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就活の資格に関してうそをつくことには、こんなリスクがあります

2018.2.3

就活の履歴書や面接で、つい見栄を張って資格に関してうそをつきたくなってしまいますよね。

うそをつくとどうなるのでしょうか?最悪、内定取り消しの可能性も・・・!?

就活で資格に関してうそをついた場合のリスクをご紹介します。

就活の際、履歴書にうその資格を書いても大丈夫?

少しでも良く見られたい・・・という気持ちから、履歴書にうその資格を書きたいと考える人もいるでしょう。

では実際、企業に提出する履歴書にうその資格を書くとどうなるのでしょうか?

もしアルバイトの面接というのであれば、大問題には発展しないかもしれません。しかし、就活などできちんとした企業を受ける場合には、資格の証明書の提出を求められる場合があります。英検などの場合は、その場で「英語を話してみてください」と言われる可能性だってあるのです。

就活というのは、人生においても重要なイベントです。持っていない資格を履歴書に書くとバレる可能性があるので、絶対にやめておきましょう。

では、もしうそがバレてしまうとどうなるのでしょうか?

実は、履歴書などにうその記載をするというのは犯罪なのです。聞いたことがあるかと思いますが、「経歴詐称」という罪になります。

最悪の場合、企業に訴えられる可能性もあります・・・。

うそを書いてもメリットは無い!?就活で資格はあまり重視されない

そもそも就活の履歴書で嘘を書きたいと思っている人というのは、「資格を持っていた方が有利」という考えがあるからでしょう。

しかし実際のところ、就活において資格や語学能力というのはそこまで重視されていません。

ある調査によると、採用する際に資格を重視する企業は約13%、語学能力を重視するのは約15%という結果が出ています。企業が特に重視しているのは人柄で、その次に熱意、今後の可能性・・・と続いていきます。つまり、資格でうそをついてもほとんどメリットが無いということです。

それよりも、うそをついてバレることの方が危険です。TOEICや資格でうそをつくと、実はバレる可能性が高いのです。どうしてかというと、内定した際にスコアや資格の証明書の提示を求める企業が多いからです。うそをつけば、その際すぐにバレてしまいます。

もし履歴書にうそをついてバレた場合には、内定取り消しになってしまう危険性があるのです。

そこまでのリスクを負って、あまりメリットの無いことをするのは無意味です。というわけで、資格やスコアでうそをつくのは絶対にやめましょう。

就活で資格などに関してうそをつくと、内定取り消しの可能性も・・・

履歴書にうそを書いたり、面接でうその回答をしてバレてしまうと内定取り消しになる可能性があります。自分をよく見せたいという思いから、ついつい見栄を張ってしまう人も中にはいるようです。

具体的には・・・
・大学名を偽る
・職歴で嘘を書く
・今後取る予定の資格を既に持っていることにする
・TOEICの点数を偽る
・やったことが無いことを特技とする

などがあげられます。大学名や職歴でうそをついても、すぐにバレてしまいます。資格についても、取得日でバレます。会社としても、資格あるきで採用している場合にはとても迷惑な話になります。

自分をよく見せようとすることで、せっかくもらった内定が取り消しになってしまうのはとても残念なことです。

今後一緒に仕事をしていこうとする仲間が嘘つきでは、誰にも信用してもらえないのです。意外と世間は狭いので、軽い気持ちでついた嘘がこれからの就職活動に影響する可能性もあるのです。いずれにせよ、就活においてうそは絶対につくべきではありません。

就活において資格があれば有利になるってうそ?ほんと?

学生が取得できる資格というのは、年齢や時間的に考えても限度があります。そうすると、あなたが持っている資格を同じように持っている学生は他にも沢山いるということです。つまり、他の人と比較する対象にならないということ。

例えば中小企業診断士や公認会計士、TOEICの点数が900点超えといったような一般的に難しいと言われている資格であれば、多少評価されることもあるかもしれません。ここで評価されるのは、難しい資格取得のために努力できる人であるという点です。

企業が特に見ているのは、あなた自身の人間性や将来性です。社風に合った性格であるため一緒に働きたい、この子は活躍してくれそうだ、といったようにあなた自身を見ているのです。

今の時点で知識が足りていないということであれば、入社後の研修で勉強する機会が与えられるでしょう。資格が必要となれば、資格取得の為に必要な時間が与えられるはずです。

もし、目的も無いまま資格を取ろうと思っているのであれば、その時間を内面を磨く時間にあてて魅力的な人になれるように努力してください。

就活で、ついても大丈夫なうそもある・・・!?

●アルバイト
おそらくバレることはないでしょう。やってもいないアルバイトを、やっていたとしても問題ありません。バイト先に確認されることはありませんし、個人情報保護というものもありますのでそう簡単には個人情報は漏れないはずです。

●サークル
これもうそをついても大丈夫な分類です。ただ面接ではつっこまれる可能性がありますので、きちんと答えられるようにサークルに関しての詳細も考えておいてください。

●TOEICの点数
エントリーシートに書くだけであれば、点数に関してうそを書いても大丈夫です。しかし、TOEICの点数を指定している外資系企業などもありますので、そういった場合はうそを書かないようにしてください。

●学外活動
面接で詳しく聞かれた時に答えられるようにしておけば大丈夫です。

●「御社が第一志望です」
仮に第一志望で無かった場合でも、これはつくべき嘘なのです。第一志望では無いと言ってしまうと、採用される可能性が低くなる可能性があります。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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