バレーのコツやポイントとは?トスの基本や練習方法について
2018.6.19
バレーのコツは指の力を鍛えること?トスを上手にあげるためには、どんなことに注意したらいいのでしょうか?
トスを上げる時に心がける事とは?とにかくトスを上達させたいのであれば、基本を崩さずに練習することが大切です。10本の指の力はもちろんのこと、全身で上げるイメージをしましょう。
トスの基本の形やトスの練習方法を紹介します。
この記事の目次
バレーのトスのコツはスパイカーが打ちやすいものを上げること!
バレーのトスの正解は、スパイカーが100%の状態で打てるトスを上げることです。
スパイカーは本来の助走、ジャンプができて、打ちたいところに打てるトスを上げることがセッターの役割です。速いトスや相手のブロックを振ることも大切ですが、スパイカー一人一人の特性を知ることが打ちやすいトスを上げることに繋がります。
トスの基本的なフォームはオーバーハンドパスと同じになります。
ボールの落下地点にすばやく移動しましょう。ヒジとヒザを同時に伸ばしてトスを上げ、サイドへのトスは、コースの9mの幅を使ってアンテナまで伸ばすようにしましょう。
トスが短いと、打てるコースが限られてしまいます。打てるコースが限られるということは、ブロックされやすいので注意しましょう。また、左目の前あたりで早くトスを上げるとぶれやすいのでこれも気をつけましょう。
トスの基本はできていますか?
・ボールの落下する地点にすばやく移動する
・身体の右側を軸にして立つ
・ボールを送る方向につま先を向ける
・手首を使って頭の真上で柔らかくボールを送り出す
正確にトスを送り出すハンドリングが必要となります。
バレーのトスのコツはアタッカーが打ちやすいボールを知ること!
無回転トスの方法
ボールに回転をかけないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
ボールに回転をかけないでトスを上げるには10本の指で同時にボールを押し出す必要があります。
このときに、親指が出て下から突き上げるようにトスすると距離が出ません。前ではなく上に飛ぶので気をつけましょう。
親指以外の4本の指が出ると、高さが出ません。落ちやすいボールとなります。無回転トスの感覚としては、ボールを一瞬持ってから10本の指で同時に押すというように行いましょう。このとき、肘を伸ばし手の甲が向きあうように指を伸ばしきってください。
無回転トスは、オープントス時に有効となります。大きく弧を描くような軌道で上げるよう意識するといいでしょう。
無回転トスの練習は、直上トスをしましょう。オーバーハンドが上達する近道となります。おでこの上に手で3角形を作り、手のひらは真上に向けてください。ボールが回転しないように指の力を調節しながら行いましょう。
バレーのトスでボールをコントロールするには?コツは指の力
ボールをコントロールするときには、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?
ボールをコントロールできない原因のひとつとして指の力が足りないことがあげられます。ボールをまっすぐに打ち出すには指の力をつけなくてはいけません。
まずは、指立てふせができるように5本の指と手のひらと手首の境目あたりを使って腕立てふせをしましょう。
できるようになってきたら指立てふせをしましょう。できるようになったら徐々に回数を増やします。重いボールを使うのもいいでしょう。
指に力をつけることで、コントロールができるようになり突き指もしにくくなります。
セッターのポジショニング
コート中央からライトに1メートルくらいのところが基本の位置になります。ネットからは30cmくらい離れて立ちましょう。タッチネットに気をつけましょう。
ボールの落下地点に入るためには、移動しやすいように右足を少し前に出しておく必要があります。
ボールが来たら、手で追いかけてはいけません。体全体が落下地点に入るようにしましょう。
バレーのトス練習はとにかくコツコツ行うこと!?
オーバーハンドの基本的な手の形は、手の平を三角形にすることです。三角形でボールを包み込むようにするのですが、手の平がボールに触れないように気をつけましょう。
手の平がボールに触れてしまうと、ボコッと音がします。そして、ボールコントロールができなくなってしまいます。
それを防ぐには、指の部分でボールをキャッチしなくてはいけません。指の腹の第一関節から第二関節の間くらいを使ってキャッチしましょう。
オーバーハンドはバレーの中で基本中の技となりますが、周りがどんどん上達するとあせってしまいますよね。
しかし、まずは正しいフォームを覚えましょう。間違ったフォームを覚えてしまうと矯正に時間がかかります。
時間をかけて正しいフォームを身に付けましょう。繰り返し繰り返し練習することが一番の近道となります。
バレーのオーバートスの練習方法
バレーのオーバートスを練習するときは、バスケットボールを使って対面パスをするといいでしょう。
バスケットボールは、バレーボールよりも重いので遠くに飛ばすことができません。このため、あげるには手や指だけでなく体を使ってあげる必要があります。
バスケットボールを借りてやってみましょう。
全身を使うため、いつもの回数より少なくとも疲れます。
手を使わずにヘディングパスをするのもおすすめです。ボールの下に入り込む感覚を練習できます。
オーバートスの指の形は三角形ですが、ボールを床に置いて、上から両手で三角形を作るようにしてつかみましょう。そのままオデコの上にもっていくと、ボールを受ける基本のフォームがわかります。
ボールが左右にぶれてしまうのは、力の伝わり方が左右均等になっていないことが原因です。もう一度、指の形を確認しましょう。
また、膝、肘、手首のこの三つをうまく連動させて行うようにしてください。もし、これらを意識してもなかなかぶれが直らないときには怪我をしていて無意識にカバーしてしまっているのかもしれません。
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