ハムスターにミルワームを毎日与えるのはNG!与える頻度と栄養
2018.6.19
ハムスターを飼育しているの中に人は、ハムスターにミルワームを与えているという人もいますよね。ミルワームって見た目が苦手・・・という飼い主さんもいるでしょう。
では、このミルワーム、ハムスターに与える時はどのくらいの頻度で与えるのが良いのでしょうか。毎日でも大丈夫?
そこで、今回はハムスターにミルワームを与える頻度やエサのお話についてお伝えします。
この記事の目次
ミルワームはハムスターに毎日与えてもいい?
ミルワームは質の良いタンパク質です。人間の食べ物に例えるとステーキのようなものだと思ってください。
ハムスターにミルワームを毎日与えるということは、私達が毎日上質なステーキを食べるのと同じことになります。
いくら美味しいからと言っても、毎日ステーキだけを食べ続ける人はいませんよね。
ですから、ハムスターにミルワームを与えるときもおやつのような感覚で与えるようにしましょう。
ハムスターも美味しいものが大好きですから、ミルワームを与えすぎるとほかのエサを食べなくなってしまうこともあります。
こうした点を考えても、ミルワームばかりを与えてしまうのはNGです。
ジャンガリアンハムスターやチャイニーズのようなハムスターであれば1日に2~3匹程度、大型のゴールデンハムスターなどは3~4匹程度を目安にあたえましょう。
毎日はあげないで!ハムスターにミルワームを与えるメリット
■ハムスターがなつきやすくなる
野生のハムスターは生きた昆虫を食べて生活していますので、ミルワームのように生きたエサを食べることができるととても喜んでくれます。
ハムスターになついてもらいたいときにはミルワームを利用するといいですね。
■水分補給になる
野生のハムスターは夜露や野草、昆虫を食べることで水分を補給しています。
飼育しているハムスターは給水器から水を飲んでいますが、体調が悪くて水を飲めないような場合は生きたエサを与えて水分を補給しましょう。
■動物性たんぱく質を補給
たんぱく質は肉や血を作る材料になるだけでなく、疲労回復や病気の予防にも役立ちます。
生きたミルワームは新鮮で良質なタンパク質ですので、量に気をつけながら与えると良いでしょう。
ハムスターが成長しやすい時期や繁殖期などはミルワームを与えて良質なタンパク質を摂取させてあげましょう。
毎日管理!ハムスターにはミルワームだけでなくにぼしを与えることも
飼っているハムスターに「にぼし」を与えるという飼い主さんもいます。
どうして与えるのかを尋ねると、ほとんどが「栄養のため」と答えますが、ハムスターの場合は動物性のタンパク質を摂取する目的で煮干しを与えるようになります。
野生で生活をしているハムスターは、生きた昆虫を食べることでタンパク質を補っています。
このため、飼っているハムスターの場合も生きたミルワームなどを与えることがありますが、見た目が気持ち悪いという理由でミルワームではなくにぼしを与える飼い主さんがいるのです。
ハムスターのタンパク質が足りなくなってしまうと、脱毛や成長不良を起こしたり、共食いをしてしまう危険性もあります。しっかりと摂取しましょう。
カルシウムはエサのペレットで補給できますので心配はいりません。
むしろ、カルシウムを取りすぎてしまうことで結石になってしまう危険性もありますので、水をあまり飲まないようなハムスターの場合は特に注意しましょう。
ハムスターの食べ物について
■野菜は茹でてから与える
アクなどの有害な物を取り除き、甘みも増すのでハムスターも食べやすくなります。
■同じものばかりあげない
毎日たくさん与えてしまうとハムスターの体調を崩してしまうものもあります。いろんな種類の物を適度にあげましょう。
■栄養にならないものは与えない
ハムスターに与えても栄養にならないものは食べさせても意味がないので与えないようにしましょう。
■分量を守る
良質のペレットを50%・野菜などを50%、ひまわりの種などは1日1粒程度を目安にしいて与えましょう。1日に与えて良い目安は、体重の5~10%です。
■健康チェックも忘れずに
弱っているハムスターもそのような姿はあまり見せません。ハムスターの毛並みや耳、鼻、ツヤ、エサを食べる量などをチェックして健康管理をいてあげましょう。
ハムスターのエサ・ペレットって何?
Q:ペレットって何?
硬い粒状のハムスターのエサになります。木の実や種を砕いて固形にして売られてるものになります。
ハムスターの栄養バランスを考えて作られていますので、エサを与える時は基本的にはペレットを与えるようにし、野菜やミルワームなどはおやつとして与えるようにしましょう。
健康を維持するにはペレットが最適です。
Q:ペレットの値段はどのくらい?
価格は400gで1,000円程度のことが多いです。エサの量を管理する必要はありませんが、エサ箱が空にならないように気をつけておくようにしましょう。
そうすれば、お腹が空いたときに勝手に食べてくれますよ!
あまりにも過剰に食べすぎたり、太ってしまう場合はストレスが原因の可能性もあります。
病気の可能性もありますので、心配な場合は動物病院を受診しましょう。
- 動物・ペット