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愛猫が熱っぽい!体温計での測り方や平熱について紹介します

2018.5.21

猫の体調は表情や様子に現れることが多いです。猫を触ったときにいつもより体温が高い感じがする時ありませんか?そのような時は熱を測ってみましょう。

猫の平熱って何度か知っていますか?意外と知らない方も多いはずです。

猫が元気がない場合に体温計での測り方についてや一般的な平熱について調べてまとめてみましたので参考にしてみて下さい。

猫に熱がある?体温計の測り方はどの部分で測る?

簡易的な測り方から、しっかりとした測り方まで状況に応じて使い分けましょう。
猫の体温の測り方は、簡単な方法から正確に測る方法までいくつかの種類があります。猫の平熱を知るためには、毎回同じ場所で測る方がいいです。ある程度把握できたら、コミュニケーションの中に「さっ」と確認することだ出来るようになります。

◇正確に測るなら肛門
猫の体温は、肛門が一番正確に測れる場所と言われています。体温計は人間の物で代用が出来ます。
測り方は、体温計の測定部分にラップを巻きます。
・ラップを巻いた部分に滑りが良くなるように、オイルやワセリンを塗る。
・猫のしつぽを持ち上げ、肛門に2~3センチほど入れ、体温を測る。
・測定が終わると、体温計をエタノールやアルコールで消毒をする。

人間用と体温計を分けたいという人はペットショップに行くと、ペット用の物や測定部分が柔らかく、曲げれるような素材のものを購入することが出来ます。肛門で体温を流行るのを嫌がる猫の場合はタオルで猫を包むか、人がいれば、抱っこしてもらいその間に測るようにしましょう。

◇猫が嫌がるような場合は耳や太もも
猫がどうしても肛門で体温を測ることを嫌がる場合は、耳や太ももを使った測り方があります。耳の場合は耳専用の体温計を利用することをお勧めします。耳専用の体温計は、先端が太く、折れ曲がった形が特徴です。

太ももで測る時は、体温計を猫の太ももの付け根あたりりに挟みましょう。太ももの場合は正常な体温より、0.5℃~1℃ほど高く検温されるようです。

猫が熱い?体温計の測り方は?体温をしる方法

簡単に体温をしる方法と、正確に体温を知る方法

◇簡単に体温を測る
おでこに手を当てて測る方法です。感覚的な測り方なので、正確な温度はわかりませんが、猫の具合を見て気になる時場合に使える方法になります。肉球や額など毛に覆われていない場所を触ってみましょう。

◇正確に体温を測る
触っただけではわからない場合は体温計を使って測ってましょう。肛門に入れて測ります。肛門で体温を測るなんて嫌がるのでは?と思いがちですが、飼い主が落ち着いて測ると暴れることはありません。どうしても暴れる場合は協力してもらう人を探し、膝の上で抱っこして体温を測りましょう。

猫が熱いような気がする・・・。平均体温や体温計での測り方

猫の平均体温はどのくらい?何度以上あると熱が高いと判断するのでしょうか?猫の平均体温から見てみます。猫の平均体温(平熱)は人間よりもかなり高いです。

猫の平熱
・38.5~39℃

人間の場合フラフラになってしまう体温ですが猫にとっては普通のことです。平熱は猫によって違います。
子猫は少し高めで39.5℃ある子猫もいます。逆に老猫は少し低めになり、37.5℃程度の猫もいます。普段から体温測定をして、飼い猫の平均体温と把握しておきましょう。

何度を越えると高いと判断する?
一般的には39℃を越えたら微熱、39.5℃を越えたら高熱と判断します。しかし猫の平均体温によって異なります。普段の平均体温を越えたら微熱、+5度を越えらた高熱と判断しましょう。

猫は基本的に寒がり?寒さに対する対策は持っているって本当?

猫は寒がりです。猫自身は寒さに対する対策を本能的に持っています。動物の知恵として、猫はすでに自分で寒さ対策を出来ます。気温が下がると、お腹を包み込むように体を丸めて寝たり、暖かい場所を探して寝たり。手足をくっつけて寝たりします。寒くて震えているという心配はいりません。

感染症の場合は発熱をするので、体温が急激にあがることがあります。下痢や胃腸の調子が悪いと体温が下がります。健康のチェックとして体温をきちんと把握しておくことがとても重要になります。

猫に体温が高い場合はもしかすると病気かもしれない

◇猫風邪
ヘルペスウイルス、カリシウイルス、クラミジアに感染して、人間の風邪のような症状が出る病気です。発熱、くしゃみ、鼻水、結膜炎、口内炎などの症状が特徴。ワクチンをすることで予防やもしかかってしまった場合でも軽症で済む場合があります。

◇猫伝染性腹膜炎
コロナウイルスが原因の伝染病です。発熱、食欲低下、腹水、胸水などの症状があります。

◇熱中症
体の熱を逃すことが出来ずに体温が高くなるので、発熱とは違いますが注意が必要になります。特に夏、室内に猫だけにする場合は熱中症にならないための工夫が必要です。熱中症が疑われたら、水を飲ませ、氷は使わずに水で体を冷やしてあげましょう。

◇ワクチン
ワクチンの副作用で発熱する場合もあります。ワクチン接種後から数日間熱がでることもあります。高熱でぐったりしていなければ、様子を見ることが多いですが、猫の体質によっては注意しましょう。アレルギーの症状が強く出たりすると、アナフィラキシーショックを起こす場合があります。病院によってはワクチンを接種後30分から1時間は院内にいるように説明されることが多いです。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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