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家族が亡くなった人にメールを送るときのマナーについて

2018.5.13

親しい友人や取引先の人の家族が亡くなった時にメールでお悔やみの気持ちを送るのにはどんなメリットがあるのでしょうか?また反対にデメリットはあるのでしょうか?

お悔やみのメールを送るときにはどのような事に気をつけるべきなのかや、例文、また家族を亡くした人に掛けられる言葉についてなどをご紹介していきます。

親しい友人でも突然の事でいつもとは違う精神状態だという事もあります。気遣いの気持ちを忘れないでくださいね!

家族が亡くなった人にメールを送るメリット、デメリット

親しい友人などの家族が亡くなった時にお悔やみのメールを送ろうか考えたことってありますか?

お悔やみのメールを送る事のメリットは気持ちをすぐに伝える事が出来るところだと思います。普段からメールをしている方や親しい間柄の人に伝えたい気持ちを伝えたい時に伝える事が出来るという事が最大のメリットではないでしょうか?

メールを受けた相手が都合のいいときに見る事が出来るのもメリットです。遺族の方はいろいろな応対や葬式の準備などで忙しいものです。そのような忙しい時間でもメールなら妨げにならずに空いた時間に読むことができるのです。

また、メールだからこそ堅苦しくならずに慰めの言葉や励ましの言葉をかけやすいです。

反対にメールでお悔やみを伝える事のデメリットはお悔やみのメールを送ってもいいかどうかという事だと思います。

相手との関係がとても大切なのです。この関係については第三者が判断する事はできません。相手との関係をよく考えてから送るようにしましょうね!

家族が亡くなった人にメールするときのマナーについて

お悔やみのメールを送る時にはどんなマナーに気をつけるべきなのでしょうか?

メールの件名は簡潔に内容が分かるようにします。なので「○○よりお悔やみ申し上げます」と書き、件名で送り主と用件が分かるようにしておきましょう。

取引先など仕事関係の人にメールを送る場合には会社名も名前の前に入れるようにします。

お悔やみのメールを送るときには時候の挨拶などの前置きは必要なくそのままお悔やみの言葉を書きましょう。

手短にお悔やみを伝えるようにし相手に時間をとらせないようにすることが大切ですよ。

メールで送る場合でも弔意を表すための文書なので丁寧な言葉を使うようにしましょう。あまりにも堅苦しい文章を書く必要はないですが、亡くなった人への敬称などには気をつけ普段よりも丁寧な言葉になるように書くようにしましょう。

また、葬儀の場と同じデ忌み言葉は使ってはいけません。不吉な意味を連想させる「またまた」「重ね重ね」などの言葉は不吉な事が繰り返されると思われるので使わないようにしてくださいね!

家族が亡くなった人にメールを送る時は呼び方にも注意しよう

お悔やみのメールを送る時にはメールを受け取った人と亡くなった人の続柄にあった敬称を使う必要があります。

友達のお父さんが亡くなった場合には「ご尊父様のご逝去を悼み、謹んでお悔みを申し上げます」というように普段の呼び方ではなく敬称を使うようにしましょう。

メールでお悔やみを送る場合のマナーについてはどうあるべきというルールはまだ決まったルールはないのですが、メールを送る相手との関係性によって敬称を使うかどうかを決めるようにしましょう。

父はご尊父、お父様、お父上様、母はご母堂、お母さま、お母上様と言います。

夫の場合はご主人様、ご夫君様、妻の場合はご令室様、ご令閨様、息子の場合はご子息、ご令息、娘の場合はご息女様、ご令嬢となります。

姉、兄の場合は御姉様、御兄様もしくは◯◯様、弟、妹の場合は御妹様、御弟様、◯◯様となります。

祖父、祖母はご祖父様、ご祖母様となります。

メールで送る場合にも敬称をしっかり確認して正しく使うようにしましょうね!

家族が亡くなった人に送るメールの例文をご紹介

お悔やみメールを送る時にどんな言葉をかけたら気持ちが伝わるのでしょうか?また、突然の事で遺族の方は葬儀の準備などに追われています。ゆっくり読む時間はあまりないので伝えたいことが分かりやすくなければいけません。どんな内容がNGでどんな内容ならOKなのかをみて行きたいと思います。

まずはタイトルです。大丈夫ですか?心配です。とか、聞きました!大変ですね。などの内容はNGです。

タイトルには誰からのメールなのかがすぐにわかるように名前を入れ、お悔やみの気持ちを伝えます。名前をいれお悔やみ申し上げますや追悼の意を表します。などを付け加えるといいでしょう。

内容は、先日○○と会った時にお母様のご逝去を知りとても驚いています。はあまりよくないです。

お母様のご逝去を知り、とても驚いています。と簡潔にしたほうがいいでしょう。

友人に送る場合には、タイトルに自分の名前を入れて○○よりお悔やみ申し上げます。とするといいでしょう。

内容は、お母さまのご逝去を知り、とても驚いています。遠方の為駆け付ける事が出来ず申し訳ありません。突然の事で何も考えられないとは思うけどあまり気をとされないようにしてください。何かあったらいつでも連絡くださいね。

という内容がおすすめです。簡潔ではありますが気持ちが伝わる内容になっていると思います。

家族が亡くなった人に掛けられる言葉について

不幸があった時になんて声をかけていいのかわからないという人も多くいるのではないでしょうか?

ビジネス関係の人に不幸があった場合は「仕事の事は気になさらずに、最後のお見送りをなさってください」とか「どうか気を落とされず、ご無理なさいませんように」などの言葉がいいでしょう。

友人の場合は、「何かあったらいつでも連絡して下さいね」「無理をしすぎていないか心配です」「頑張りすぎないでください」などがいいのではないでしょうか?

相手との関係性によって言葉のかけ方も変わってくるので相手によって言葉を考える必要があるのです。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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