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家のコンクリートが割れてる!修理の目安や理由について

2018.6.12

家のコンクリートが割れているのを見つけたときこのまま放置しても大丈夫なのか心配になりますよね。

修理を依頼する場合はどのくらいの割れを目安にすればいいのでしょうか?そもそもどうしてコンクリートは割れてしまうのでしょうか?

またコンクリートの割れを放置してしまうとどんな影響があるのでしょうか?そんなコンクリートの割れについてをご紹介していきます。

割れたコンクリートを修理!そもそもなんで割れるの?

コンクリートといえば硬くて丈夫なイメージですがヒビが入っているのを見たことがある人も多くいると思います。

どうして丈夫なコンクリートにヒビができてしまうのでしょうか?

ヒビができる原因として考えられるのはいろいろあります。まずは乾燥によるものです。住宅の基礎のようにコンクリートが固定されている場合乾燥し収縮することにより引っ張られコンクリートが耐えることができなくなりひび割れが起こるのです。

また、気温の変化によってもヒビわれがおきます。コンクリートは温度が急激に下がると縮む性質があります。そのときにコンクリートが引っ張られてヒビが発生するのです。特になる夏場に作られたものによく起こるものです。

その他、地震によるものや地盤が弱いなどが原因になることがあります。

地震の場合よほど大きな地震でなければヒビわれが起こることはないです。地震が起こった後にヒビ割れが発生しているのであれば基礎になにかあることがあるので調べてみましょう。

地盤が原因の場合は住宅が傾くなどして起こっている可能性があります。ひどい場合はすむことが難しくなったり倒壊してしまう危険もあるので注意しましょう。

コンクリートが割れてたら修理の前に確認しましょう

ヒビ割れを見つけた場合どこでどんな風に起こっているのかを確認しましょう。

手すりなどを支えているコンクリートが割れている場合は長年の負荷が原因になりヒビが入っている可能性があるので、このような場合は補修して直すだけで問題ありません。

しかし、建物の構造上建物を支えているであろう場所にヒビ割れが起こっているのであれば注意が必要です。このような場所にヒビが入っている場合は専門の人に修理を依頼するようにしましょう。

また集合住宅などの場合は管理会社に連絡をして補修工事をお願いしましょう。

ヒビ割れが0.3mm以下であるか、長さはどのくらいかも重要です。ひどい場合は自分で補修せずに専門の人にお願いするようにしましょうね。

ヒビ割れから水が漏れているなどしている場合は雨漏りしていることも考えられます。この水が茶色いときには中の鉄骨がさびてしまっていることも考えられます。

さびた鉄骨が内側からコンクリートを破壊している場合はとても深刻です。このような状況を見つけた場合は放っておかずに専門の人などに相談するようにしましょう。

割れたコンクリートを修理!寒冷地は特に注意が必要?

コンクリートが割れるのはいろいろな原因が考えられるのですが、寒冷地では凍結によってもヒビ割れが起こることがあるのです。

寒冷地などでは日中解けた水がコンクリートの中に入り、夜間に凍結し膨張します。そしてまた日中になり融解し夜間に凍結するというのを繰り返します。

このように凍結融解を繰り返すことで徐々にコンクリートが劣化しヒビ割れがおこってくるのです。

ヒビ割れが起こった部分ではコンクリートの中に水が浸透しやすくさらに大きく膨張されてしまい大きなひび割れを起こすようになるのです。

天候不良などで工事が思うようにいかずにコンクリートを打設して早期に脱型をするなどした場合は養生が十分でないことが考えられます。このような場合コンクリートにヒビが入ってしまう可能性が高くなるのです。

なので、抑制するためにはシートなどで覆うのがいいですよ。外気温や風の影響を防いで対策しましょう。

コンクリートが割れた!修理を依頼する目安は?

あまりひどいヒビの場合は専門の方にお願いしたほうが安全です。

幅0.3mm以上で深さ4mm以上のヒビができている場合や1m以内に3つ以上ヒビ割れがある場合、基礎の構造への影響がある場合は注意が必要です。

また、基礎コンクリート部分が上から下まで貫通しているような場合は幅が小さなものでも気をつけましょう。

横方向に水平にあるヒビの場合は設計に問題がある可能性があります。専門家に見てもらいましょう。

ひび割れの修理は方法やひび割れの程度によっても変わりますが、目安としては比較的小さなひび割れ補修のコンクリートクラック補修は10mにつき5000円からで、大きなヒビ割れの時はUカット充填工法というものになり1箇所10000から20000円になります。

コンクリートが割れているのを修理せずにいると・・・。

ヒビ割れを見つけたけど見て見ぬふりをしている人もいるのではないでしょうか?ひび割れを放置してしまうとどんな危険があるのでしょうか?

ヒビ割れを放置するとコンクリートの中に水が浸透しやすくなってしまいコンクリートを劣化させることになります。

コンクリートだけでなく中の金属の劣化につながっていき建物の強度にも影響が出てきてしまうのです。

ヒビ割れは見つけた段階ですぐに補修しておけばそれほど費用もかからずに直すことができますが、建物の強度にまで影響が出てから補修するとなるとかなりの費用がかかるようになりますよ。

ひび割れは見つけたらすぐになにかしらの対策をして早めに修理していきましょうね!

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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