アパートへ引越した際の挨拶はどこまでするべきなのか

アパートへ引越した際の挨拶はどこまでするべき？

アパートに引越しをした際、これからお世話になりますという意味をこめて挨拶回りを行うことがありますが、そこで悩むのが「どの範囲まで挨拶をするべきか」ということ。

この挨拶回りに関しては、実は決まりがないのです。
決まりがない分みなさん困ってしまうわけですが、一般的な挨拶回りでは、まず引越し先のアパートが全部で何戸あるかまず確認します。

もし８戸以上ある場合は、両隣と上下に挨拶するのが基本です。

アパートの場合２階建てが多いので、もし自分が１階に住むのであれば上の人、２階に住むのであれば下の人、あとは部屋の両隣にまずは挨拶をするべきです。

もし６戸以下といった少数のアパートの場合は、全部に挨拶をしに行くと安心でしょう。全部挨拶をするにしても６戸以下であればそれほど面倒ではありませんし、何かあったときのためにも挨拶をしていて損はないでしょう。

ただ最近は挨拶回りをする方も少ないため、突然挨拶にいってビックリされてしまうこともあります。
それでも挨拶をしないで礼儀知らずだと思われるよりもマシなのではないでしょうか。

アパートの挨拶はどこまでか問題！一般的には？

引越しの挨拶はどこまで回るべきかという問題。

一般的には、両隣・下の階・上の階が挨拶回りの範囲とされています。

それは、物音や振動が一番伝わりやすい箇所という理由からきていますし、人によっては上の階には行かないという人もいますが、意外と生活恩は上の階にも響くので、トラブルを未然に防ぎたいのであれば上の階にも挨拶に行くべきです。

そもそも引越しの挨拶なんてしないという方も増えていますし、特に一人暮らしの女性は防犯面から考えてあえてしないという考えもあります。
実際一人暮らし用のアパートでは、挨拶回りがほとんどありません。アパート内で人の出入りがあっても、挨拶に来ないこともたくさんあります。

賛否が分かれるところではありますが、災害時は助け合いが必要になります。
家族で住んでいる場合は、生活音で迷惑をかけてしまうことも多々あります。

何より顔を知っている人と迷惑をかけないようにしようという気持ちも働きますし、挨拶をすることでどんな人が住んでいるのかを把握することもできます。

一人暮らしの方以外は挨拶に行くべきでしょう。

アパートの挨拶はどこまでが範囲？大家さんや管理人さんへの挨拶も忘れずに！

マンションやアパート、団地といった集合住宅の場合は、自分の部屋の上下と左右の合計４戸は最低限挨拶に伺うのが一般的ではあります。

自分の部屋の位置、例えば角部屋や最上階の場合だと、挨拶に伺うお宅も少なく済みますが、そうでなければ、今後顔を合せても気まずい思いをしないためにも挨拶に伺うべきです。

建物の大きさにもよりますが、アパート自体が比較的小規模であれば、同フロア全てのお宅に挨拶に行っておいたほうが無難です。

モット言えば、全部で６世帯くらいの２階建てアパートであれば、全部のお宅を挨拶して回るべきです。後で「やっぱり全部回るべきだったかも・・・」と悩まずに済みます。

後忘れてはいけないのが、「大家さん」と「管理人さん」です。

ご近所同様これからお世話になる方たちですし、挨拶をしっかり行うことで、もし何かトラブルに遭ってしまっても相談しやすくなります。

アパートの騒音などは、実際に住んでみないとよくわからないものです。一戸建て以上に迷惑をかけやすい環境だったということもあります。
住民の中には神経質な人も当然いますので、挨拶だけはきっちり行っておく方が身のためです。

アパートの挨拶時に渡す粗品はどんなものがいい？

引越しの挨拶に行くときに手ぶらで伺う人はまずいないでしょう。

ちょっとした粗品を持参していくものですが、何を選んだらいいのか迷ってしまいます。
一般的に多いのは、タオルや洗剤（洗濯用、キッチン用）、入浴剤といった消耗品。もしくは、クッキーの詰め合わせやおせんべいといったお菓子類です。

一番無難で喜ばれるものはやはり消耗品です。
タオルやサランラップも人気ですが、それでは物足りないのでは？と入浴剤や洗剤を渡す人も増えています。
タオルなどはブランド品じゃないと質素な感じになってしまうからです。
洗濯用洗剤は、人によってこだわりのものを使っている場合もありますので、注意が必要ではあります。

お菓子も人気ですが、基本的に挨拶時に手渡しても、いつ食べてもらえるかはわかりません。焼き菓子やようかんといった日持ちするものがおすすめです。

アパートの引越し挨拶、ベストな時間帯は？

引越し当日はとても慌しいものです。

引越しトラックが道路を塞ぐこともありますし、荷物が建物の通路をふさいだり、作業時に騒音を立てたりすることもあります。
引越し当日はご近所に何かと迷惑をかけてしまいがちなので、できれば荷物の積み下ろし作業が始まる前までには、ご近所さんに挨拶を済ませておくといいでしょう。
そうれば、引越し当日はご近所さんに気兼ねすることなく作業に集中できます。
引越しの挨拶は、可能出れば前日までに予定日を伝えて挨拶を済ませておくと安心です。後は当日引越し作業をするだけです。

小さなお子さんがいるご家庭や、仕事関係で来訪者が多い場合などは、引越し前にご近所に挨拶をしておくべきです。
特に子供は新しいお家に興奮していつもより騒いでしまうため、事前にしっかり挨拶をしてくだけでも印象が違います。

仕事関係で来訪者が多い場合も、一言挨拶をしておくだけで、変な目で見られることもありません。

引越しをして快適な生活が贈れるかどうか、ご近所さんに見せるほんの少しの気配りがポイントになるのです。