行きたくないさまざまな理由
旦那の転勤について行きたくない、と感じるにはさまざまな理由があります。
30代のパート勤務をしている奥さまの話です。
「子供がいるので、転校させるのがかわいそうというのが一番の理由です。旦那には申し訳ないけど、単身赴任してもらいたいです。」
40代のパート勤務をしている女性もお子様のことを考えるとついて行きたくないと言います。
「私の父も転勤族でした。小学校も3ヶ所行きましたし、いつも新しい学校に行くのが嫌でした。子どもにも同じ思いをさせたくないからです。」
また、50代の違う奥さんはこのように話します。
「体力の落ちてきた両親の近くに住んでいたいと思うようになりました。旦那とは月に1~2度会うくらいの関係の方が気楽にも思えます。」
やはり、お子様の転校が絡んでくることが大きいようです。
このことが単身赴任になるか、家族での引っ越しになるかの一番の問題です。
中には、旦那様とはたまに会う方が気楽で良い、と考える奥さまも少なくないようです。これは、ある程度子育てが楽になった世代の奥さまが多いようです。
単身赴任だと帰省に掛かる費用はどうしてる?
単身赴任のデメリットと言うと、経済的負担です。
単純に、家賃・光熱費・食費などは、二所帯分掛かります。
また、赴任先が遠方な場合には、帰省費用も大きくなります。
この帰省交通費は、会社によっても規定が違います。
財団法人労務行政研究所が行った「一時帰省往復交通費の支給回数」の調査があります。上場企業及び店頭登録企業159社を対象に調査されました。
・月1回(年12回)…54.7%
・月2回(年24回)…20.1%
・2ヶ月に1回(年6回)…5.7%
・3ヶ月に1回(年4回)…1.9%
・ヶ月に3回(年18回)…1.3%
・6ヶ月に1回(年2回)…1.3%
半数以上の企業が、月に1回の支給という結果でした。
これは、帰省には個人の負担が大きいという結論です。
遠方の場合は、帰省するのも経済的な理由で回数が減ってしまうのは仕方ないかもしれませんね。
旦那の転勤に奥さんの仕事は重要
奥さまが旦那様の転勤について行かない理由の多くに『自分の仕事があるから』という理由はよくあることです。
旦那様が転勤になった場合、あなたは一緒について行きますか?というアンケートを奥さま達に行いました。
結果は「ついて行く」と答えた方が69.9%。
「ついて行かない」という答えは30.1%でした。
結婚をして間もないうちに旦那さんの転勤が決まる、そんなパターンもあります。
エピソードをご紹介します。
●彼が地方勤務の時に結婚が決まりました。私は仕事を辞めて彼との生活を始めましたが、1年もたたないうちに東京移動が決まりすぐにとんぼ返りになりました。『退職』ではなく『休職』にしておけば良かったなぁとちょっと後悔しました。
●結婚して半年で夫の転勤が決まりました。しかし社内では仕事のために旦那の転勤について行かないという女性が多く、私も当然のようにそうなりました。
女性のキャリアを優先か、家庭を優先か、悩ましい問題です。
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