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薪ストーブの温度の上げ方を解説!一気に上げるコツ

2018.5.17

薪ストーブの炎は見ているだけで温かい気持ちになりますよね。癒し効果バツグンです。
実際に薪ストーブを導入しているご家庭も多いと思いますが、温度がなかなか上がらずに苦労することも多いようです。

薪ストーブの温度はどうすれば上がるのでしょうか。

そこで今回は、温度の上げ方やコツを調べてみました。
薪ストーブの最適な温度や薪ストーブの温度が心地いい理由も合わせてご覧ください。

薪ストーブの温度の上げ方は?

ストーブの温度を早く上げるには、まずはどんどん燃やしてください。

ダンパーも空気口も全開にして、ゴウゴウと音がしてもかまわず燃やしていくのです。
着火後30分で300℃に達するよう燃やしていきます。

温度が300℃になった時、炉内の薪は熾火(おきび)の状態になっているはずです。

熾火を寄せ併せて新しい薪を2~3本投入し、薪に火が回ったところでダンパーを閉じて空気口も最小限に絞り、薪が炭化して燃えるようにするのです。

薪は熾火の状態になって初めて最高の温度を出すのです。
薪は燃やすのではなく、熾火作りをしていくのです。その熾火を減らさないよう、薪を投入していくのです。

薪の乾燥が不十分だとストーブの温度はなかなか上がりません。

薪は最低でも18ヵ月以上乾燥させなければならず、乾燥が不十分だと薪から水分がでて気化熱が発生し、温度を上げることができなくなってしまうのです。

温度を上げるには、18か月乾燥した薪など薪の状態も重要なポイントになるのです。

薪ストーブの温度の上げ方のコツとは?

火を起こした後どうしても温度が上がらず苦戦してしまう事もあります。

薪ストーブを上手く焚く秘訣、やはりこの熾火が重要なカギとなります。

炎を上げて勢いよく燃えている状態ではなく、熾火が床一面に煌々と輝いている状態が理想的なのです。熱量も多く安定して燃え続けるのです。ガラス汚れを防ぐこともできます。

熾火が充分にあれば太い薪を適当にくべても確実に燃えてくれます。
逆を言えば、熾火がなければ太い薪を充分燃やしきることはできないことになります。

火の量は熾火の量と比例するのです。

熾火自体も火持ちがいいため、結果として手間も減りガラスも綺麗なまま保たれ、炎も鑑賞できる理想的な薪ストーブになるのです。

熾火をいかに上手く作っていくかが重要になるのすが、熾火は太い薪を補充する前に、それまで燃えていた薪をつついて崩し、火室の床に広げて熾火の元にするといいでしょう。

薪を投入するタイミングは難しく、気付くと下火になってしまう事もあります。
そうなった場合は、熾火を補充する意味で太い薪と一緒に中ぐらいの薪も同時に入れることで上手くいくはずです。

薪ストーブの温度を一気に上げたい!上げ方のポイントは?

温度を上げるのに時間がかかるとはいえ、炉内に熾火が残っていれば60分でできます。

ただダンパーや火力調整れレバーも全開状態にして着火しても温度上昇が緩やかな場合は、ストーブの全面扉を少しだけ開けて、空気の量を増やすと火の回りも早くなるはずです。

アンコールの場合は、ちょうど良い隙間が生まれるよう、全面扉の開閉ノブの向きを変えなければなりません。
扉のロックをかけないだけの状態では、扉が自然に閉まって隙間が生まれなくなってしまいます。

少しだけ開いた扉から炎の様子を確認できますので、ゴウゴウと大きな音を立てながら火が立ち上がっていれば問題ありません。薪全体に火が行き渡ります。

正面扉を少しだけ開けるテクニックですが、使いどころが重要です。
着火時からいきなり扉を開けてしまうと、空気量が多くなり過ぎて火が回る前に火を消してしまうこともあります。

焚きつけが消えない程度に燃えだしたタイミングで、正面扉を少しだけ開けるのがポイントです。

薪ストーブにとって最適な温度とは?

何事もそうですが、バランスを守ることが大切です。

薪ストーブも同様、燃料をたくさんいれて空気量を多く入れるとあっという間に本体の温度は上昇しますが、急に温度を上げてしまうと、薪ストーブの製品自体がその温度に耐えられず、最悪の場合ひずみが起こってしまうこともあります。

薪ストーブにとって最適な温度は天板の温度で180℃~200℃。
急激に温度を上げるのではなく、180℃前後まで一時間ほどかけてゆっくりと上げていくのが理想です。

温度が上がったら太めの薪を数本入れて本格的に燃焼させていくのですが、燃焼を抑えたい時は空気を絞っていくと効果があります。

温度計を確認しながら、温度の上がり具合をチェックすることが大切なのです。

燃料となる薪が少ない、、薪の乾燥が不十分、空気が少ないといった3つの要素によって温度が下がらなくなります。

逆に温度が上がりすぎるのは、薪が大きすぎるか酸素「空気」の量が多すぎるかのどちらかです。

薪と空気の量を上手く調節するのが、最適な温度を作るカギでもあるのです。

薪ストーブの温度が心地いい理由とは?

薪ストーブの暖かさを感じる仕組みは、大きく分けて2種類あります。

1つは輻射熱(ふくしゃねつ)、もう一つは空気の流れを利用した暖房方法です。

薪を燃焼させたときに発生する熱エネルギーですが、その熱エネルギーはストーブ本体はもちろん、ガラスからも赤外線として放出されます。
温度が高いほど多くの赤外線が放出され、高い温度になればなるほど強い赤外線が放出されます。この放出を輻射といい、輻射熱によって暖まるのはもちろん、自然素材やガラスに吸収されて熱が溜まる性質もあることから、薪ストーブは火が消えた後も熱を放出し部屋全体が心地よい暖かさになるのです。

通常空気は温度の高い場所から低い場所へと流れる性質をもっています。
この空気の流れを利用し、薪ストーブから発生させせた暖かい空気を部屋の中を対流させて温める仕組みとった暖房方式も、穏やかで人が心地よいと感じる空間を作り出すことができます。

薪ストーブは輻射熱と対流の相乗効果により、人を暖かく包み込むことができるのです。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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