ピアノが下手な人には特徴がある?上手になるための練習方法
2018.6.20
ピアノが上手な人と下手な人には違いがあり、特徴があるそうです。
では、ピアノが上手な人と下手な人の違いや特徴とはどんなことなのでしょうか?
また、ピアノが上手になるためには、どんなことに気をつけて練習したらいいのでしょうか?
そこで、ピアノが下手な人の特徴や上手になるための練習方法、上手いと思われるための対処法などについてまとめてみました。
この記事の目次
ピアノが上手か下手かの違いとは?特徴とは?
ピアノが全く上達しない・・・そんな悩みを持っていませんか?
ピアノが上手な人、下手な人とでは何が違うのか。
まず1つあげるとすれば、上手な人は「ミスをしない」ということです。
ただ人間なのでプロであってもミスをすることもありますが、大事なのはミスをする部分。上手な人は、和音の一番したの音だけはミスをしないように心掛けているのだとか。それは、和音の一番下の音はコードを決める音になるため、その音を間違えてしまうとミスをしたことがすぐにわかってしまうからです。
この部分だけはミスをしないように死守するのだそうです。
次にあげたいのか「強弱と音色」による違いです。
ピアノが上手に聞こえるためには美しい音色を出す必要がありますが、美しい音色には肘と手首の使い方が重要になります。
これらの部分を柔らかく使うことで、鍵盤を弾いたときに美しくまろやかな音色が響くのです。
そして指の使い方も重要で、力の加減を上手く変化させることで上品さも加わります。同じ指の強さで弾いてしまうと、子供の発表会のような印象を与えてしまいます。
強弱も同じことで、フォルテやピアノなど強弱を意識することで上手な演奏になります
ピアノが上手か下手かは特徴でわかる?
プロの方からすると「子供のコンクールは、演奏をする前から上手か下手かわかる。演奏を聞かなくても大体わかる」といいます。
音楽は演奏する前から始まっているというのです。
素人からすれば「それ本当!?」と首を傾げたくなりますが、実際どういうことなのかといいいますと・・・
スポーツでもなんでも言えることですが、これから始めるぞというときは、まず足場をしっかり固めて万全の体勢で挑むものです。
ピアノも同じこと。
何人もの人が1台のピアノを使うものなので、自分の順番がきたら当然ピアノの椅子の高さを自分に合った高さにまで調整する動作が必要になります。
座るポジションや足のポジションのチェックをサッとできる子はやはり上手です。
お辞儀でも上手いか下手かがわかるといいます。
最初のお辞儀の時点でその子の自信の度合いが表れるので、練習不足で自信がない子はお辞儀をした時点ですぐにわかるというのです。
また、演奏する前に、自分の店舗を体で思い出しているか、自分のリズムを作ってから弾き始めているかでも上手いか下手かがわかるそうです。
ピアノの下手な人の特徴は?上手に弾くためには
ピアノは指を鍵盤からできるだけ離さないで弾くのが鉄則です。
そのためにはある程度力を抜くことが重要になります。「脱力」することが大切なのです。
スポーツでもよく「力を抜いて」といいますが、これはピアノにも言えること。
ピアノを弾くのに脱力を意識するのは難しいことではありますが、余計な力を加えず、腕や手の重みで弾くことを心掛けることが重要なのです。
指の力まかせに鍵盤を叩いてもいい音色は生まれません。
ポイントは手首の間接を柔軟にすることです。
この手首使いが上手くできるかどうかが、ピアノが上達するかどうかの境目になるのです。
幼少期に一度力を入れて弾く事を覚えてしまうと、そこからなかなか抜け出せなくなります。脱力させることが難しくなるのです。
ピアノは手首の間接を柔軟にして脱力し、鍵盤からできる限り離さずに弾く。
この2つを意識するだけで上手になります。
ピアノが上手になる練習方法とは?正しい姿勢と手の形
どんな習い事にも言えることですが、基本をマスターすることはとても大切です。
特に姿勢は基本中の基本と言っても過言ではありません。
ピアノにも基本姿勢があり、それが崩れてしまうと良い演奏はできなくなります。
ではどんな姿勢が良いのか。
プロの演奏家を真似ることが良いわけではありません。基本的な姿勢は、あなたが余分な力を抜いたときに自然に出たときの姿勢です。
正しい姿勢は自然に身に付くものではないので、日頃から基本を意識して練習することが大切になるわけです。
では正しい姿勢についてですが、椅子には深々と座らずに、少し浅く座ります。いつでもすくっと立ち上がれるくらいが理想です。
椅子の高さは、鍵盤に手を置いたときに手首と肘がほぼ水平になるくらいがベスト。
足が床に届かずにぶらぶらする場合は、姿勢を保つためにも台が必要です。
専用の足台もありますが、本を重ねることで代用できます。
余分な力を抜き、背筋を伸ばして足が床に踏ん張ることができる姿勢をキープしましょう。
手と指の形については、手の中に空間ができるくらいが理想です。この手の形のままであれば、余計な力が入っていないので長時間弾いても疲れません。
ピアノが上手い人とは?上手いと思われるには?
プロが上手いのは当然かもしれませんが、アマチュアの人でも人々の心をつかむような魅力的な演奏をする方がたくさんいます。
どちらにしても、ピアノが上手な人は普通の人とは違う音感を持っていて、才能があるからでは?と思ってしまいます。
確かにそういった天才と呼ばれる方もいらっしゃいますが、魅力てきな演奏を弾く方に共通していることは「型」をしっかり知っているということです。
どんなに才能やセンスがあっても、型を知らずに自分の勘だけで思い通りに弾いても、変な音楽にしか聞こえません。
クラシック音楽はジャズではないので、自分の好きなように弾けるジャンルの音楽ではありません。
クラシック音楽は型を身につけることが大切です。
型を知ることが上手い演奏への近道。才能やセンスがなくても、ピアノが上手に聞こえます。
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