絵が上達する方法にはどんなものがあるの?模写にも賛否あり
2018.2.19
絵を描いているけどなかなか上達しない。効率よく上達する方法にはどんなものがあるのでしょうか。
おもしろくなくても、やはり基本をしっかり身につけることが大切なようですね。
定番の模写には、賛否もありますが自分にあった上達方法を模索してみましょう。
この記事の目次
絵が上達する方法。基本の線をきれいに描くために円を描く
絵が上手くなりたかったら、まず「○(円)」を描け。
それってどういうこと?
絵を描いていると、特殊な物を描く以外は曲線を描くことの方が圧倒的に多いですよね。
曲線をきれいに描くめの訓練が「円を描くこと」なのです。
いかに正円(コンパスで描いたような整った円)が描けるかで、滑らかな曲線を描く力が養われるというのです。
描き始めと書き終わりでぴったりと線が繋がったきれいな円を、一度で描きます。
初めは小さい○、徐々に大きな円にしていきます。
コンパスで描いたような、まん丸を描くのが理想です。
自分以外のイラストや自分が過去に描いた絵を見直して、曲線のキレイさを確認してみましょう。
線にガタつきやふら付きはありませんか?
そんなことで絵がうまくなるわけないじゃん!と思ったあなたは、まずしばらく続けてみましょう。
上手な絵の基本は、上手な線を描くところから始まるのです。
絵が上達する方法の王道は、やっぱり模写すること!
絵を上達させる定番の方法といえば、やはり模写。
好きな作家の絵を見ながら真似てみることです。
初めは、とにかくひたすら描くこと。最初は数をこなすことを目標にしましょう。
数を描く中で、「この部分はどうやって描くのだろう」といった疑問が生じてくるとおもいます。
大好きだからといって、1人の作家からばかり模写をしていると、絵のタッチに偏りが出出て今います。何人かの作家の模写をしていきましょう。
美術系の絵画や、デザイン的なイラスト、アニメや漫画調のコミックイラストなど自分が進みたい方向性の絵に合わせたものから選んで模写するといいでしょう。
いろいろなタイプの作家の絵を模写することで、自分の中に吸収し蓄積されたものが自分のオリジナルの作風を生み出していくのです。
とにかく数を描くこと。
模写しながらも、どうやって描いているのかなどを考えて描くことが上達のためには重要になります。
絵を真似るだけの方法では画力は上達しない
絵がうまくなるために、初めに具体的な目標を決めましょう。
ただ、なんとなく「絵が上達したい」だけではなく、目標にする作家を思い描いて「○○さんみたいな絵を描くことができるようになりたい」とイメージを持ちます。
絵を描くことが好きな人は、プロであれアマチュアであれ、好きな「絵師」はいるのではないでしょうか。
そして、定番なのが「模写」、場合によっては「トレース(写し絵)」です。
ただ上達する近道の定番だる模写も、考えようによっては初心者ほど、してはいけないのではないかとも思うのです。
初心者ほど見た目を似せることにばかり努力してしまい、その一部にしか見えていないため、お手本にした絵とはかけ離れたものになってしまいます。
たとえそれが「元の絵と同じくらい上手く描けた」と思ったとしても、表面上のマネをするだけでは絵は上達しません。
とくにトレースは、「写し絵の技術」が向上することはあっても画力の向上にはつながらないことが多いので、おすすめできません。
絵が上達するには「量」か「質」か。重視すべきは「質」?
とにかく描きまくることが上達する第一歩!
という意見もありますが、だからといって量をかけばそれでいいと言うわけではありません。
もちろん、ここは意見の分かれるところでもあり「量を書くこと」「質の良い物を描くこと」どちらの意見もあります。
両方必要なことは確かですが、やはり「質」を大切にすることが重要だと思うのです。
大量に描くことだけに一生懸命になると、それだけ繰り返して質の低い物を描きます。
繰り返して描くことは、それだけ身につくということなので、裏を返せば「質が低い物を身につける」ことになりかねません。
いざ本番!真剣に描くぞ!と思っても、それまで身についた雑な描き方の癖が抜けいこともあるのです。
それを考えると、あくまでも「質を重視しつつ、量を描く」ということが必要なのです。
絵を描くには何を揃えたらいいの?まずは紙と鉛筆があればOK!
絵を描きたい、上手くなりたいと思ったとき、必要な道具は何でしょう。
水彩画や油彩画、漫画やデジタルイラストなど描きたい技法によっても揃える道具は違ってきます。
ただ極端な話、絵は「紙と鉛筆」があれば、それだでも作品は作れてしまいます。
絵を描くための紙というと、初心者の多くがスケッチブックをイメージしてしまうかもしれません。
絵の練習をするのが目的であれば、クロッキーブックが良いでしょう。もしくは、ホームセンターなどでも売られているコピー用紙は量のわりに安価でオススメです。
スケッチブックは練習よりも、本番の作品を描くのに使った方がいいでしょう。
厚手の画用紙など絵を描くために作られた紙なので、消しゴムをかけたり繰り返し描き直しても紙が痛みにくいのです。
紙が厚い分、一冊のスケッチブックはページ数も少ないので、練習で使うと高くついてしまいます。
クロッキーブックやコピー用紙は、スケッチブックに比べて紙の厚みが薄いので、耐久性がなく作品作りには向きません。
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