自閉症の小学生の子供へ贈るプレゼントで喜ばれるもの♪
2018.5.31
小学生の自閉症のお子さんへのプレゼントは、どんなものが喜ばれるのでしょうか?
こだわりが多いと言われることも多いので、繰り返し行う遊びを交えたものが良いかもしれません。
ここでは自閉症のお子さんをもつ家族の方の体験談を交えながら、ご紹介していこうと思います。
また、遊び方を広げたい時の方法についても併せてご紹介します。
この記事の目次
自閉症の小学生の息子に誕生日プレゼントは物よりも家族みんなが一緒が嬉しい
自閉症の子供といっても、いろんなタイプのお子さんがいます。
ただ、小学生くらいになっても、自分の欲しい物を伝えられない子も中にはいます。
自分で欲しいものを伝えられない子は、おもちゃやお菓子なども与えられたもので喜び、満足するのです。
ですから、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントなども何かリクエストはないかと期待したりもしますが、特に反応はありません。
むしろ、おじいちゃんたちが来てくれたりすることに対して、とても喜ぶ子もいます。
そんな子には、家族揃ってみんなでお祝いをしてくれることが、何よりもプレゼントになるのでしょう。
なので、そんな誕生日やクリスマスのプレゼントは、そのとき親が必要と思うものやあげたいと思うもの、喜ぶだろうと思うものでいいのではないでしょうか。
それによって、また新たに発見できることや子供の成長を見ることだってできますよ。
自閉症の小学生の子供にはどんなプレゼントが喜ばれる?
自閉症の子供の中には、重度の知的障害をもつ子も多くいます。
そのような子供の中には、言葉を話せない子や自分で欲しい物を言えない、伝えられない子もいるのです。
実際に、私の息子も重度の知的障害をもつ自閉症児ですが、好きな物といったら音が鳴るような車や電車などのおもちゃか絵本がほとんどです。
小さな頃から、本は大好きで、でもそれも年齢が上がるたびに好きなキャラクターなども変わってきたので、その都度プレゼントしてきましたよ。
音楽が鳴るような音絵本も好きなので、小さい頃から誕生日やクリスマスにはそちらもプレゼントすることが多く、いろんな種類がうちにはあります。
それでも、どれも飽きずに毎日次々と鳴らして遊んでいます。
音が鳴るような本などは好きな子が多いみたいです。
もちろん、知育になるような言葉の本やカード、積み木などもプレゼントしてきました。
これらは、本人が興味が出るようになる、その発達年齢に達すとすごく活躍しました。
言葉の音本などは、自分の意志を伝えられる手段になるのではと考えています。
小学生で自閉症の子供に贈るプレゼントはこだわりの遊びができるものを
小学生くらいの自閉症の子供には、こだわりが強い子も多くいます。
例えば、おもちゃを並べるのが得意な子もいるでしょう。
そんな子には、そのこだわりを活かした遊びへと発展できるものをプレゼントしたら良いのはないでしょうか。
例えば、大きめなブロックなどはそれを並べることで、ドミノ倒しのような遊びもできますよね。
ブロックを並べてもらって、今度はそれを倒す遊びをあ教えてあげましょう。
このように、こだわりを通しての関り方をすることで、人と遊びことの楽しさも学ぶことができますよ。
また、おもちゃを並べるのが好きな子には、パズルもオススメです。
パズルには、規則的に置くという、並べる要素と似ている部分があります。
そして、認知を高めることもできるのです。
パズルによって形の認識や絵柄を意識することができるので、脳のトレーニングにもなりますよ。
ぜひプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
中学生の自閉症の子供に贈ったら喜ばれるプレゼント
自閉症障害をもつ子供のプレゼント選びってとても難しいですよね。
例えお店で自分で選ばせたとしても、いざ家に持って帰ると全然遊ばないこともあるのです。
なので、高いおもちゃを買ってあげたときには、ガッカリしてしまうこともあるでしょう。
それに、すぐに壊してしまうこともあるのです。
中学生くらいにもなると、自分でおもちゃや欲しい物を選ぶ自閉症の子もいるでしょう。
ですが、同じことを繰り返すことが多い自閉症の子は一度壊すとまたそのおもちゃを選び、また同じように壊すことも繰り返すことがあります。
なので、逆に同じことを繰り返して遊べるものを選ぶといいかもしれませんよ。
例えば、ヨーヨーなんかもオススメです。
もちろんあまり高価なものは危険なので、全部ゴムでできているような手頃なものを選ぶといいでしょう。
壁や人にぶつけてしまう可能性もあるからです。
自閉症の子供と遊ぶ時には、こんな方法で遊びを発展させてみよう
自閉所の子は、見たり聞いたりするような感覚的な遊びが好きですよね。
でも、自分でその手を使って何かを取り組むのが苦手な子も多いのです。
ですから、その中間の架け橋になるような活動を遊びの中で増やしてあげてはいかがでしょうか。
例えば、好きなこだわり動作が活かせるものを選んであげるといいでしょう。
指先でこすることが好きであれば、指でなぞって絵を描けるような工夫をしてあげてもいいでしょう。
また、自分で要求を伝えられる、選択できるような絵カードなどを使ったコミュニケーションをするのもオススメです。
これによって、言葉へと繋がることもできるのです。
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