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進学校の不登校には、進学校ならではの理由があります

2018.5.18

自分が望んでいた進学校に入って未来明るく学校に通えるはずなのに、どうして不登校に?親は理由がわからない事も多いでしょう。

そこには進学校ならではの不登校の理由があるようです。

また不登校にはいろいろなきっかけが合っても、根本的な原因は一緒という点もあります。

自分でも理由がわからないのに学校に行けないなど、子供が不登校になる心について考えてみました。

進学校だからこそ不登校になる理由とは

進学校と聞くと、とても勉強ができる子が通う子供が多く、凄いなぁ~!と思う反面勉強についていくのに、とても大変そうといったイメージを持ってしまいますよね。

まして、今までクラスでトップの成績でいた子供達の中で始めて自分が出来ないという挫折をする子も出てくるわけですから・・・

なので今まで成績優秀で、褒められる中で育ち、親や先生にも怒られたことがないと言う挫折知らずの子は要注意で、不登校になる危険性があるようです。

ある進学校では、学校を一日でも勉強についていけなくなる学校があり、その時には、クラス一番成績のいい子のノートを各科目に別れて、写真で撮り休んだ子にパソコンで情報をに送ってあげ、みんなでカバーしサポートてあげたりするって聞いたことがあります。
こういった進学校は勉強に出遅れたら最後で、解らなくなったら、なかなか追いつくことができないので、周りが凄く協力的って聞いたことがあります。

そんな話を聞くと勉強一色で面白みが全くなさそうですが、勉強する時には一生懸命やり文化祭や体育大会などは、ものすごく団結して盛り上がるようです。

また不登校になる傾向がみられる子供は、学校に行こうとすると、頭が痛い・お腹が痛いと体調不良を訴えることから始まるそうです。

進学校で不登校になる理由は?その時の本人の気持ちとは

これは私が進学校に入学して不登校となり、最終的には退学した体験談をご紹介していこうと思います。

中学校までは何の問題もなく、学校を休むことなく登校していました。
周りに不登校の子もいましたが、『どうして学校に来ないのだろう?』くらいしか考えていませんでした。

しかし進学校に入りだんだんと学校生活についていけなくなり、勉強も遅れ始めると追いつくのが大変で、気が付いた時には手遅れで、全て投げ出してしまいました。
それは高校2年の秋でした。

今まで出来ていたことができなくなり、制服に着替えて、いざ玄関に立つと学校に行けなくなってしまうのです。

その時は家族との仲は最悪で、母とも顔を合わせるたび毎回喧嘩でした。

どうしたの?やればできるのに!と言われてもその時はなぜ学校へ行けないのか、自分でも理由がわからず、とても苦しくて辛くて仕方ありませんでした。

そうしたことを繰り返しているうちに、単位がなくなり結局退学になってしまいました。

進学校での不登校の理由は出来るからこそのプライド

進学校での不登校の1番の理由は、勉強ができるからこそ、出来ないと判断された時のプライドが大きな要因になっていることがわかります。

進学校なその名の通り、自分の目指したい将来なりたい職業が決まっている目標のある生徒が多いため、優秀な生徒ばかりです。
しかし優秀な生徒の中でも、テストや成績の順位にプライドが傷つき、今まではずっと上位にいたのに・・・と自分を追い込み、不登校になるケースが多いのが特徴的とされているのです。

また、友人とコミュニケーションをとるのが苦手で、トラブルや学校環境に適応できない子が多く、それが理由で不登校になるケースが多いのも特徴的です。

最近は大手企業が倒産するなどの事態に追い込まれることもあり、無理をして勉強ばかりしても、将来が報われることはないのでは?という思考が子供達の心に根付いてしまうこともあり、極端な勉強はしたくないと思う子供も増えている傾向にあるようです。

不登校の理由は違っても根本的な原因は一緒

学校を不登校になる理由は、本当にさまざまなことがきっかけで始まります。

例としてあげるのなら、一般的には勉強・友達関係・部活・体調不良などがきっかけです。

不登校になるきっかけは違うけど、原因となる要素は全て、実は共通してるんです。

例えば最近太った人は、甘いものの食べ過ぎで太った

揚げ物などが好きで食べ過ぎて太った。

お酒の飲み過ぎで太った。

それぞれ食べいるものは違うものです。

でも、原因は共通しています。

なので不登校になる原因も実は、この太った原因と同じなのです。

では、何が不登校の原因なのか?と考えた時すごくシンプルなんです。

学校環境と子どもの感性が合っていないことが1番の原因なんです。

そんなの当たり前?と思われるかもしれません。またじゃあ転校すれば問題はなくなる?と思いますがそれは甘い考えです。

子どもの感性から見れば、学校が変わっても実は環境はそれほど違いはないのです。

不登校にはしっかりとした理由がない場合もあります

不登校にはしっかりとした理由がない場合もあり、特に原因はなく小さな出来事の連続の結果、緊張の糸が切れ心身のエネルギーが完全に枯渇してしまうこともあるのです。

学生の頃は、やらなければならない勉強や、部活。
それだけでも大変なのに塾通いに受験も伴う。そして友人との付き合いや、好きな人への恋心など、全てを全力で出し切ってしまうことで、気付いた時には自分の中にあるすべてのエネルギーを完全に使い果たしてしまった状態になってしまうのです。

そういった場合「え?そんなことで?」って思うかもしれませんが、実はこういったことの原因がわからないまま不登校になってしまうこともあるようです。

子供ながらにも心身に負担をかけることが積み重なると、原因不明の理由なき不登校となってしまうのです。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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