車のルームランプの付けっ放しによるバッテリー上りについて
2018.5.31
車のルームランプを消し忘れて付けっ放しにしてしまったことありませんか?
翌朝気付いてハッとしますよね。
エンジンがかかり何も問題ないこともありますし、残念ながらバッテリーが上がってしまって車が動かない状態になることもあります。
バッテリーが上がってしまうかどうかは、バッテリーの劣化状態によって左右されます。
定期的に点検することが大切です。ご注意を!
この記事の目次
車のルームランプが付けっ放しだった場合、バッテリーはどのくらいの時間で上がるの?
車を使おうと思い、エンジンをかけたところかからない!バッテリーが上がってしまうことはよくあること。
エンジンがかからない原因は様々ですが、意外と多いのがルームランプの付けっぱなしによるバッテリー上り。
1日付けっぱなしにして1発でバッテリー上がってしまうこともあります。
暗い中駐車し、ルームランプをオンにしたままエンジンを切ってしまうことによってバッテリーが上がってしまうのです。
鍵を探したり、荷物を整理する際にルームランプをよく使いますよね。そんな時は要注意です。
バッテリー上りの修理代の目安は1万5000円ほどですが、点検は2、3ヶ月に1度はした方が良いかもしれません。
自分の不注意によって痛い出費を負うはめになります。うっかり消し忘れることのないよう、十分注意しましょう。
車のルームランプが付けっ放しでバッテリーが上がってしまった場合の対処法は?
車のルームランプを1日中付けっぱなしするとバッテリーは必ず上がってしまうのか。
バッテリーが上がるかどうかは、バッテリーの状態によって違ってきます。
10時間以上でも24時間付けっぱなしでも大丈夫な場合もあれば、8時間付けっぱなしにしただけでバッテリーが上がってしまうケースもあります。
バッテリーが上がってしまって車が動けなくなってしまった場合、JAFの会員であればすぐに救護依頼の電話をしましょう。
すぐに専門スタッフが駆けつけてくれるはずです。
会員ではなく依頼した場合は有料となり、最大で3万円費用がかかることがありますのでご注意ください。
ケーブルを使ってエンジンをかける方法もありますが、間違えてつないでしまうと
爆発などの危険もあるので注意が必要です。
ジャンプスターターがあれば短時間でしかも誰の手も借りずに対処することができますが、ただジャンプスターターを常に乗せておくのは場所も取り重さもあるので難しいかもしれません。
車のルームランプを付けっ放しにしないためには?
室内灯やライト、エアコンなど、車のバッテリーは電化製品を使うためにたくさんの電気を溜めておく必要があります。
エンジンの力を利用して発電をし、その発電された電気をバッテリーに溜めていくのですが、エンジンを止めたまま室内灯を付けっぱなしにしてしまうと、バッテリーに電気を溜め込む事ができないまま電気を使い込んでしまうことになります。
そのため最終的にはバッテリーが上がって車が動かなくなってしまうのです。
バッテリー上りは、バッテリー内に充電された電気を全て使い切ってしまったから起こるのです。
室内灯を消し忘れないことが重要ですが、定期的にバッテリーをチェックすることも大切なことです。
バッテリー古く弱くなっていると、ちょっとしたことでもすぐにバッテリーが上がってしまいます。すぐにバッテリーを新しいものに交換しましょう。
最近はエンジンを止めてカギを閉めると、一定時間後に自動で室内灯を消してくれる車もありますので、そういった機能がある車を選択するのも方法の一つです。
車のライトを付けっ放しにしたらバッテリーはどのくらいの時間で上がってしまう?
ライトの付けっぱなしで車のバッテリーが上がる時間の目安ですが、小型車であれば約1時間、普通車であっても、3~4時間は付けていたら、バッテリーが上がるでしょう。
ヘッドライトは10A程度の電流を消費しますが、乗っている車のバッテリーの大きさや状態によって異なるので、あくまでも目安として覚えておきましょう。
スモールライトの場合は、ヘッドライトの3分の1くらいの電流で賄えるので、3時間~12時間程度付けっぱなしにするとバッテリーが上がるでしょう。
あくまでも計算上の話なので、付けっぱなしにしないことに越したことはありません。
ルームランプの場合は、約1A程度の電流を消費しますので、更にスモールライトの3分の1くらい、6時間~36時間程度なら問題ないとはいえます。
こちらもあくまでも計算上のことなので、消すことを習慣づけましょう。
車のオーディオの電力はルームランプと同じくらいなので、こちらも6時間~36時間程度なら大丈夫でしょう。
ルームランプの付けっ放しでバッテリーが劣化した場合、交換費用はどのくらいかかるもの?交換時期の目安は?
バッテリー上りを引き起こしてしまう一番の原因は、バッテリーの劣化です。
劣化してしまうと充電しても十分な電気を蓄えることが出来ませんので、結果的にバッテリーが上がるようになってしまいます。
バッテリーの寿命が事前にわかると安心ですが、サインはあります。
それは、エンジンのかかりが悪い時、バッテリー液の減りが早いと感じた時、バッテリーケースの端子部分に白い粉上のものが付着した時などです。
すぐにバッテリーを交換しましょう。
バッテリーを交換する時期ですが、3年~5年に一回交換するぐらいで問題ありません。
ただし、車の乗る頻度、どのような道を走行するかによって、交換時期は違ってきます。取り付けてある電子機器によっても前後しますのでご注意ください。
自分でバッテリーを交換することも可能ですが、できればカーショップなどに依頼する方が安心でしょう。
バッテリーは大変重いものですし、使用済みバッテリーを処理する問題など色々面倒だからです。
電気機器ですし、電気関係の知識もある程度は必要です。
価格はサイズによって差はありますが、工賃込みで1万円~3万円程度でしょう。
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