もやしとキャベツ。栄養価にどの位違いがあるの?
2018.3.12
もやしとキャベツ。
この二つの野菜に栄養価の違いはあるのでしょうか?
食べる量にもよりますが、実は含まれている栄養素に共通する点が多く含まれているんですよ!
安価なもやしですが、栄養は豊富です!
是非、今夜の夕飯にもやしのメニューを一品付け加えてみてください。
この記事の目次
もやしVSキャベツ。共通する栄養素の代表は「ビタミン類」
キャベツともやし。
共通する栄養素として「ビタミン類」があげられます。
ビタミンAは美容のビタミン!
美肌を維持するにはビタミンAが必要不可欠です!
疲労回復に効果があるビタミンB1や、老化を防ぐビタミンE,美白効果が高いビタミンCも含まれています。
また、カルシウムの吸収促進効果があるビタミンDや、成長を促進させるビタミンB2も含まれていますので、子供にも食べさせたい野菜でもありますね。
他には、カリウムやカルシウムも含まれています。
また、食物繊維も豊富に含まれていますから、女性は積極的に取り入れたい野菜と言えますね。
もやしとキャベツを使った常備菜でダブルの栄養を取り入れよう!
節約料理の主役としていつも紹介される「もやし」
生産者の方に、申し訳ないと感じるくらいの安価で、販売されているもやしです。
安いので、あまり栄養がないのではと感じていましたが、調べてビックリ!
ビタミン類、カルシウム、ミネラルなど、私たちに必要な栄養素が、たくさん含まれていることがわかりました!
今は、ひげがきれいに処理されているもやしもありますから、時短料理の食材としても注目されています!
お手軽で簡単にできる、もやしとキャベツの常備菜をご紹介いたします。
◎もやしとキャベツの簡単ポン酢和え◎
26cmのフライパンにお湯を沸かします。
保存容器に、ポン酢、ごま油、砂糖を入れの調味料を作ります。
もやし2袋を洗い、キャベツの葉を2~3枚程度、千切りにして水にさらします。
フライパンのお湯に塩を小さじ1程度加えもやしをサッと湯がきざるに上げます。
余熱でもやしに火が通りますから、サッと湯がく程度でOKです。
ざるに上げたもやしとキャベツを、調味液の入った保存容器に入れ、和えれば完成です!
もやしが熱いうちに保存容器に入れ、調味料とキャベツを和えてください。
味がなじみやすいですし、キャベツが少ししんなりして食べやすくなります。
これは基本的な作り方で、ごまを加えたり、ブロッコリースプラウトやカイワレ大根をプラスしても美味しくなります。
また、好きな味のドレッシングで和えても美味しいでしょう。
冷蔵庫にドレッシングが少し余っている時には、もやしを買ってきて茹でて和えておけば、簡単常備菜の出来上がりです!
もやしをキャベツの代用に。栄養は十分です!
豊作の時、キャベツは家計の強い味方ですが、不作の時は1玉500円位の値がついて、とてもじゃないけど手が出ないという年もありますよね?
キャベツやレタス、白菜などの地物野菜は天候により、価格が変動しやすく、食べたくても手が出ない時がありますよね。
食卓にバリエーションを付けたいですが、お財布と相談してあきらめざるを得ない場合もあります。
そんな時は、工場で生産される野菜の代表「もやし」を頼りに、野菜高騰の波を乗り切りましょう!
もやしやキノコは工場で生産されるので、安定した価格を維持することができやすい野菜と言えます。
もやしは、あしの早い野菜です。
買ってきたら、塩ゆでして冷蔵庫に保存しておきましょう。
また、キノコ類も沸騰したお湯でひと湯がきしてから、保存容器に塩と一緒に入れておけば、パスタやスープ、キノコのオムレツなどをすぐに作ることができます。
キャベツと同じような栄養が含まれているもやしをキャベツの代用品としてどんどん使いましょう!
現代社会の強い味方「もやし」
もやしは、豆の時にはビタミンCを含んでいないって知っていました?
発芽するとビタミンCが生まれるんですって!
もやしっ子なんて、ちょっとネガティブな表現に用いられる「もやし」ですが、含まれている栄養価は高く、ひ弱ではありません!
もやしにはアミノ酸「GABA」が含まれています。
この「GABA」は、ストレスを軽減させる効果が、期待できる栄養素だと言われています。
また、アスパラギン酸も含まれていますので、疲れた体を癒す効果も期待できます。
働き者のお父さんには欠かせない野菜と言えますね。
幅広い年代に必要な栄養素を兼ね備えた「もやし」
安価なのに働き者のもやし君。
その、働きぶりをご紹介いたします!
・食物繊維が豊富で、腸内環境を整えて、便秘解消が期待できる。
・むくみを予防し、不要な塩分や水分を体外に排出する働きのあるカリウムが含まれている。
・胃腸の調子を整える「アミラーゼ」も含まれています。
・ビタミンAやビタミンCは「美容のビタミン」。もやしはビタミン類が多く含まれています。
・カルシウムも含んでいます。骨や歯を強くするカルシウムをもやしで!
女性にうれしいビタミン類や、成長期の子供にうれしいカルシウム、疲れたお父さんに効果が期待できるアミラーゼやアルギニン酸など、どの世代にも必要不可欠な栄養素が豊富に含まれているんですね。
もやしは安いから、栄養価はあまり高くないと、勝手に思っていたことを反省しました。
もっと、もやしを使った料理のレパートリーを増やしたいと思います!
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