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バク転のコツとは?1日でできる?練習のコツと注意点

2018.5.26

バク転は練習すれば1日でもできるようになるのでしょうか?

では、バク転のコツとやり方とはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?

また、バク転を始める前の準備体操や初心者がバク転をやる場合の練習方法とはどんなことでしょう?

そこで、バク転のコツと練習の注意点などについてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

1日でもできる!?バク転のコツとやり方とは

まず、バク転のコツの前に、バク転への恐怖心をなくさなくてはいけません。
恐怖心があると、本来の動きができません。身体が緊張で萎縮してしまわないように恐怖心を取り除く必要があります。

なぜ、恐怖心が生まれるのでしょうか?それは、バク転は後ろに倒れるからです。
後ろに勢いをつけて頭から飛ぶ動作が恐怖心を生んでいるのでしょう。
頭から飛ぶことで、着地できないと怪我をするかもしれないという意識が発生してしまいます。

バランスボールや、大きなマットなどを丸めてなどを背中部分において、後ろに飛んでも着地できるという感覚をつかんでいってください。

バク転のコツとやり方としては、上ではなく後ろに飛ぶことを意識してください。そして勢いではやらないこと、まずは補助を頼めるようなら補助をつけて練習してください。

バク転を始める前の準備体操!1日でできるためのコツ

バク転の練習は危険です。急にできるわけではありません。
バク転の練習を始める前に、壁倒立とブリッジができるように練習してください。
壁倒立とブリッジができるようになってから、バク転の練習を始めましょう。
バク転の練習は、一人ではできません。必ず、補助が必要です。
補助がいない場合は、練習しないでください。

まずは準備運動をしましょう。
バク転は、全体重が手首にかかります。手首の柔軟体操をしっかり行ってください。手の甲を床につけて、肘をしっかり伸ばします。体重をかけて、しっかりと張った状態で手首を床と水平にしたまま、手首を回転させてほぐしてください。できれば360度回転させることが理想的です。

次に、四つんばいになって、顔を上向きにしたままゆっくりと腕を前に伸ばしていきます。腰は後ろに引く感じです。一度もとの状態に戻したら、今度は腰を前に倒していきます。肘は張ったまま行ってください。腰と肩をしっかりとほぐしましょう。

次にブリッジをします。頭は床に着けず、床から浮かせてください。ブリッジができたらその状態で前後に身体を揺らします。

これで柔軟体操は終了です。

次に、バク転のポイントです。始める前にはイメージすることもできるようになるコツです。

・立ったままの状態で、手を上にバンザイするようにのばします。
・腰を曲げます。同時にバンザイした腕を肩の高さまでまっすぐ下ろします。踏み切るタイミングで手を遠くに振ります。
・膝は前に出さないように気をつけてください。重心は後ろ側に置き、床を蹴り出すときで床を押し出す感覚で行ってください。後ろに倒れる瞬間に身体が後ろに行くように蹴り出すという感じです。
・回転しているときは、背中が反るように意識してください。目線は床に手が着く場所に合わせてください。手の平は、外向きではなく、内向きに床に着けることがポイントです。
・マットや床に手が着いたら、倒立姿勢が終わった瞬間に身体の回転に合わせて、床を押して突き放します。肘を伸ばしたまま、肩の力で床を押すのがコツです。
・膝のクッションをつかい、足の裏全体で身体を支えるようにして着地します。

1日では無理!?バク転の練習のコツと注意点

バク転の練習はいきなりチャレンジすると危ないので順を追って行ってください。
いきなりチャレンジすると、恐怖心を生むだけでなく、うまく着地出来ずに怪我につながってしまいます。

ひとつずつ出来るようにしていきましょう。
必ず硬すぎる床や柔らかい場所ではなくマットなどの上で、また動きやすい服装で行ってください。

まずは、基本動作を身に着けてください。
座った状態から片手を着いて後ろに飛べるようになったら、今度は座った状態から真後ろに飛べるように練習してください。座った状態で行うことで、まず後ろへ飛ぶことの恐怖心を克服していきます。そして、手を突いたあとの下半身の動きをつかんでいきます。

座った状態で、上記のことが出来るようになったら次のステップです。
立った状態で斜めに飛べるように練習してください。出来るようになったら、立った状態で今度は真後ろに飛ぶ練習をしていきます。
最終的にこれができれば、バク転ができるようになっているはずです。

ポイントは、勢い良く後ろに飛ぶことです。上に跳ぶのではありません。必ず後ろに飛んでください。手をのばしたまま、顔を上げてください。地面に手を着いて、とんだ勢いで下半身が戻ります。これがバク転です。

バク転には、柔軟性や体力も必要となってきます。倒立の練習や柔軟運動を取り入れえて、基礎体力も作っていきましょう。

1日で習得できる!?バク転へのステップ

バク転の練習の前に側転の練習をしてみましょう。通常の側転が出来るようになったら、後ろ向きに立った状態から側転を行ってみてください。

次に、後ろ向きから少しジャンプして側転が出来るようにしてみてください。これができたら、先に片手を着いてからその手に乗るように回転するという練習をします。片手ずつ行ってください。

これが出来たら、片手ずつ行っていた手を両手で出来るように近づけていきます。側転では回るときに足を開いていましたが、足を閉じてそろえて回転する練習も加えてください。

ここまでがすべて完璧に出来るようになったら、勢いをつけて、両手で回転します。
少し斜め向きに回転していることになりますが、少しずつバク転に近づいてきました。

初心者がバク転をやる場合の練習方法

バク転を練習する際、「マカコ」から練習するのが初心者にはお勧めです。
「マカコ」はバク転に似ている技ですが、最初から片手を地面につけておいて、もう一方の手を振って後ろに回転する点が、バク転とは異なっています。

バク転を急に行うと、地面に手をつけるときに手首や肘を痛めやすいので、まずは初心者にはマカコの練習がお勧めといえるでしょう。

マカコはバク転で手をつけたあとの状態の練習ができるだけでなく、後ろに飛び込む恐怖になれることができます。
また、足の着地をしっかり練習することもバク転時の怪我防止につながります。

手をついた後も、油断は出来ません。イメージトレーニングをしっかり行い、バク転の前にマカコを練習するのも、初心者だけでなくバク転を安全に行うために大切な練習方法といえるでしょう。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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