写真を写すときにピースをするのはなぜ？日本人だけという噂も！

写真でピースをするのはなぜ？実は日本人だけだった？！

写真を写すときにピースサインをするのは日本人だけのようです。

台湾から来ている留学生の女性は、夏休みに台湾へ里帰りをした時、母親から「どうしていつもピースサインをしているのか、みっともない」と指摘されたそうです。

その留学生も、日本に来るまでは写真を写すときにピースサインをしたことがなかったそうです。

写真を見て日本人かそうでないかを見分けるのは、ピースサインをしているかしていないかだという話しも聞いたことがあります。

ピースをするだけで写真の中に簡単に動きを取り入れることができますので、とっても簡単な手段ではあります。

ピースサインをどの位置に持ってくるかによっては、印象を変えることだってできますよね！

ピースサインが広まったのは1980年代。

ピースサインの起源は、平和を祈って、とか闘いに勝利する決意表明という意味があるようですが、そのような意味を知ってピースサインをしている人はほとんどいないのかもしれませんね。

ピースサインで写真に写るのは日本人の習慣？

写真を写すときにピースサインをするのは、日本で生まれ育った私たちに身に付いた「習慣」のようなものでしょう。

日本人に代々受け継がれてきたものになりますが、この行動は海外では奇妙に思われてしまうこともあります。

カメラを向けられるとピースをするという人が多くいると思います。

この行動は、外国の方にはあまり見られない行動になるため、「ピースサインで写真に写っているのはたいてい日本人」と認識されています。

手のひらをカメラの方に向けてピースサインをするのは大丈夫ですが、手のひらを自分の方に向けて手の甲をカメラに向けてするピースサインは、海外では「軽蔑」を意味する動作になりますので、ピースサインで写真に写るときは気を付けた方が良いでしょう。

海外旅行でピースをするときは特に気を付けたいですね！

写真でピースをするのはなぜ？人間の心理

ピースサインで写真に写るとき、人間の心理には「自分を良く見せたい」という感情が働いていることもあります。

写真に写るときにピースをするのは特に意味もなくなんとなくやっているという人も多いでしょうが、集団でポーズをそろえたり、キメ顔で写る、顔を作るというのは、自分のことを良く見せたいという気持ちがあるからです。

プリクラを撮ったことはありますか？

プリクラの機能には、足を細くミサたり、目を大きく見せる、小顔に見せる機能があります。

また、色を白くしたり、お肌をきれいに見せる機能もあるのです。

自分のことを良く見せる為に日本人がしている努力って、度を越しているようにも思えますよね。

自然体の姿で写真に写ってる方が、笑顔も不自然ではなくてカワイイという可能性もありますよ。

ピースの仕方でなぜか年齢が分かる！写真でのピースの仕方

年代別にみると、写真を写すときのピースサインには特徴があることが分かります。

■20代前半・・・裏ピースサイン
ゆとり世代の女性の多くは、顔を小さく見せる為に顔の横に手を持ってきて手の甲を見せてピースサインをすることが多いようです。
この行動は威嚇や挑発の意味もあるので気を付けてください。

■20代後半・・・顎の近くでピース
顎のラインに沿ってピースをするのは20代後半女性の特徴です。小顔効果はありますが、30代になってこれをやっていると少し恥ずかしいかも。プリクラの名残のようです。

■30代・・・控えめピースサイン
80年代はまだピースサインはメジャーではなかったため、写真を写すときに注意されたという人もいます。その名残からか、とっても控えめなピースをする人が多いです。

■40代・・・手を前に突き出して両手でピース

「イエーイ」という声をだしながら両手でピースをする特徴があります。このピースをして写真に写る人はきっと40代でしょう。

あの場所ではピース禁止？！

世界的にも人気で、日本でもとても有名なあのテーマパークでは、キャストが写真に写るときはピースサインをするのはNGです。

ピースサインには「平和」という意味や「勝利」という意味があります。

ゲストと一緒に写真に写るとき、相手が日本人であれば問題は無いでしょうが、相手が外国の人であれば失礼な態度に取られることもあります。

ゲストの横で勝ち誇ったようなポーズをしていると認識されることもあるのです。

また、国によってはピースサインは相手を侮辱する意味に受け取るところもあります。

世界各国で文化が異なるためにこういった認識になるのです。

世界中からたくさんの人が訪れるような場所では、写真に写るときのポーズにも気を付けた方が良いかもしれません。

ピースサインで写真に写るのは、日本独特の文化のようなものでしょう。