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裾上げのやり方は丁寧?手軽?ジャージの裾上げ方法はコレ

2018.5.26

スカートやズボンは買ったお店なら無料や格安で直してくれることがほとんどです。しかし、ジャージなとなるとそうもいきません。

特にどんどん成長したり、すぐに傷めて買い直しが必要な子供の場合はお母さんが裾上げする頻度も高いでしょう。

裾上げのやり方や簡単な方法をご紹介。それでも苦手・忙しいならジャージもお直しに出しちゃえ!

ジャージの裾上げ。ロックミシンがある場合のやり方

子供の成長を考えて少し大きめの服を購入すること、ありませんか?
普通のパンツやズボンと違って、ジャージの裾上げはどうしたらよいのかと悩んでいる方も多いと思います。

ロックミシンをお持ちの方は、ぜひロックミシンを使ってみましょう。
糸はニット用の糸を使ってください。ニット用の糸を使うと、生地の突っ張りを防ぐことができます。縫い目は少し粗くしましょう。

ロックミシンは生地を切りながら縫っていくことができますが、縫い代を残して先に切ってしまっても良いでしょう。

また、ロックミシンは戻り縫いすることができません。なのでミシン糸は長く残しておきます。
この糸は、織り込んで中に入れながら縫っていきます。そうすることによって、糸が出てくるのを防ぐことができます。

裏を見せるわけではないので、もちろんジグザグミシンを使っても良いのですが、ロックミシンは一度で縁かがりとまつり縫いができるので、スピーディーに仕上がりますよ。

裾は切らずにジャージを裾上げするやり方なら後で伸ばすことも可能

ジャージの裾上をもし切りすぎてしまったらどうしようと、心配している方もいると思います。なんだか失敗しそうで不安ですよね。
しかも子供の成長は早いので、裾上げしてもすぐに短くなってしまうなんてことも。
そんな時は裾を切らずに裾上げする方法もあります。後で糸をほどくと伸ばすことができるので、切らないで裾上げする方法は便利です。

まずは、ジャージを履きます。裾が床につかない長さで、折り曲げて完全ピンや待ち針で留めておきます。針に注意しながら脱いでください。

折り曲げた長さを測り、安全ピンや待ち針を外してジャージを裏返します。次に、測った長さと同じ分を折り返し再び、安全ピンなどで留めます。ジャージの長さが決定したらまつり縫いをしましょう。

まつり縫いの方法です。折った部分の裏から玉止めをした糸を通します。

数ミリ離れた場所を、裾の折り返した部分と一緒に平行にすくって縫います。小さめにすくい縫いしてください。この部分は、表側に出ます。縫い目が大きいと目立つのでなるべく小さめに縫ってください。
生地の縦糸をほんの数本すくい縫いすれば、ほとんど表側に縫い目が出ないため、目立ちません。
すくい縫いしたところの横、折り返した裾の裏から針を通してください。離れていないほうがきれいに仕上がるので、すぐ横の裏から針を通してくださいね。

再び、数ミリ離れた場所を、上記のようにすくい縫いしていきます。この作業を繰り返して、裾周りを一周まつり縫いすれば、裾上げの完成です。

ジャージ以外の裾上げにも便利で簡単、裾上げテープでのやり方

まつり縫いが面倒だったり、ミシンがないという方には、裾上げテープもお勧めです。
しかし、ナイロンのジャージは熱に弱いため、アイロンが使えません。裾上げテープはジャージ以外のボトムで行いましょう。

綿タイプのジャージであれば可能なこともあるので、必ずタグの表示と裾上げテープの説明を確認してから行ってください。

まずは試着して、ズボンをどのくらい裾上げするのか確認します。裾上げする長さを図って、しるしをつけてください。
ズボンを裏返しにし、左右ばらばらにならないように注意して織り込みます。長く裾上げをする場合は、もたつくので切ったほうが良いでしょう。

裾上げの位置を決め、アイロンでしっかりと折り目を決めます。
裾上げテープを、一周より3センチほど長めにカットします。ぎりぎりの長さにならないように気をつけましょう。

裾上げテープをしっかりと水で濡らします。水を入れた容器に浸して染み込ませ、絞って使うと良いでしょう。

最後に、裾上げテープを折り曲げた裾の部分に乗せて、アイロンで3秒程度押し当てて接着すれば、裾上げの完成です。比較的簡単に裾上げができます。

ジャージやスラックスの裾上げの定番、まつり縫いのやり方

まつり縫いは、縫い目を表側に見せないで縫う方法なので、裾上げに良く使われます。ジャージやスラックスの裾上げにはぴったりです。慣れれば早く仕上げることもできますよ。

まつり縫いの方法を説明します。
1.ズボンを裏返します。裾上げする部分を折り曲げます。カットはしないで下さい。
2.折り曲げた部分の裏から玉止めした糸を通します。
3・表側になる布の縦糸1~2本に糸を通します。数本しか通さないことで、表に縫い目がほとんど出なくなります。

これを繰り返していきます。縦糸に1~2本だけ針を引っ掛けるのは、はじめは難しいと思いますが、なれてくれば早くきれいに仕上げることができますよ。

裾上げが苦手だし時間がかかる!だったらお直しを頼めばいいのだ!

洋裁がすごく苦手というかたもいると思います。
時間を掛けて頑張って裾上げを自分でしたものの、せっかくのズボンが裾上げの失敗により履くことができなくなった、なんてことになったら悲しいですよね。

そんなときは、思い切ってお直しに出してしまいましょう。
自分の苦手なことには、労力を使うよりお金を使ったほうがずっと気が楽になることもあります。
お直しはプロの方が、そのズボンにあった糸やミシン、縫い方を選んで行なってくれます。

洋裁が苦手なら、プロに頼んでしまう方が意外と効率的かも知れませんね。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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