ボンドの取り方まとめ!金属から衣服までこれを見れば大丈夫
2018.5.12
ボンドを慎重に使っていても、気付くと指輪などの金属や服、テーブルなどについてしまう時ありますよね。
一度くっついてしまうとなかなか取れないのが厄介ですが、取る方法はあるのでしょうか?
金属や手や指、テーブルにボンドがついてしまった時の取り方についてまとめました。困った時の参考にしてください。
もう一つ豆知識!自電車の錆がボンドで取れるという情報も。ぜひお試しを!
この記事の目次
ボンドの取り方!金属についてしまった場合は?
アロンアルファなどのボンドを使っていて、指輪などのアクセサリーに誤ってついてしまうことがあります。
傷をつけることなく、綺麗に取りたいですよね。
金属についてしまった場合は、まず指先や爪を使って擦って剥がしてみましょう。
それでもなかなか落ちない場合は、「アロンアルフアはがし隊」といった除去剤を使うと簡単に落とすことができます。一般的な接着剤に利用可能なため、1つはあると便利かもしれません。
金属によっては白くなってしまうこともあります。
その際は耐水ペーパーで擦り落としコンパウンドなどで目立たなくなるように塗り込むといいでしょう。
事前に変色しないかどうかチェックしてから使用すると安心です。
金属についたボンドを綺麗に落とすのは難しいかもしれませんが、専用リムーバーなどもありますので一度試してみる価値はあると思います。
強力なリムーバーですと固まったペンキまで落とせるようです。金属に付着したボンドなども綺麗に落とせるかもしれませんのでぜひお試しを。
金属ではなく手や指にボンドが付いた時の取り方は?
金属に誤ってついてしまうことよりも、やはり手や指についてしまう事の方が多いですよね。
金属をとる時は指や爪を使ったり、専用リムーバーなどで落とすことができますが、指や手についた接着剤はどう落とせばいいのでしょうか。
アロンアルファがついてしまった場合はお湯で落とすことができます。
40度ぐらいのお湯を容器に溜め、アロンアルファがついた手をゆっくりとお湯につけます。手が温まってきたところでアロンアロファがついた部分を優しく揉むように落としていきます。
少しづつ剥がれてきますが、剥がれてきたからといって無理に剥がすのはやめましょう。無理に剥がそうとすると手を痛めてしまいます。揉みながらゆっくりと剥がしていくのがポイントです。
時間は掛かりますが、薬も使いませんし安全にとることができます。
マニキュアを落とす除光液でもアロンアルファを取ることができます。
ただ除光液の成分である『アセトン』は、小さなお子さんや赤ちゃんの体には良くないものなので、お湯を使った方法をとるべきです。
また、除光液は可燃性なので、近くに火器がないことを確認しましょう。火事の原因にもなります。ご注意を!
金属だけだと思っていたら服にも!布についたボンドの取り方は?
では衣服についてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
除光液の成分でもあるアセトンを使う方法と、アイロンを使う方法の二つの方法があります。
アセトンは脂溶性の物をよく溶かす性質をもっているため、接着剤とくっついてしまったものとの結合を断ち切ってくれる役割をしてくれます。
除光液だと成分が弱いため、原液を用意しましょう。
ガーゼを3枚重ねて瞬間接着剤が付いた部分に乗せます。
使い捨て手袋とマスクを装着して保護し、コットン1~2枚を手に取ってアセトン原液をたっぷり染み込ませていきます。
コットンを置いてトントンと叩き込みことを2〜3回繰り返すことで落ちていきます。
衣類に乗せたガーゼもその都度取り替え、終わったら軽く水洗いをしていつも通り洗濯を行えば完了です。
アセトンの原液はアルコール成分を多く含んでいるため、使っている最中に気分が悪くなってしまうこともあります。
マスクや手袋をして、換気ををしながら作業しましょう。
ボンドがテーブルについてしまった場合の取り方は?
アロンアルファが家具に付いた時はどうすればいいのでしょうか。
こちらも先ほど説明した専用のはがし液「アロンアルフアはがし隊」が効果的です。
「アロンアルフアはがし隊」を2~3mmの厚さに塗って、3分程度待ってから布でふき取れば完了です。
一度で取り切れなくても、何度か繰り返せば綺麗に剥がすことができます。
ただし、樹脂やコーティングされた家具に使用してしまうと、表面が解けて剥げてしまう事もあります。使用しても問題ないか一度試してから使うと安心です。
これまで紹介してきた剥がし液やアセトン除光液は、いずれもシンナーー(有機溶剤)が成分です。
作業中に誤って吸い込まないよう、十分換気をしながら取り扱うように注意しましょう。
サンドペーパーで取る方法もありますが、これはアロンアルファを削り取ってしまう方法です。
サンドペーパーにも種類がありますので、使い分けながら削り取っていきましょう。
カッターナイフで削り取ることもできますが、家具自体が傷ついてしまうため避けた方が無難です。
いずれにしても力加減が重要です。
力を入れ過ぎず優しく慎重に作業を行っていきましょう。
知って得!?自電車の錆はボンドや金属磨きで取れる!その取り方とは
自転車の錆を何とかしたいあなた!
実は木工用ボンドや金属磨きを使って錆を落とすことができます。こすったり削ったりする必要もなく、自転車を傷つけることなく錆を落とすことができるというのです。
木工用ボンドを使った錆の落とし方ですが、まずは自転車の錆びている部分に木工用ボンドを「多めに厚く」塗りましょう。薄く塗ってしまうとむけにくくなってしまいます。
木工用ボンドの白い色が消えそうになり、少し柔らかさが残っている状態が剥がすタイミング。
これ以上時間が過ぎてしまうと、今度は剥がすことが大変になってしまいます。
塗装部分にボンドを付けてしまうと、塗装も一緒に剥がれてしまうのでご注意ください。
自転車のサビ取りをピカール金属磨きを使って行う方法についてですが、雑巾にピカールをつけて錆が部分を強く拭き取るだけです。
拭き取るだけでは落としきれない頑固な錆は、ブラシを使って磨き落とすと綺麗になりますよ!ぜひお試しください。
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