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今と昔の言葉!古き良き時代の言葉と今の現代の言葉の違い!

2018.2.10

今と昔とじゃ言葉は全然違いますよね!言葉とは常に変化していくものなのです。

しかし、古き良き時代を過ごしてきた年配者に言わせると、”言葉が乱れている!”と言われてしまう事も…。

昔と今とじゃどんな言葉の変化があるのでしょうか?

今と昔では言葉が全然違う!それは”日本語の乱れ”なのか?

10年ぶりに広辞苑が改訂されたというニュースがつい最近話題になりましたね!

そこでそんな話題に乗っかり、”今と昔の言葉”というテーマで今回はお話していこうと思います。

よく、年配の人は、”今の若い人間は言葉が乱れている”という事をいったりします。

しかし、日本語学者に言わせると…

「言語が乱れているのではなく、変化している。
そして言語は当然ながら、変化をしていく」

というもの。

”乱れ”というのがどうゆうものなのかはわかりませんが、お年寄りの方がいうのが、今の若者の言葉が理解が出来ないからなのでは?

と少し思ってしまうところです…。

日本語の乱れというのは個人の語感によるものなのではないでしょうか?

そして、日本国政府も少なからず注意をしている場合もあるし、日本語の変化を容認していることもあるし、そして、積極的に日本語を改造することもあるのだそう。

日本人ですが、日本語って本当に難しいんです。

今と昔の言葉”古典”で見れば言葉の意味が○○なのが解かる!

中学校や高校に行くと、国語の授業で”古典”というのも習いませんでしたか?

もちろん古典の時代の言葉と現代の言葉とでは言葉の意味が異なっている単語が数多く存在しているものです。

先ほども言ったように、言葉はの変化は乱れではない場合もあるという事。

例えばどんな言葉が変化を遂げたのかを見ていきましょう。

【あながち】

現代⇒必ずしも。

古典⇒度を越している様子。むやみ。

【あからさま】

現代⇒明らかに。あらわに。

古典⇒ついちょっと。かりに。

【愛嬌】

現代⇒親しみやすい振る舞い。相手に好感を与える表現。

古典⇒かわいらしい。優しい思いやり。

【哀れ】(あはれ)

現代⇒可哀そう。悲哀

古典⇒かわいい。愛情。悲哀。

古典の中では、一つの言葉に対して、たくさんの意味があり、たくさんの感情があることがわかります。

今現代では、もちろん昔の日本語の意味として使われている単語もありますが、意味がもちろん異なる場合の単語もたくさんあります。

昔は敬意を表す言葉でも今は敬意を表現しない言葉の【貴様】

日常会話ではめったに使うことが無い言葉。

【貴様】(きさま)

今はこ言葉は、暴言というか、喧嘩の場面でしか聞かないし、テレビでもドラマの中での緊迫したシーンに使われていることが多い言葉ですよね!

もちろん、一般市民の私たちが普段使うような言葉ではありません。

しかし、この【貴様】という言葉の歴史はとても古く、室町時代の末にはもう使われていた言葉だとされています。

今はこの【貴様】という言葉は人を罵る時に使う言葉になっていますが、この言葉はかつて、目上の人に対して呼ぶ敬称だったというから驚きです。

武家が書く手紙などによく使われている言葉だったんです。

江戸時代の前半には、相手に高い敬意を示す時に呼ぶ言葉。文字の通り【貴様】は【貴方様】という丁寧語だったんです。

今は、【貴様】という言葉は男性も女性も使うことがありません。

そして、今はこの言葉を使ってしまうと、100%の確率で印象が悪くなってしまいます。

間違っても目上の人に敬意を表したいからと言って、職場の上司などに【貴様】という言葉を使うことが無いように注意をしましょう。

現代では【貴様】という言葉は、真逆の意味を持っています。

一昔前に流行ったと思っていた言葉。実は江戸時代から存在してた?

現代は一般的になっている言葉。

【マジ】は「本当に」「真面目」という意味があります。

一昔前のガングロギャルが流行らせた言葉かな?と思いますが、実はこの【マジ】という言葉は、江戸の時代から存在していたんです。

それが解かるのは江戸後期に発表された”歌舞伎当穐八幡祭”のある一文。

”ほんに男猫も抱いて見ぬ、まじな心を知りながら…”

という一文に【まじ】という言葉が記されています。

何がすごいって、意味も現代の意味と合っているというところ。

昔から使われていた言葉だけど、現代と違う理由で使っている言葉はたくさんある中で、この【マジ】がまさか同じ意味でこんな昔から使われているとは想像もしていませんでしたよね!

そして、更に【キモイ】という言葉も江戸時代から使われていたと言われています。

現代では”生理的に気持ちが悪い”という時に【キモイ】という言葉が口から出てしまいますが、江戸の時代も使い方は一緒だったとされています。

ギャルが作り出した言葉かと思っていたのですが、昔からその言葉があったなんて知りませんでした。

他にはないのか調べてみたくなってしまいますよね!

今と昔の言葉。現代において正しい言葉を使わなければならない理由は?

こんな感じで進めていた”今と昔の言葉”

意味が全く違う言葉もあるし、同じ意味として現代も使われている言葉が多くあるという事がわかりました。

ネットが普及し、その中でコミュニケーションを取る際にいかに早くタイピングをすることができるか?

という事で生まれた言葉もありますし、それが一般的になってるという言葉もあります。

特に日本語って同じ文字でも意味の違う言葉が多数あるので、日本人でも困惑してしまったりする場合もありますよね!

しかし、正しい日本語を使わなければならない時があります。

大人になってしまった今は、その言葉の乱れというのが目立ち、それだけで印象を付けてしまう場合も少ないくないので、正しい日本語を身に付けていけるように、本を読んだりたくさん会話をしたりして、体に叩きこんでいきましょう。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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