猫のおねだり!抱っこが好きな理由やサインについて!
2018.5.21
あなたの飼っている猫は抱っこをおねだりしてきますか?抱っこが好きな猫はどんな猫なのでしょうか?
抱っこをおねだりするなどの猫の行動にはどんなサインが隠されているのでしょうか?抱っこが好きな猫もいれば嫌いな猫もいます。
甘えん坊にさせないために出来る事や甘えん坊が多い猫の種類についてなど気になることをご紹介していきます。
この記事の目次
猫が抱っこをおねだりするのはどうして?
◆抱っこされると暖かい
暖かい場所が好きな猫らしい理由ですね。暖を取りたくて抱っこを求めてきます。
いつも抱っこして欲しがる猫でも、寒い季節はその回数も増えそう。
飼い主からしても、寒い時期に抱っこする猫の優しいぬくもりは至福です。
◆臭いを付けたい
猫が抱っこをねだるタイミングで割と多いのがお風呂上りなんだとか。
お風呂から出てきたとたん、すり寄ってきたリ抱っこをせがむ猫たち。
この行動の理由は「自分の臭い」をつけたいからだと言われています。
お風呂で体を洗い流し、自分の臭いがしなくなった飼い主に自分の臭いを付けたくてスリスリするらしいのです。
中には服を着る前に飛び乗ってこようとしたり、スリスリだけは物足りないのか舐めてくる猫もいます。
もちろん。お風呂上りで温まった体にすり寄るのが猫にとっては心地よく感じることもあるのかもしれません。
抱っこをおねだりすることが多い甘えん坊の猫の種類は?
猫の品種によっても性格に違いがあります。
一般的に「甘えん坊」とされる猫はどんな品種に多いのでしょうか。
【ペルシャ】
そのゴージャスな見た目は、まさに「キング・オブ・キャッツ」。
飼い主の膝で喉を鳴らしながらじっとしている姿がイメージされます。
【エキゾチックショートヘア】
ちょっとブサイクなところがかわいいと人気のエキゾチックショートヘア。おとなしく抱かれている「抱かれ上手な猫」と言えます。
【シャム】
気位が高そうな見た目ながら、実は甘えん坊で抱っこ好きのかまってちゃん。
放置すると大きな声で鳴いてアピールされてしまいます。
【スフィンクス】」
毛のないスフィンクスの肌は「ピーチスキン」とも評され、他の猫とは違う抱っこ感覚。
肌は意外に油分があり、ちょっと「ぺっとり」した独特の触りごこちです。
抱っこをおねだりしたりする猫のサインについて
猫が体をすり寄せる行動には、自分の臭いを付けて縄張りを主張する意味合いがあります。
もし、猫にスリスリされたら「気に入られている」証拠とも言えます。
その他にも、猫が親愛の情を示すサインがあります。
■グルーミング
猫を撫でたり、指先を突き出して臭いを嗅がせていると猫から舐めてくれることがあります。
猫にとっては毛づくろいの行動ですが、自分の体以外にしてくれるのは愛情表現でもあります。
■抱っこをせがむ
もともと猫はあまり抱かれることを好みません。
でも、幼い時から抱っこされた猫は抱っこ好きになって自分からせがんでくることもあります。
無視しているとよじ登られることがあるので要注意。
■反応が薄い
飼い主がいても喜ぶようすもなく反応が薄い上に無表情。
もしかして嫌われた?と思うかもしれませんがが、それは逆。
猫にとっては、それこそが愛情表現だともいえます。
普通ずっと一緒に暮らしている家族に、顔を合わせるたびにリアクションしませんよね?
それと同じで、猫が飼い主を信頼しているからこそリラックスしてスルーするのです。
抱っこをおねだり?甘えん坊の猫にさせないためには?
忙しくて手が離せない!そんなときに限って「あそぼ~」とやって来る愛猫の「かまって攻撃」。
次の3つのうち、普段あなたが取る行動はどれですか?
1…無視する
2…「はいはい」と返事だけしておく
3…用事を中断して猫の相手をする
この中で、一番ダメな対応は「3.用事を中断して猫の相手をする」。
求めに応じてすぐに構ってあげるクセをつけると、猫は「いつでも遊んでもらえる」と思い込んでしまいます。
それに飼い主がいないだけで、不安を感じてストレスを感じることも。
忙しい時は、「1」か「2」の対応に留めて、あまり甘やかさないほうが得策です。
猫も人間も甘やかすのがよくないのは同じですね。
どうしても気になるなら、猫だけでも遊べるおもちゃを用意するといいでしょう。
抱っこをおねだりする猫もいれば抱っこが嫌いな猫もいます!
本来、自由気ままでマイペースな猫は、抱っこがあまり好きではないのかも。
人間の腕にホールドされる状態を嬉しいと思える猫もいれば、拘束されるようで嫌だと感じる猫もいます。
子猫の頃から抱っこされた経験がない猫では、大人になってから抱っこされることを嫌がるケースが多いのです。
いざ、抱っこできても猫が喜んでいるかどうか、しっぽに気持ちが現れているかもしれません。
犬がしっぽを勢いよく動かすのは喜んでいる証拠ですが、猫は真逆。
リラックスしていると、力を抜いてだらりとだらし、ゆらゆらと動かしています。
逆に、犬のようにバタバタと動かしているのはイライラしていたり起こっている証拠。
しっぽがお腹の方に巻き込んでいたら怖いと感じています。
だっこした猫が、しっぽをバタつかせたら不機嫌になっているので、早々に開放してあげましょう。
- 動物・ペット